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<百俵>

2020年06月27日

百俵

1
いきなり百俵の精神を語り始める男がいる
米つヴ100粒納豆や卵かけご飯にして食べて
http://www.city.okayama.jp/museum/nagaoka-hanabi/kome.html





2
元号が変わっても借金などが帳消しになる訳ではない
微妙にゴージャスな駄菓子屋が開店する
自動ドアの反応が少し速くなったり
Wi-Fiの通信速度が上がったり
地味なことが何気に嬉しかったりする




3
ダルイナダレヤネン
ダルそうにしてごっろごっろ転がる
わっさわさ跳ね返って
ネパールの紅茶を摘む人の名前のように
知床知らんねん





4
久しぶりに意識が戻った
今生きているという認識によって
どうして生きているのかと考えると
どこかの惑星の上に立っている感覚に陥る
仮想空間ではもう既に無重力が仮定されている
言語能力は子供の頃から全く成長してない
これがずっと言いたかったことです
どや顔で白い教室の白いスーツの先生が白いプリント配って終わるだけの授業




5
黄色い服は結構重要で
目まぐるしく流れる生活に微かな休息を与える
黄色いパジャマを着て寝る
黄色い本を読んで寝る
良い夢が見れるように




6
自然と安雲の悪者になる
暗雲の台風により
大陸に上陸する前に夢から覚める
自然と眠っては自然と起きる
南雲の太陽
九州のいよかん畑



7
未来は骨しかない
化石のように動かないのは未来か私か
恐竜のような獰猛な生物は生き絶え
私たちはひっそりこそこそと
細くて白い骨で語り継いできた
どこまで続くかわからない
強くて獰猛な骨が
一瞬未来を担うところだった




8
朽ちた地にはいにしえの遺跡がある
よくありがちな設定
古代人がたった一つだけ大切にしているものがある
クレオパトラの右眼は金でできているように
現代人と見え方が違う
普通に鼻水が詰まってそばやうどんを同時にすすったような音が出た



9
延々とプリンの何て言ったらいいのかわからない部分を食べ続けている
離れたところ
近いところ

手前
カラメルソースに行き着くまで
全部同じ
苦味は終わりのサイン
妙に疑い深い
妙に味わい深いバットエンド
来世というものがあるのかどうか
妙に疑い深いところだが
妙に信憑性もある
ある
新しいものを買いにいけばいいだけだから





10
器がとても小さく私はいつも小盛りのご飯を頼む
大きい器なら今ごろ天真爛漫に中華屋でも開いているだろう
カンフーの男や女は大きな道場で稽古している
日本人の場合それらに海苔の佃煮を乗せて踊る



11
どうあがいても地球は汚染していきいつか滅びる
なので地球のコピーしたようなのがもう一つ欲しくなる
今はいらないけど
論文や提出書類などのコピペ
デスクの引き出しから取り出す
新しい年号になると銭が活躍する
一人だけ銭に換算してくるやつがいる




12
我慢にもいくつか種類がある
ブランコの上で子供をしょって
醤油と味噌を足した 引き算だけの倉庫
地下で子供が営む店の方が賑わったりする
大人は地上のブランコで黄昏る
我慢をするための我慢
漫画を描くための漫画
今まで何のために生きてきた
これから何かのために生きていく
途中で死ぬかもしれないけれど



13
こんな風に DSC_0003.JPG





14
全部練習だと思えばいい
そうすればどんな矛盾も受け入れられる
心の器の問題かと思われがちだが
私は練習不足なのだと思う
猛特訓の末
いずれ感情も痛みも無くなり
本番を迎えた時
銀河に駐在する時の流れなどを変えてみたくなる




15
特に変わりはない
意地は生きれば生きるほど強くなる
自然と年号や時代は変わっていくから
議論する気はない
まじで
最強のツンデレ




16
平成は割りとゆるキャラが多くできた年号だったといえる
令和はどうなるかな
今後はゆるキャラの数が指標になると思う
数十種類のゆるキャラ達が一斉に近寄ってくる



17
割りとこれもギャンブルである
確実な道を選ぶならギャンブルなどしない
悩みそのもの
なぜか幸せを求めていて
不幸も背負う
未来はわからない
とにかくわからない
幸せになるか不幸になるか
どちらに転がっても受け入れられる覚悟を決めること




18
国会議事堂の電光掲示板で遊んでいるやつらがいる
しかもポケモンを育てている
しかもそのまま新しい大会にエントリーしてバトルを始めようとしている



19
奇抜な人たちが祈りを捧げている
ラムネとサイダーを並べて打ってもばれないように
地下の自転車置き場
新しい住人
ラムネとサイダーの炭酸が恋しくなるように




20
うつむくひと
買い忘れたもの
それらを羅列して
床に置いた搬送される憂鬱をしっかりと握りしめ
空高くはばたくけど
上は向かない
ひょっとしたらそれは生涯売買などでは手に入れることのできない
代物なのか
欲望に勝てば
それだけでいいのか




21
運命を知るひと
きんきらの飾り物
運命に委ねることしかできない
風も吹かない真空の空
運命を知らなければ風もない
暗闇を飾る乾いた静止画みたいに
風に揺れる菖蒲の花
私が全部学んできたことなんて無駄になる
運命を切り裂く
きんきらの飾り物
IMG_20190411_221048.jpg




22
基本にしてくるやつらがいる
その中に私がいても私もそいつらと同じように基本を促す
そいつらは海や山を渡ってくる
私も誰かも
基本がわからなければ教科書などを使ってわからせればよい
基準を下げるか上げるか
精神から目を背け
時を戻すか進めるかの違い




23
夏祭りの日程が全国で被って
花火や灯籠が灯りまくり
縦笛や太鼓の音が鳴り響きまくり
バンバンバン!
ヴォーンヴォーン!
ピュルルル…  ドン!
隣国まで響く!



24
結託さえすればこっちのもの
結託さえしなければそっちのもの
アメリカ以外の国でアメリカを総叩きすれば世界は丸く収まる




25
バスが横向きで走ってくる
ドリフトしてくる
正義のトラックとそのまま合体して縦向きに走る



26
朝は冷え症にかかり
昼は熱中症にかかる
夜はアルコール依存症などにかかり
三勤交代制の看護婦の顔を覚える



27
筆を持つなら青がいいだろう
ほとんど海だから
好きな色は青それ以上
夢を持つなら広い海に
どこまでも広がっていくそれ以上




28
過ちがあれば それは素直に生きていくための道具
素直に受け止め背中に付けて羽ばたくための翼
変に変えようとすると
羽ばたく鳥が羽根を1枚
地上に落とし去っていく
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29
暗闇の中で力尽きる男は次の晩には復活するから
むしろ大歓迎である
バイトのシフト表を受け取るように
なかなか働き手に困らないやつなのである




30
けど私は忘れていない
何のためにずっと忘れないでいたか
それは自分のためだが
民主主義の日本のためでもある
忘れる時のイメージが湧かない
忘れるためのイメージは沢山したのにあったのに
どけ




31
批判は最終手段である
この世界に核を持つ国があるように
批判という選択肢がある時点でまずい
核が存在している時点でやばい
危機管理能力があった
他の生物に対して
今もある
同じ人類が作ったオモチャに対して




32
孤独花は誰にでもなれるが
人以外でもなれる
誰でも孤独になれる
人には好かれない
自分で愛しただけ
ジャングルにたたずむラフレシアみたいに
花は咲いても孤独には慣れない
他人に愛されれば
もうそれ以上賢くならないで済む



33
そもそも間違っていること
それは戦争が終わって壊滅状態から立て直した
精神的な美しさ
忍耐強さ
無の中から希望を見出だした国
そしてその状態のまま現代までやり方を変えていない
そりゃ甘い蜜吸われますわ
非国民に
非国民と呼ばれるだろう
非国民に




34
無理矢理飲み物をコーヒー色に変えて
砂糖やミルクを加え
自販機でいつも買ってる
毎日缶コーヒー代失う
死ぬまで一生



35
変えてはいけないもの
指示や命令などしなくてもわかるもの
限りなく相手を尊重し
限りなく相手を貶しても
限りなく愛し
限りなく愛さない
指標となるものが一つしかない虚しい世界
みんな黙る
人格は一つしかないけど 生命はたくさんあるみたいに
今日ばかりは積極的な人も黙る。
だから今日は私が乗り出す




36
細分化した幸せを繋ぎ繋ぎ一つの球体にし
その大きな宝玉を輝かす
だから全部いっぺんに肯定も否定する必要はない
一つ一つ砕けた欠片を集めている真剣な眼差し
一つ一つ砕いて欠片を集めている記憶
いつだって本気だ
全部いっぺんに肯定も否定もする
やり方はいつも変えない




37
最初に嘘をつくひと
嘘だけど本当
祭壇前の階段を登る前の心境
最初から嘘をつかないこと
嘘は一回しかつかない
二回目以降は全部本当




38
悲しい現実
2進数でごまかしたい
乱数があるので
せめて戦う
時間を戻すことのできる
死んだ葉



39
セピアメッセージ
緩やかに流れる時間は珈琲を淹れる時間に比例し
写生された景色から抽出される
収穫のできない栽培園から
ほのかに香るメッセージに人々は驚愕し
今すぐにでも引き止める
いつも苦い
苦しい訳でもなく
悠長に流れる時間は颯爽と流れる川の流れに比例しない




40
ゆっくりという法則性を誰も解明できないまま
この国は滅びる
または栄える
ゆっくり増える喜び
ゆっくり消える喜び
ゆっくり増える悲しみ
ゆっくり消える悲しみ
平和が約束された地にゆっくり葉が散り
花が咲くように
いずれ知る事実を誰も知らない
プロがいないので
その法則性は崩れないし崩せない


41
重火器屋の隣にバキュームカーが売ってある
意外と軍人や主婦の間で人気で
交じらす穏便な想い
ほとんど洋風の文化を取り入れた生活を過ごし
生涯を終える




42
夏の隕石が落ちた公園から珍しい古墳や化石などが見つかるように
夏の夕は焼け焦げた跡地
気にならない陽射しは地面をえぐり
枯れた草木やくたびれたベンチ
昔猿が戯れていた
恥ずかしいほどの影



43
薄皮一枚で戦っている
平凡な生活を送っている
生死の境目をいつも表現している
表現を辞めればそれはすなわち死を意味する
マントをたなびかせては
1つ謳い
花の香りのする次の町へ赴く



44
氷水公園には水で濡れたアスファルト
それ以外残らない
それ以上増えない減らない
凍りついた氷の芸術品
風鈴の鳴る涼む夏
手で溶かしてしまう
気温で溶かしてしまう
いつも失敗してばかり
けどいつも成功してばかりなのよね




45
夏は気を付ける
水の事故が多いから
うぬぼれてはいいが溺れてはいけない
水に弱い天狗は鼻の下を伸ばし
森林の木の上で誰かを待ち伏せしている
朝になるとやってくる
暗がりのベッドに射す光
いつか会うんだろう
その日まで謙虚にうぬぼれることなく




46
戦争は経験がないが日本は戦争を経験してよかったと思う
戦争で亡くなった人はたくさんいる
爆弾や銃弾の数より多い傷跡はいつまでも癒えることはないだろう
傷が癒えたのか鈍感になったのか賢くなったのかわからないが
いつまでも戦犯を探すのはやめろ
いつまでも何かに頼る訳にもいかない
悔しさを糧にするならば
1つも否定することはない
強い気持ちを持つこと
一番悲惨な状況を乗り越えたのに
もはやこの国の住人は魂のみで生きつらねていると言うのに
何に怯える必要があるというのか




47
芋を食った後たしなめる
ペースト状のスイートポテトを焼き
ゆっくり熟成させながら待つ




48
決め手になるのは空白
なにもしない
なにも思わない
夏は涼しい空間にいるだけで空白




49
はりぼての地球
地球温暖化で食糧難がやってくるというのに
未だに大食い早食いするアホども
結局は何か生産価値がある訳で
巨大なゴリラを48匹用意して
訳もなく暴れさせる謎のブリーダーと同じ
巨大な動物園の中に全国各地を巡業するサーカス団が
入り込み無理矢理ショーを始める





50
半分過ぎるとエネルギーが掻き集まっているのが肌で感じるようになる
エネルギーがエネルギーを生む
発電所の中にさらに発電所を設ける
根気以外何物でもない
目的も欲求もない
白目のまま道路交通法に乗っ取り
謎の道を進む




51
視力が落ちてきたのでそのままモザイク画でごまかす
言い訳ばかりしているとモザイクだらけの人生になる
言い訳をやめて一枚の画用紙をいたわる




52
炎の村
井戸がまだある村
心の底から涌き出る水
赤いロープウェイがまだ
人々に勇気を与え続けている
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53
100個優しくしたら99個に減って返ってくる
逆に99発殴ったらそれ以上に増えて返ってくる
あくまで極論で
人生は途中の過程を楽しむゲームなので
迷っている時というのは人間という生物の極地に立っている状態とも言える



54
遠隔操作が可能な翼を装着させられ自由を奪われる
自分の意思で生きたいのなら
地下世界の城壁で囲まれた街で暮らせ



55
完全証明したらその証明書が未来で待つ
ポストに投函する時に
渦巻く煮沸物に引き寄せられ
思ったような行動は取れなかった
関節の指が動かない
そのまままっすぐに今頃証明書が届く




56
消費税高過ぎて100均しか行かなくなったやつがいる
街角のパン屋の香りがして
チャリンコでクールミントのガムを噛みながら
野良猫の愛撫のように





57
金を集める意味がないなら
早めに金がないという理由でこの世を去ってもよい
割りと集約した答えを人は出す
一生のうちに自分にとって大事なものを見つけ出す
きっとその内に金という答えが割合を占めると思う
金があればなんでも揃うからだ
本当に金がないとき金は寄ってきたか?
自分から取りに行っただろう
死の数だけ硬貨が増える
ゾンビのような紙幣が年々増えている




58
鋼鉄の鏡を照らし続けている見えないもの
もしそれが見えるものなら信頼と呼ぶ
私は誰も疑わない
正確には疑う力や権力がない
信じられる現実がない
もしあるとするなら
見えないものを言葉にすることくらい
ロープウェイの開通式綱渡り
隙間を潜るトカゲ




59
白い宝石
ダイヤモンドより硬い
それはなんとなく言いたいことがわかるように
強く言い過ぎたり
何も言えなかったり
また新たに白を汚す人間の獰猛さ



60
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白は便利な色





61
ダブルウィンド
常にヒントがある
その人なりの風を集め大きな風にし
指先で封じ込めて眠る
また起きれば
瓦礫の山のすきま風
手でどかし突き進む




62
いきなり閉まるシャッター
密輸人の足元が見えた
明日はもっと早く来いというメッセージ
鐘が鳴るカルネの森の守護神を起こす




63
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64
毎日メインディッシュを食べているのに
一向にディッシュは来ず
サブディッシュのロールキャベツらしきものばかり食べている
実はそれは風が渦巻いていて
食べたり集めたりするのが
ディッシュへの近道だと思っている




65
つらみしかない99%果汁ジュースにたった1%の果汁を加えるだけなのに
その作業をやめたらまるで100%果汁ジュースを飲んでいる気分になったが
残りの1%が気になりまた容器に戻した




66
わりと良さそうなことしかしない
選択の毎日なので一時も判断を誤ってはいけない
誤りすぎてもう取り返しのつかない状況になっても
わざと暗い顔をするのもあり
意外とそれは難しいことで
心は砂漠のように渇れているのに
歩き続けるのと同じ
人は星の数ほどいる
生きている内に死んでしまって
星の数は意外と少ないこの夜空に生きる





67
止まっている飛行機を見てみんな焦っている
金も成果も挙げなくてはならない
割りとそれが赤道などの境界線で
みんなその電線の上を歩く
動き出す飛行機はとても爽音で
自由に人種や言語越えて世界各地を旅する



68
真珠や宝石をあげた方がいい豚
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69
残っている力で抗う
何もかも奪い去られるし奪い返す
幼稚な自分がいる
ずっと抗い続け大人になっていくのなら
人は弱いまま
戦い続ける


70
暗闇でお金持ち
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71
宇宙の果てのラブソング
恥ずかしがって言えない
100年後の魔法のじゅうたんの上で足場を固め歌っている




72
たこ焼きをよっつ落としたら
即座に四粒口に入れる
祭りの露店もよっつ出店したら
長い祭りもたくさんの催しものがある
クラッカーで祝う





73
宇宙戦争とか大分遠い未来の話
小学生でもわかる戦争の結果
誰に負けるのか
今生きているのがとても奇跡に近いくらい
孵化したばかりの雛のよう




74
りんごの花は毎年咲くが
傲慢な私はリンゴを貪り種だけ吐き捨て去る
去年や来年も同じように咲き
腹を空かした私は実になる前に会いに行く





75
炒飯を炒めておいて
どこかに出掛ける
惣菜屋に
揚げ物の匂い
街灯は暗くなって香水の匂いがする
野菜をたくさん刻んでおいて
湯麺スープの湯気
みんな好きなもの




76
割りと自分でもぎ取るもの
自信はなくても地球はひっくり返り何かあなたに教えているつもり
どこまでもワガママでもいつまでもそのままではない
まんべんなく降り注いでいるつもりでも行き届かないことはある
できれば数秒で済ましてくれ
目標に向かって歩いている炎が
ガソリンを燃やし突っ走る




77
自分に甘い人間は自分を殴る
他人を殴るから遠回りして自分に返ってくる
サンドバッグみたいな人生を歩んできた人からすれば
他人のことなんてどうでも良くて
そいつに殴られたとしても
秋の赤とんぼの詩みたいにどこかに翔んでいくようにしか見えない





78
悔いがあるのは当たり前でそのままの道を行けばいい
たらればとか意外なこともない
もしあるとするなら
それは他人のことだろう
自分のことなのに他人にすがる
するめのような人間を食べてはいけない




79
エメラルドブラックグリーンを欲する
湖を映す
真夜中の柄
髪の長い女はハープを弾き
垂れた音譜
短い間に哀しみを綴る
切に短く儚い絵



80
剣道のホイッスルが鳴るといきなり素手で殴りかかった
プロレスのゴングが鳴っても竹刀で叩いてくるやつもいる



81
過去作
時は戻らないが時間ならたくさんあるので
どっぷり浸かることができる
時間があるなら貸し借りの概念を全く無しにしたい




82
期限があると
期限内に納めた後
また期限が発生する
期限が無ければ
自分で期限を定め
それ以内に遂行する


83
皆子供だから大人になる必要はない
そういうことを言うとひとつも大人な部分が無いと思われがちだが
実は子供らしさがないとも取れる
ハングドマンの言葉


84
簡単に見える世界ほど複雑で
難しく見える世界は容易
人間に完成された世界など用意されてはいなく
この世に取り残された工具が
人間の家屋を築き始めている




85
大踊り場
持参のシート
踊り子やバニーガール
大一番で太鼓判を押す
大踊りが目に入る




86
防衛本能はトカゲ人間には働かない
無賃で永遠と働く
ファンタジー映画の轟
不平不満無く働ければ良い
永遠と嘆くファンタジー映画のトカゲ君



87
まともに一つ一つ海岸で拾った石を
まともな丸い星にする
海の家のオヤジ
日が暮れてもラジオを止めず
客も泊まらず
ヒトデが足らず
手離す名残惜しまず
手作りの海岸



88
一日23時間
残りの一時間は貯蓄しておいて
いずれ使う
地面に背中をつけ
肩の力を抜き、足のつま先は天井に向ける
そのままスッと目を閉じて
良い言葉を吐く




89
パイナップル地獄からライチ天国に本拠地を移す
誰にでも好みはあるように
なかなか忘れられないことがあるように
とげとげしい皮ごと食べても
そこは地獄であることには変わりないし同時に
天国であることにも変わりはない




90
一人一万票くらいもってるやつがいる
しかも適当に投票する
なぜそんなにもっているのか
それは不平等に感じてはならない
増やそうとしてはならない
むしろ少ないと思った方がよい
実はすごい威厳を持った人が神社のくじみたいにたくさん持っている
全ての個体を同価値として扱えばそんなことは生まれないが
どうしても埋まらない溝があるので
感情の数で我々は埋める



91
地獄を走ってきた人に地獄と言うのは失礼なので
さらに地獄を走る
ひたすら走る
素晴らしい今があるのはあなたに敬意があるかどうか




92
鳥がギャーギャー
人はわーわー
割りと真面目に翼はいらない



93
安い平和でいい
高い平和は悪魔と天使が住み着く厄介な世界
危険な書物は全部帝国図書館に預け
人々は平穏な日々を送っている



94
立体的な箱の中身は倒れたビルや学歴
標識の向きはまちまち
風向きはいまいち
ゆっくり早く
窮屈に広々と
全部倒れた平面に
触れない方がいいピラミッドの歴史などに
立体的な瞳がこちらを見つめる
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95
ショールームで優しい木漏れ日
家賃を払って猫と暮らす
足りないものは別れの涙




96
ひんやり

冷麺
待つ男の末路は
じんわり





97
少し
どれくらいかわからない
他人のことなんか1%もわからない
自分のことは少し2%ほどわかろうとするけど
極小
ダイヤモンドみたいに
そんなものは滅多に手に入らず
自分に翡翠やターコイズやサファイアなどをプレゼントして終わる
少し




98
ハサミで布を切る
シルクロードなどを
ポピュリズムもリズミカルに
乾燥地帯のターバン持ち土産に



99
雷鳴が頭上に落ちて
それからずっと地上には生物を残して
雷鳴が鳴り続いている
聴こうとすると一生が終わり
肉体を残して鳴らす


100
今宵月の下で
狼が吠えている
百獣の王になったが
それに気づかない奴等がいる
狼の背後
さらに後ろ
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posted by 柊太郎 at 23:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 百俵

例え話

適当なことができなくなった
好きなことだらけになった
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