薔薇の会釈
野原に咲いた薔薇の背中
通り過ぎたお花畑
どこかへいったこんぺいとう
野原と共に列車に乗った
プレゼント用のパンを買うと
次第に減る祝福を貰った
子供は僕にプレゼントをくれた
ふっくらした大きなパンを食べ始めた
話題は採れたてのレタス
みずみずしい青が台所に届くまで
太陽は黙り込む
雨を降らせるもう一つの恒星は
おしゃべりが止まらない
私達の手に届くとき
ハッピーエンドに涙を流す
明日のために頂くなら
フレッシュな話題が止まらない
こんな辺境の地に人などいない
それを確認したら折り返し
やってきた道を辿る
それの繰り返し
終点のメロディ
何回も鳴る
繰り返し繰り返し何回でも鳴る
あまい
ライオンの近衛隊が生命に対して激昂している
しかめっ面のライオンは
鎧や兜を身に纏い
羽根が生えていて空を飛ぶこともできる
荒野を駆け巡る
へらへらしてる飛び魚でさえも
海だけでなく空も泳ぐ
にがい
寝て遊んで笑ってる僕も
飛んで泳いで走る
直角に
水平に
空も海も山も
あの地平線と同じように生きたがる
こんな仮想の世界でさえ
黒い草や黒い花が生い茂る
黒い明日もまた
時計台の作業員達がせっせせっせと歯車回し
アナログ時計からデジタル時計
デジタル時計からLED
僕らは妄想している
一秒たりとも休まず働きかけている力の上で
ブリキが動く
新しいメカもそれにつられて動く
日本列島縦断する
メタリックカラーの無機質な日中に
どうやら赤や白などの旗を携え
明日の天気を知らせるものらしい
けどなぜか昨日の雨のような
懐かしい色のような
北海道から沖縄まで撫でるようにゼンマイ回す
車掌は急に方向感覚を失う
そこは崖だったから
虹の線路に乗って新しい大陸を迎えると
再び方向感覚を取り戻す
そこはトンネルだったから
平衡感覚は失わず旅は続く
汽笛の音を響かせて
急にトンネルや森や山を突き抜ける
車掌は新しい大陸の地図を完成させるのに必死だった
最後に映画を見る
遠くかけ離れた黄緑色の高原で一人
フィルムを巻く音は
どこまでも響く
青か赤か白か紺の私は
シネマの空の下
最後に残ったのは
花火が上がった
最後まで映画を見ていた
2017年08月31日
2017年08月27日
ひとつめのヒュー
少し不安になる
一日が終わると
少し残せる
ゆっくり一日が終わるように
ゆっくり明日も終わるでしょうか
灯台を貸し切り状態にさせてもらう
そしたら少し
トンビやツバメなどのシルエットが浮かび上がる
持ち寄りまして
今日この元日まで
装飾品や装飾音だらけの贋造されたもので
現実も現実味が無いといへばそこまでだが
手持ちぶさたで
0000年まで今から伺わせていただきます
パラダイスを内に秘めている
一番近いようで近所にある無人島
実は試したことがなかった
綺麗な砂浜の塩の味
少し大人になれたかな
海の味
軽やか
だけど軽すぎて紙芝居
宝の地図なんだけど
夕陽に照らされ消えていく
もう紙芝居のオチは考えてあるんだけど
軽やかに消えていく
それなのに消えない
ステップを踏んだり帽子を被ったりして
夕陽が照らす宝の地図に黒い線を残す
炎を食べる猫が海や山や空の向こうにいる
炎が消えたらどこかに帰る
あるべき場所に帰る
海猫山猫空猫
あの燃えている太陽を糧にして
難しいことを話してもしょうがない
議員と同じスーツを着ても拉致があかない
裸でここまで来れる訳がないだろう
Tシャツにジーパン
今日もありがとさん
花火で冬を炙った
かき氷
大切な人を探している
花よりかき氷
一日が終わると
少し残せる
ゆっくり一日が終わるように
ゆっくり明日も終わるでしょうか
灯台を貸し切り状態にさせてもらう
そしたら少し
トンビやツバメなどのシルエットが浮かび上がる
持ち寄りまして
今日この元日まで
装飾品や装飾音だらけの贋造されたもので
現実も現実味が無いといへばそこまでだが
手持ちぶさたで
0000年まで今から伺わせていただきます
パラダイスを内に秘めている
一番近いようで近所にある無人島
実は試したことがなかった
綺麗な砂浜の塩の味
少し大人になれたかな
海の味
軽やか
だけど軽すぎて紙芝居
宝の地図なんだけど
夕陽に照らされ消えていく
もう紙芝居のオチは考えてあるんだけど
軽やかに消えていく
それなのに消えない
ステップを踏んだり帽子を被ったりして
夕陽が照らす宝の地図に黒い線を残す
炎を食べる猫が海や山や空の向こうにいる
炎が消えたらどこかに帰る
あるべき場所に帰る
海猫山猫空猫
あの燃えている太陽を糧にして
難しいことを話してもしょうがない
議員と同じスーツを着ても拉致があかない
裸でここまで来れる訳がないだろう
Tシャツにジーパン
今日もありがとさん
花火で冬を炙った
かき氷
大切な人を探している
花よりかき氷
2017年08月25日
スライスムーン
ぎざぎざ
ばらばら
月のかけらを集める旅はなんと平穏を得る旅だった
月が満ちる頃足場の無い月の上に立つ
新しいアポロ計画を立てる
道の無い駅の上では紺色の温泉やプールがある
それを売りにしているが
人の思い出にじっくり浸かるように
夕焼けに染まる草原や通学路や公園に
わざわざ駅を設けてくれる
止まってくれる
明日は見知らぬ土地へ出掛けようと思うんだ
そして決まったあることを言おうと思うんだ
貿易センターの関所のど真ん中でいきなり一発芸をする
次々と輸入品がやってくるのに詰まって滞る
夏の風物詩
生きているのか
死んでいるのか
メッセージはか細く透明に
生命の星に不透明なものはない
僕の場合少し濁っているけれど
銀色の家に住んでる
金色の猫は私にわたしたらしく
空にそらした
猫が買い物をしてる
私は銀色の家に住んでる
空から雪が降ってくる
雪国以外の人々は歓喜する
秋ごろ雪国の人々は心配する
嫌みったらしく
今年は雪は降るかねえ
晴れた日に雪が降る
雪国以外の人がもったいげに降らせてる
僕らの手元にももう僅かな雪しか残ってなくて
もったいげに降らせてる
ばらばら
月のかけらを集める旅はなんと平穏を得る旅だった
月が満ちる頃足場の無い月の上に立つ
新しいアポロ計画を立てる
道の無い駅の上では紺色の温泉やプールがある
それを売りにしているが
人の思い出にじっくり浸かるように
夕焼けに染まる草原や通学路や公園に
わざわざ駅を設けてくれる
止まってくれる
明日は見知らぬ土地へ出掛けようと思うんだ
そして決まったあることを言おうと思うんだ
貿易センターの関所のど真ん中でいきなり一発芸をする
次々と輸入品がやってくるのに詰まって滞る
夏の風物詩
生きているのか
死んでいるのか
メッセージはか細く透明に
生命の星に不透明なものはない
僕の場合少し濁っているけれど
銀色の家に住んでる
金色の猫は私にわたしたらしく
空にそらした
猫が買い物をしてる
私は銀色の家に住んでる
空から雪が降ってくる
雪国以外の人々は歓喜する
秋ごろ雪国の人々は心配する
嫌みったらしく
今年は雪は降るかねえ
晴れた日に雪が降る
雪国以外の人がもったいげに降らせてる
僕らの手元にももう僅かな雪しか残ってなくて
もったいげに降らせてる
2017年08月24日
トッピング
今日は
今日もトッピングだけだ
川原の岩と岩とを飛び渡って
向こう岸に辿り着くまで
もし誤って川に落ちてしまったとしても
アイスクリームにトッピング
このまま行くと確実に足を踏み外す
他人の経歴など見ずに特殊な問いかけをしてくる
「覚えたことはどこにしまうか」
頭の中
ノートの中
冷蔵庫の中
冷凍庫の中
文字は凍る
生き別れの家族をまるで探しているかのように
文字を冷凍庫にしまっている
気休めにアイスクリームを取り出して食べ始めた
後ろ姿と前姿を同時に見る
シナモン並みに苦い
明日食べるはずだったアイスクリームをもう一本冷凍庫から取り出して
ブラックコーヒーと共に食べる
大切な明日はほろ苦い
わしづかみで未来を奪った
夏は未来を奪いまくる
瞬間冷凍
春夏秋冬
24時
冷凍庫に張り付いた霜さえも
雪の街を彩るように
手際よくロボットのように働いているように見えるが
一年中
夜の雪の街を彩る
ほのかな光のわっかを降らせている
今日もトッピングだけだ
川原の岩と岩とを飛び渡って
向こう岸に辿り着くまで
もし誤って川に落ちてしまったとしても
アイスクリームにトッピング
このまま行くと確実に足を踏み外す
他人の経歴など見ずに特殊な問いかけをしてくる
「覚えたことはどこにしまうか」
頭の中
ノートの中
冷蔵庫の中
冷凍庫の中
文字は凍る
生き別れの家族をまるで探しているかのように
文字を冷凍庫にしまっている
気休めにアイスクリームを取り出して食べ始めた
後ろ姿と前姿を同時に見る
シナモン並みに苦い
明日食べるはずだったアイスクリームをもう一本冷凍庫から取り出して
ブラックコーヒーと共に食べる
大切な明日はほろ苦い
わしづかみで未来を奪った
夏は未来を奪いまくる
瞬間冷凍
春夏秋冬
24時
冷凍庫に張り付いた霜さえも
雪の街を彩るように
手際よくロボットのように働いているように見えるが
一年中
夜の雪の街を彩る
ほのかな光のわっかを降らせている
2017年08月23日
停車駅
停車駅ごとに何やらパレードが催しされている
ただひたすら何かに惹き込まれている
ちくたくちくたく
時計の目盛と目盛の間に街があって生活を営んでいる
人間たちが言葉を失うと
動物たちも動かなくなる
管弦楽器を鳴らす哺乳類の動物達がきらびやかな夜の街を用意して待っている
変わったスーツを着た日雇いのピアニスト
ビスケット
砂糖は入っていなかった甘い果物入りのビスケット
次は何を食べよう
白黒のロールケーキ
階段の上り下りする音ももはや甘い音階
なぜかその街のBGMになっている
イヤホンもせず次の場所へ向かった
深海にある秘密の図書館
そこに辿り着くイルカ
今日もまた泳ぎ続ける
今日は特別に貸し切りで
水しぶきとイルカのマーク
入場券
馬が隣の惑星まで飛んでいった
単純に何の説明も無く
ただ眺めているのが好きだ
悠久の山で水を飲み空気を吸う
列車が途中なか故障した
こういう時どんな風に言えばいいんだろう
イリオモテヤマネコの発音に似た山道
茶色の休日
噴煙吹かせ
こういう時は悠久の風に乗って
吸って吐く
何も持ち帰ることはできない
猫に似た乗客が一人やってきた
仕方無しに停車した
雪でも降った
人々は足早に
寝床につく
少し面白がって
口笛と共に街を探索する
街灯は少し遅れて着いてくるけど
ほのかな灯りだから問題ない
見慣れた街に雪が降る
ただひたすら何かに惹き込まれている
ちくたくちくたく
時計の目盛と目盛の間に街があって生活を営んでいる
人間たちが言葉を失うと
動物たちも動かなくなる
管弦楽器を鳴らす哺乳類の動物達がきらびやかな夜の街を用意して待っている
変わったスーツを着た日雇いのピアニスト
ビスケット
砂糖は入っていなかった甘い果物入りのビスケット
次は何を食べよう
白黒のロールケーキ
階段の上り下りする音ももはや甘い音階
なぜかその街のBGMになっている
イヤホンもせず次の場所へ向かった
深海にある秘密の図書館
そこに辿り着くイルカ
今日もまた泳ぎ続ける
今日は特別に貸し切りで
水しぶきとイルカのマーク
入場券
馬が隣の惑星まで飛んでいった
単純に何の説明も無く
ただ眺めているのが好きだ
悠久の山で水を飲み空気を吸う
列車が途中なか故障した
こういう時どんな風に言えばいいんだろう
イリオモテヤマネコの発音に似た山道
茶色の休日
噴煙吹かせ
こういう時は悠久の風に乗って
吸って吐く
何も持ち帰ることはできない
猫に似た乗客が一人やってきた
仕方無しに停車した
雪でも降った
人々は足早に
寝床につく
少し面白がって
口笛と共に街を探索する
街灯は少し遅れて着いてくるけど
ほのかな灯りだから問題ない
見慣れた街に雪が降る
2017年08月22日
spring fruit
人は綺麗好き
左手にプティング
かんざしはスウィング
ステッキの先から感謝の言葉
朝から晩までそっくりそのまま
果物の実に包まれて栄養を摂っている
空気投げで各国の大統領が投げ飛ばされた
なぜか懸賞金は端でフラダンスを踊っていた人に渡された
しかも炭酸弾けるサイダー色の砂浜も添えて
海岸沿いとオープンカー
SPの人達が見張ってる
夜にならないように
ぶどうの房を一つ飛ばしでもぎとる
朝にならないように
オレンジの果汁が弾ける
昼間の光も目にしみる
毒リンゴを食べた
死ぬ一歩手前で思い出す限りの黒で覆い尽くされた
自然のベッドで寝そべる
呼吸音が聞こえる
ドックンドックン足音のように
誰も安らかに眠ることができず
ゾンビのようにわめいている
いつか夢見ていた
曇りの日に黒い沼 暗い草原で
沈んでいく休日
自然のベッドで眠っていた
何かの果実の葉っぱが水面でどこまでも深く沈んだ
目を閉じている方がましだ
こんな荒野
涌き出るような絶望に溺れているよ
目を閉じていたい
どこまでも深く
目を閉じたら
こんなことまだましだって
言ってくれよ
かき氷屋の親父が氷をごろごろ鳴らす音がうるさい
微かなちょうちんの灯りが
目を離した隙に消える
線香花火
もうすぐ夜店は閉まるというのに
聞こえてくる
子供達の
大花火
なんちって
懐かしレモン
売り払った賃貸をしぶしぶ
甘い柿で売り払う
未だに酸っぱいままの生活
渋くて甘い柿
しぶしぶぶぶぶしい柿とは違う
さらに干された干し柿並みに
渋い柿
左手にプティング
かんざしはスウィング
ステッキの先から感謝の言葉
朝から晩までそっくりそのまま
果物の実に包まれて栄養を摂っている
空気投げで各国の大統領が投げ飛ばされた
なぜか懸賞金は端でフラダンスを踊っていた人に渡された
しかも炭酸弾けるサイダー色の砂浜も添えて
海岸沿いとオープンカー
SPの人達が見張ってる
夜にならないように
ぶどうの房を一つ飛ばしでもぎとる
朝にならないように
オレンジの果汁が弾ける
昼間の光も目にしみる
毒リンゴを食べた
死ぬ一歩手前で思い出す限りの黒で覆い尽くされた
自然のベッドで寝そべる
呼吸音が聞こえる
ドックンドックン足音のように
誰も安らかに眠ることができず
ゾンビのようにわめいている
いつか夢見ていた
曇りの日に黒い沼 暗い草原で
沈んでいく休日
自然のベッドで眠っていた
何かの果実の葉っぱが水面でどこまでも深く沈んだ
目を閉じている方がましだ
こんな荒野
涌き出るような絶望に溺れているよ
目を閉じていたい
どこまでも深く
目を閉じたら
こんなことまだましだって
言ってくれよ
かき氷屋の親父が氷をごろごろ鳴らす音がうるさい
微かなちょうちんの灯りが
目を離した隙に消える
線香花火
もうすぐ夜店は閉まるというのに
聞こえてくる
子供達の
大花火
なんちって
懐かしレモン
売り払った賃貸をしぶしぶ
甘い柿で売り払う
未だに酸っぱいままの生活
渋くて甘い柿
しぶしぶぶぶぶしい柿とは違う
さらに干された干し柿並みに
渋い柿
2017年08月20日
ドラゴンスピリット
2017年08月14日
巻き巻きナポリタン
凍り付いた
南国の隣で
パパイヤマンゴー
南極海に沈めておいた今日の晩飯
ペンギンは凍りつく
笑みを浮かべながら味噌やヨーグルトなどの発酵食品を食べる人間
30年くらいずっと同じカレンダー
嗅覚と暗闇は愛し合う
凍り付いた時をずっと旅してる
地上には何もない
立ち尽くす人さえも
真っ赤に燃えるマグマは地下深く
空は自由に飛ぶ鳥
ワタシには何もない
偽者の愛
偽者の愛は存在しない
それは大偽者のための愛だからだ
さらに大きく包む愛はない
偽りはない
本当の愛
それもまた存在しない
空の割れ目
今日はそれが大きければ大きいほど
安堵する
輝かしい空の影に隠れていた
誰もいないし私もいないしあなたもいない
けど朝焼けだからすこし扉を開けたくなる
がんじがらめの世界
絡まった糸をほどく
隙も猶予も与えられない
右手を封じた
左手も封じた
両手で旋律の階段を登る
幕は閉じた
膜は弾けるようなクラッカー
戦慄に隠れてピアノを弾いてる
脳裏を裏返しても思い通りの明日は来ないのに
黒猫に黒豆をぶつけた
明らかにやばい
白に白をぶつけても何も悪い気はしないのに
毎朝明らかになる
太陽は白い
他は全部黒い
白か黒か
同色になるまで摩擦熱は止まない
いかに自由を得るかが人生のテーマだと思う
大雑把に
帝都ではそんな鳥は飛ばない
鍵は持ってるけど開かない偽物の鍵?
人間が人間に夢を見せるのだからそんなことは言わない
早く自由になりたい
こんな鍵持っていても騎士団長に疑われるだけだ
魔術師の男は何もかも具現化する
一見羨ましそうな能力に見えるが
そういう男に限って性格に難があって
通りすがる人にさえも魔法にかける
運命の出合いも魔法で掻き消すばかりか
さらに強力な魔法にかける
人と人とが惹き付けられる不思議な魔力
時が経つのを待つしかない
南国の隣で
パパイヤマンゴー
南極海に沈めておいた今日の晩飯
ペンギンは凍りつく
笑みを浮かべながら味噌やヨーグルトなどの発酵食品を食べる人間
30年くらいずっと同じカレンダー
嗅覚と暗闇は愛し合う
凍り付いた時をずっと旅してる
地上には何もない
立ち尽くす人さえも
真っ赤に燃えるマグマは地下深く
空は自由に飛ぶ鳥
ワタシには何もない
偽者の愛
偽者の愛は存在しない
それは大偽者のための愛だからだ
さらに大きく包む愛はない
偽りはない
本当の愛
それもまた存在しない
空の割れ目
今日はそれが大きければ大きいほど
安堵する
輝かしい空の影に隠れていた
誰もいないし私もいないしあなたもいない
けど朝焼けだからすこし扉を開けたくなる
がんじがらめの世界
絡まった糸をほどく
隙も猶予も与えられない
右手を封じた
左手も封じた
両手で旋律の階段を登る
幕は閉じた
膜は弾けるようなクラッカー
戦慄に隠れてピアノを弾いてる
脳裏を裏返しても思い通りの明日は来ないのに
黒猫に黒豆をぶつけた
明らかにやばい
白に白をぶつけても何も悪い気はしないのに
毎朝明らかになる
太陽は白い
他は全部黒い
白か黒か
同色になるまで摩擦熱は止まない
いかに自由を得るかが人生のテーマだと思う
大雑把に
帝都ではそんな鳥は飛ばない
鍵は持ってるけど開かない偽物の鍵?
人間が人間に夢を見せるのだからそんなことは言わない
早く自由になりたい
こんな鍵持っていても騎士団長に疑われるだけだ
魔術師の男は何もかも具現化する
一見羨ましそうな能力に見えるが
そういう男に限って性格に難があって
通りすがる人にさえも魔法にかける
運命の出合いも魔法で掻き消すばかりか
さらに強力な魔法にかける
人と人とが惹き付けられる不思議な魔力
時が経つのを待つしかない
掻き集めアルデンテ2017
白鳥は白鳥に生まれ変わる
白鳥の羽根を拾い集めて
剥製のじゅうたん
飴色のランプを灯し
刻まれた秒針の数
数え忘れて
白く染まる
貴金属だらけの部屋で
成金や富豪達の声がする
白いロウソクが燃えている
パンクロッカーは 愛を唄う
怒りを唄う
勇気を唄う
哀しみを唄う
何もかも唄う
なめ腐ったような態度で
黙って落ちる陽は黒い影を残して去る
パンクロッカーが口ずさむより早く
アンダーテイク
見境もなく
目に見えるもので行動を起こす
新しい憲法を勝手に作るやつがいる
生まれたての赤ん坊なのに
この世界を鼻で笑った
ミスティックピラー
優しい笑顔は人のためにある
何で支えられているかわからない人類のために
あえて
怒ってみても
大きな大地を揺さぶってみてもびくともしない
あえて笑ってみる
天井でも同じ風に笑っている人がいる
白鳥の羽根を拾い集めて
剥製のじゅうたん
飴色のランプを灯し
刻まれた秒針の数
数え忘れて
白く染まる
貴金属だらけの部屋で
成金や富豪達の声がする
白いロウソクが燃えている
パンクロッカーは 愛を唄う
怒りを唄う
勇気を唄う
哀しみを唄う
何もかも唄う
なめ腐ったような態度で
黙って落ちる陽は黒い影を残して去る
パンクロッカーが口ずさむより早く
アンダーテイク
見境もなく
目に見えるもので行動を起こす
新しい憲法を勝手に作るやつがいる
生まれたての赤ん坊なのに
この世界を鼻で笑った
ミスティックピラー
優しい笑顔は人のためにある
何で支えられているかわからない人類のために
あえて
怒ってみても
大きな大地を揺さぶってみてもびくともしない
あえて笑ってみる
天井でも同じ風に笑っている人がいる
2017年08月04日
寄せ集めセットパック2018
揺れ動いている
100年くらいずっと
ほっとけばいいんだけど
微生物のように小さいのにか弱いのに
なぜか森の奥へ突き進み
地中深く掘り進み
まるで自分の体を食べるように
けどそんなのできないから
風鈴や吹雪の音
けどそれも消せないから
ほっとけばいいのに
ほっといても季節は過ぎるから
けどそんなのほっとけなくて
季節外れの作物を食べている
気になるけどほうっておく
昨日スイカ食べたろ
放る
秋るまで
にらめっこしてる
先に笑った方が負けだ
ほっとけばいいのにほっとけない
何より先に自分の寿命のが心配になる
ギブアップして買い物にでも行った人が真の勝者
先に泣いた方が先に死ぬ
俺はまだまだ生きる
負けないぜ
・灰色の狼に睨まれた真っ赤な太陽はその場から動くことができず
ただひたすら灰になるまで燃え続ける
誰だってどうしようも無いことがあるもんだ
きっとあなたもダイヤもんだ
雨雲かかった灰色ハイウェイ
背後に置いてきた灰色サファイア
突き抜ければいつか赤く晴れるかな
誰かが真っ赤のダイヤくれるかな
だけどいつか灰になる 何もかも
そんな哀しい真実ごと
いつか私にください
あの真っ赤な太陽ごと
俺にくれ
・背中を見せたら終わる
あのパーフェクトスナイパーの前では。
しかも完全に仕留める と公言してくる
いきなり小説を朗読し始めたと思いきや
結末だけ読んで終わらす
途中なか何が起きたかよくわからないし
これから何が起きるかもわからない
あいつだけだ
人生で唯一公言を果たすのは
射止めてくれ
道に迷ったら
一言だけ思い出して
弾丸が顔をかすめて花が散る
・第一世界
鉛筆で音を立てた
地平線まで歩く蟻
カーニバルは今日の残りの時間を繊細に描き
瞬く間に一つの音楽が終わる
全部正直
鉛筆で闇に染めた
・第二
クロール
プール
あとは溺れないようにするだけ
あんなに自由な時間はあったのにつまらなかった
たとえ小さな子供でもそれは本人のせい
きっかけなんてないよ
それには運がいるからな
溺れないようにどこまでも泳いでいけよ
ラムネかサイダーの色
あと甘酸っぱい味とフグの口の中
海を彩る様々なもの
貿易船やヨット
プールは狭すぎた
時間にも質量があって
深く沈む
ずっと浮き輪みたいにプカプカしてるものもある
そんな話は聞いたことがない
とりあえずここまで来てくれてありがとうと言う
・第三世界
満ち欠けの世界
一番下らない価値観かもしれない
死ぬまでに何か成し遂げられればの話だが
何かが満ちてる時は何かが欠けてて
何かが欠けてる時も何かが満ちてる
だからなんだって話だ
今ここにいる幸せは誰も何も満たしてくれないらしい
・第四世界
ここまできたらもういいだろう
幸せの四
・綺麗な階段がある
等間隔で螺旋状に上方に伸びていく
狂いはないが狂わせたくなる 足音で
ドタバタ駆け上がる
全く落ち着きのない様子で足早に駆け抜ける
なぜか思い出せない
帰ることしか頭になかったから
100年くらいずっと
ほっとけばいいんだけど
微生物のように小さいのにか弱いのに
なぜか森の奥へ突き進み
地中深く掘り進み
まるで自分の体を食べるように
けどそんなのできないから
風鈴や吹雪の音
けどそれも消せないから
ほっとけばいいのに
ほっといても季節は過ぎるから
けどそんなのほっとけなくて
季節外れの作物を食べている
気になるけどほうっておく
昨日スイカ食べたろ
放る
秋るまで
にらめっこしてる
先に笑った方が負けだ
ほっとけばいいのにほっとけない
何より先に自分の寿命のが心配になる
ギブアップして買い物にでも行った人が真の勝者
先に泣いた方が先に死ぬ
俺はまだまだ生きる
負けないぜ
・灰色の狼に睨まれた真っ赤な太陽はその場から動くことができず
ただひたすら灰になるまで燃え続ける
誰だってどうしようも無いことがあるもんだ
きっとあなたもダイヤもんだ
雨雲かかった灰色ハイウェイ
背後に置いてきた灰色サファイア
突き抜ければいつか赤く晴れるかな
誰かが真っ赤のダイヤくれるかな
だけどいつか灰になる 何もかも
そんな哀しい真実ごと
いつか私にください
あの真っ赤な太陽ごと
俺にくれ
・背中を見せたら終わる
あのパーフェクトスナイパーの前では。
しかも完全に仕留める と公言してくる
いきなり小説を朗読し始めたと思いきや
結末だけ読んで終わらす
途中なか何が起きたかよくわからないし
これから何が起きるかもわからない
あいつだけだ
人生で唯一公言を果たすのは
射止めてくれ
道に迷ったら
一言だけ思い出して
弾丸が顔をかすめて花が散る
・第一世界
鉛筆で音を立てた
地平線まで歩く蟻
カーニバルは今日の残りの時間を繊細に描き
瞬く間に一つの音楽が終わる
全部正直
鉛筆で闇に染めた
・第二
クロール
プール
あとは溺れないようにするだけ
あんなに自由な時間はあったのにつまらなかった
たとえ小さな子供でもそれは本人のせい
きっかけなんてないよ
それには運がいるからな
溺れないようにどこまでも泳いでいけよ
ラムネかサイダーの色
あと甘酸っぱい味とフグの口の中
海を彩る様々なもの
貿易船やヨット
プールは狭すぎた
時間にも質量があって
深く沈む
ずっと浮き輪みたいにプカプカしてるものもある
そんな話は聞いたことがない
とりあえずここまで来てくれてありがとうと言う
・第三世界
満ち欠けの世界
一番下らない価値観かもしれない
死ぬまでに何か成し遂げられればの話だが
何かが満ちてる時は何かが欠けてて
何かが欠けてる時も何かが満ちてる
だからなんだって話だ
今ここにいる幸せは誰も何も満たしてくれないらしい
・第四世界
ここまできたらもういいだろう
幸せの四
・綺麗な階段がある
等間隔で螺旋状に上方に伸びていく
狂いはないが狂わせたくなる 足音で
ドタバタ駆け上がる
全く落ち着きのない様子で足早に駆け抜ける
なぜか思い出せない
帰ることしか頭になかったから