年末に空白を書くと怒られる
その怒りは来年に持ち越せばいい
ここを出発点にしてもいい
ただし明日はない
悪いことは減らして
良いことは増やしていこう
そんな都合の良いことあってたまるか
明日もここを出発点にできるかどうか
2017年12月29日
レトロプラズマ
懐かしいバンドが演奏しているビデオデッキだが
青い雲に返してしまった
簡単な記憶
誰も答えてくれないけれど
僕は答え続ける
青い光で
敵を倒したり
味方にしたり
電源を切ったりつけたりしている
赤い血が流れないように
黒いワンピースの少女は晴れる日まで雨宿り
一人寺院に置いてきぼり
川や海が氾濫するくらい少女は泣いていました
青い雲に返してしまった
簡単な記憶
誰も答えてくれないけれど
僕は答え続ける
青い光で
敵を倒したり
味方にしたり
電源を切ったりつけたりしている
赤い血が流れないように
黒いワンピースの少女は晴れる日まで雨宿り
一人寺院に置いてきぼり
川や海が氾濫するくらい少女は泣いていました
2017年12月24日
ブリザードフラワー
憂いを知る 凍てつく花は
真っ赤に燃える 未来いだく
吹き付ける吹雪の中で咲いた花は
溶けて無くなってしまいました
こんな些細なことが とても嬉しくって
こんな当たり前なことが 一番幸せで
水辺に浮かびあがる花は
夢を見なさい
希望を持ちなさい
春で待っている
凍りついた 眼差しで
遥か遠く 未来いぬく
止まって見える しあわせのかたち
時は流れてく ずっと見守っている
吹き付ける花吹雪 散った花は
冬に咲き乱れてる
歌は下手だが勢いでごまかす
https://www.ltm.jp/lists/artists/aaaa.html
2017年12月14日
三角の城
中世の魔術師が戦士にボコボコにされ
しかも御輿がグルングルン回っている祭に巻き込まれて
財布も川に落ちた
それでも男は立ち上がる
冬は叫んで体を温めようとする
精神論でごり押ししてくる吟遊詩人がいる
詩人の胸ぐらを掴み早朝三時から叩き起こす
そしたらオペラ歌手が叫ぶ
ペンを握り詩を書き続けるが
胸ぐらもグラグラ揺さぶられ続ける
決して口には出さないがなんと歌を歌っている!
眠っている世界に
オペラ歌手が落書きをする
唐辛子が良く取れる時期に中華料理を注文している
山吹色の農園の風景にはせかせかと収穫している農夫がいる
加減を知らずそのまま通りすぎる猪
何も知らず冬を駆け抜けようとする柊
青唐辛子が良く取れる時期に
冬を長く楽しもうとしている
セピア色の静止画の向こうでは
農夫がせかせかと唐辛子を収穫している
青い木は校庭に咲いていて
口ずさんでる
そのままほったらかしにしたら
諦めることも知った
私はいつもあの高い校庭を越えないように
今ようやく青ざめた
雪だけが降り注ぐ惑星の上に
地球の冬に恋焦がれる者がいる
生きているのか死んでいるのかわからない
ただずっと雪が降り続いている
黒の惑星に辿り着くまで
その者が死ぬまで
高価な果実をほおばっている
憂いなど知らずに
スカスカの果実でした
怒りを覚えたのも
あなたのおかげかも知れません
しかも御輿がグルングルン回っている祭に巻き込まれて
財布も川に落ちた
それでも男は立ち上がる
冬は叫んで体を温めようとする
精神論でごり押ししてくる吟遊詩人がいる
詩人の胸ぐらを掴み早朝三時から叩き起こす
そしたらオペラ歌手が叫ぶ
ペンを握り詩を書き続けるが
胸ぐらもグラグラ揺さぶられ続ける
決して口には出さないがなんと歌を歌っている!
眠っている世界に
オペラ歌手が落書きをする
唐辛子が良く取れる時期に中華料理を注文している
山吹色の農園の風景にはせかせかと収穫している農夫がいる
加減を知らずそのまま通りすぎる猪
何も知らず冬を駆け抜けようとする柊
青唐辛子が良く取れる時期に
冬を長く楽しもうとしている
セピア色の静止画の向こうでは
農夫がせかせかと唐辛子を収穫している
青い木は校庭に咲いていて
口ずさんでる
そのままほったらかしにしたら
諦めることも知った
私はいつもあの高い校庭を越えないように
今ようやく青ざめた
雪だけが降り注ぐ惑星の上に
地球の冬に恋焦がれる者がいる
生きているのか死んでいるのかわからない
ただずっと雪が降り続いている
黒の惑星に辿り着くまで
その者が死ぬまで
高価な果実をほおばっている
憂いなど知らずに
スカスカの果実でした
怒りを覚えたのも
あなたのおかげかも知れません
2017年12月13日
フローズンチョコレート
忘れた
題名を気がかりに
甘く溶けていくんだろう
自分でも知らない
甘い味しか知らない
根を張っている
緑はたくましく
私の人生だからと云う
違う色であなたに言うなら
燃えるような火山灰であなたに言いたい
人の死に方について説明してもどうしようもないので
あまじょっぱい煮物を作りかける途中で死ぬとする
パンクロッカーはしょっぱい食べ物しか食べない
ひたすら扉を蹴り飛ばす
未来なんてねえ
手よりも足が先に出る
さらに手を突き出す
もう追い付けないほどの
チョコレートの海を作ったのなら
甘いチョコレート
手のひらにほおばるとするよ
題名を気がかりに
甘く溶けていくんだろう
自分でも知らない
甘い味しか知らない
根を張っている
緑はたくましく
私の人生だからと云う
違う色であなたに言うなら
燃えるような火山灰であなたに言いたい
人の死に方について説明してもどうしようもないので
あまじょっぱい煮物を作りかける途中で死ぬとする
パンクロッカーはしょっぱい食べ物しか食べない
ひたすら扉を蹴り飛ばす
未来なんてねえ
手よりも足が先に出る
さらに手を突き出す
もう追い付けないほどの
チョコレートの海を作ったのなら
甘いチョコレート
手のひらにほおばるとするよ