円形に広がるけど
また円形には戻らない
形にこだわらないのならそれはそれで都合は良いのかもしれない
仕方なく生きてるヒトデ
ヒトデももう海では待てず白い砂浜で踊ってる
ダンサー達が嫉妬して海に返すまで
もはや敵無し縦横無尽に暴れまわる
2017年06月27日
2017年06月26日
2017年06月25日
無期限無懲罰
このまま行けば人間になれるのかしら と月見草がぼやく
人間は時間ばかり数えているけれど 少し空白があるだけで疑ってしまうの
白くて凛とした水仙の花を見なよ 私もそのようになれるのかしら
きっとなれるよ このまま行けば人間に
疑いも増えるけれど信じれることも増やしていこう
人間は時間ばかり数えている月見草 私は空白が無いだけで信じてしまうの
もうすぐ人間に成る 暗雲立ち込める中 雨に打たれる白黒の花
黒くて凛としている水仙
もうすぐあなたになれる
そう信じると同時に
再び別れも告げる
人間は時間ばかり数えているけれど 少し空白があるだけで疑ってしまうの
白くて凛とした水仙の花を見なよ 私もそのようになれるのかしら
きっとなれるよ このまま行けば人間に
疑いも増えるけれど信じれることも増やしていこう
人間は時間ばかり数えている月見草 私は空白が無いだけで信じてしまうの
もうすぐ人間に成る 暗雲立ち込める中 雨に打たれる白黒の花
黒くて凛としている水仙
もうすぐあなたになれる
そう信じると同時に
再び別れも告げる
薄荷
1時間前のハッカアメ
12時間後もハッカアメ
薄荷は薄命で1日13時間しか生きられない
馬鈴薯を運ぶ荷車が帰路に着くまで
薄氷の朝は雪で象り
薄荷の夜は朝まで眠る
ひんやり冷たくて鼻までツーンと来る
会いに来た頃にはもう何も見えなくて
麦わら帽子を被った白いワンピースの女もお花畑の花売りではなくて
ひんやり冷たいその素肌が今日の夜まで
明日の朝まで
すぐに溶けてしまうこの1日を抱きしめて
12時間後もハッカアメ
薄荷は薄命で1日13時間しか生きられない
馬鈴薯を運ぶ荷車が帰路に着くまで
薄氷の朝は雪で象り
薄荷の夜は朝まで眠る
ひんやり冷たくて鼻までツーンと来る
会いに来た頃にはもう何も見えなくて
麦わら帽子を被った白いワンピースの女もお花畑の花売りではなくて
ひんやり冷たいその素肌が今日の夜まで
明日の朝まで
すぐに溶けてしまうこの1日を抱きしめて
2017年06月24日
ちまき
ちなみに悲しいことを巻いて食べる男がいる
ちまきは常に喜びに包まれている
ちなみにちまきを食べたことはあるだろうか
ちまきをちなみに食べたことはあるだろうか
ちなみをちまきにする男がいて
ちまきを確実にちなみにする男もいる
ちなみに何もかも丸め込んで食べる男もいる
ちまきは常に喜びに包まれている
ちなみにちまきを食べたことはあるだろうか
ちまきをちなみに食べたことはあるだろうか
ちなみをちまきにする男がいて
ちまきを確実にちなみにする男もいる
ちなみに何もかも丸め込んで食べる男もいる
クリーム
クリームみたいな生き方の男は
やはり第二の人生もカスタードクリームのような生き方をする
練乳がいつもより5%増量中
もう一度クリームに戻って比較してみても
よく違いはわからない
人がよく将来に不安を持つように
昔を懐かしむように
実は昔から何も変わっていない
クリームのような男を見つけたら喜ぶといい
他人の認識が無ければ自信なんて生まれないけど
また過去と同じことをしていれば
もう一度クリームのように戻って
昔の自分と比較してみてもいいんじゃないか
オレンジピューレカスタードクリーム
やはり第二の人生もカスタードクリームのような生き方をする
練乳がいつもより5%増量中
もう一度クリームに戻って比較してみても
よく違いはわからない
人がよく将来に不安を持つように
昔を懐かしむように
実は昔から何も変わっていない
クリームのような男を見つけたら喜ぶといい
他人の認識が無ければ自信なんて生まれないけど
また過去と同じことをしていれば
もう一度クリームのように戻って
昔の自分と比較してみてもいいんじゃないか
オレンジピューレカスタードクリーム
伏魔殿
たどり着きたい場所があるなら
簡単にたどり着けそう王の座まで
すぐに終わってしまいそうな儚い命
たどり着いた赤色の悪魔と
これから目指す青色の悪魔が
螺旋の刹那を描きながら
ここから離れる
青と赤の生々しい鼓動がこれから明日を支配する
私もここから離れる
すぐにまた終わってはまた始まる
ため息の大砲 空に放つ
泣いている伏魔殿
紫の悪魔がぎらぎらとこちらを見つめている
もうどこにも行かない伏魔殿がこれから明日を支配する
簡単にたどり着けそう王の座まで
すぐに終わってしまいそうな儚い命
たどり着いた赤色の悪魔と
これから目指す青色の悪魔が
螺旋の刹那を描きながら
ここから離れる
青と赤の生々しい鼓動がこれから明日を支配する
私もここから離れる
すぐにまた終わってはまた始まる
ため息の大砲 空に放つ
泣いている伏魔殿
紫の悪魔がぎらぎらとこちらを見つめている
もうどこにも行かない伏魔殿がこれから明日を支配する