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mi_ta (ミータ)
初めまして! mi_ta(ミータ)です。 20数年に渡り、音楽プロダクションでアーティストのブランディング・プロデュースや日々のマネージメント、そして全国ツアーやロックフェスなどのライブ制作を。またレコード会社では、制作ディレクター・宣伝プランニング・予算管理、そして店頭施策などまで 広域で稼働してきた筆者。今まさに仲間とバンドを組んだり、ユニットやソロでの音楽活動をしてるみなさんに 少しでもアドバイスが出来ればと思い ポストしてゆきます。よろしければ読者登録などよろしくお願いします! またコメントなどもお待ちしてます    ■ mi_ta(ミータ)へのお問い合わせなど メッセージ(非公開)は コチラまでどうぞ→ message.to.mita.2014@gmail.com
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posted by fanblog

2014年09月28日

002_憧れをつくる_ライブ会場でのあなたのすべきこと

あなたが すでに ライブ活動をしてるとしたら
次のようなMC(楽曲の合間にするトーク)を していませんか?

 「ここで 告知があります!」

 「え〜 次回のライブは、、、」

 「(リリース告知)これは 一家に一枚の必聴盤です!」

 「一生懸命に作ったので ぜひ買ってくれると嬉しいです!」

 「次回には 友達を1人2人は連れて来て下さい!」

 「新物販が出来ました! 今日持って来てるので終演後
  ぼくもそこに行くので ぜひ1つ いや3つ買ってって下さい」


自分達のライブで こんなMCはしてなくても 
あなたが見に行った 誰かのライブで
1〜2度は 聞いたことのあるMCではないでしょうか?

みんな してますよね?


しかし ハッキリ言えば 
これらのMCは 見え方として とてもダサく 
アーティスト活動としては マイナスですらあります

 質問「えっ? だって告知はしないと。どこがダメなの?」

 答え「そのスタンスです」

ステージ上から あなた自身が ステキな楽曲披露の合間に
まるで そんなパフォーマンスなどなかったかのように
いきなり 告知や集客協力お願いしますー的なMCをする見え方は
あなたのブランディングとして 
とても ポイントが低いものです


アーティスト活動とは、

音源リリース(CD/配信など)や
ライブコンサート(ステージとマーチャンダイジング(物販))

そして それらすべてに 大きく関わることとして 
アーティスト自身のイメージ・プロモーションがとても重要です


イメージ・プロモーションは、
皆さんが日頃やってる
オフィシャルHP(ホームページ)での告知や見せ方
You Tube、twitter、mixi、facebook、google+、LINEなどなど
ウエブ媒体での 画像や動画の魅せ方

または テキストでの発言なども含め
お金がかからないプロモーションとして
イメージを公開し ファンを作ってゆきます

このSNSなどネットを使ってのプロモーションに関しては
別記します


そんな日々のイメージ・プロモーションの
集大成として リリースがあり
ライブがあります

特にライブは
メディア(主にネット)→リアルへの接点として
最重要な現場でしょう

メディア(テレビ・ラジオ・雑誌・Web)で
どれだけイメージコントロール出来ていても
ライブ会場での あなたの立ち振る舞いや見え方で
すべては リセットされることは とても多いのです


そう もうお分かりですね

アーティスト活動とは あなたもよく知っての通り
究極なファン・ビジネス(ファンになってもらい、コンテンツを
買ってもらうビジネス)です

ファン・ビジネスを言い換えるならば
このブログでも 再三出て来る可能性のある
ワードになると思いますが

 憧 れ を 作 る 

ということです
音楽活動は この繰り返しであり 
これがすべてといってもいいでしょう


「憧れをつくる」とは あなたのファンに、よりあなたが

  カッコいい

  ステキだ

という存在に 見せなくてはならないこと
より大きな存在・ステキな存在に
魅せなくてはいけないーということです


その ファンから見たあなたへの憧れが
大きくなればなるほど 
あなたのアーティストとしての存在感は 光り輝き
集客が増え お金に換わってゆきます

ビックになるーということは
あなたが思ってるように
そのファンの数が、ただただ 大人数になることです

いま数人の前でしか ライブしてなかったとしても
やることは 実はまったく同じなんです



さて ライブ会場での「憧れの作り方」に戻ります

ファンから見た あなたへの「憧れをつくる」
という目で見るならば、

あなたや 
あるいはどこかの誰かが ステージからオン・マイクでいう
「次回のライブ告知」や「リリース告知」は
あなたをアーティストでなく、、、

 宣伝担当にしかみせません

フロアから見たあなたは
アーティストでない見え方に変わってます

ただし!
あなたのキャラとして

『MCが面白く 音楽以上にその面白いMCも含め 
 楽しみにしてるファンを すでにたくさん集めてる〜』

そんなアーティストの場合は もちろん少し違います

エンターテイメントとして MCが根付いてるまでいけてるなら
それは ダサくかっこわるい部類ではありません
オリジナリティとして 尊重すべきでしょう

ただ そこにもコメントはありますが
それはまた別の機会に


今ココで 話してるのは 
いままだ とても中途半端で MCで取り立て話すこともなく
ムリして 定型文のように 告知をするアーティストに関してです



■ では どうしたらいいのか? 

ライブ告知や リリース告知は
入場時にオーディエンスに スタッフから手渡される
フライヤー(無料チラシ)にまとめ 配りましょう

またあなたに 友人スタッフやプロダクション
または プロモーター(レコードレーベルやイベンター)がいるなら

他のアーティストと差別化するために ライブの入場後に
たくさんのフライヤーとともに配布するのではなく
終演後に エントランスで スペシャリティーをもって
個別に手渡ししてもらうことも 可能でしょう

ただしこれは 
どの会場の いつでも出来ることではありません
きちんと 当日でなく事前に 主催者や会場も含め
打診しオファーし 許諾して頂かないと出来ません


そしてあなたは
与えられたライブ・パフォーマンスの合間でのMCで
ステージ上からは

次回のライブ告知や リリース告知 
はたまた アーティストグッズ(物販)などの宣伝は
決してしない方が得策です

それらは さりげなく会場のフライヤーでの告知と
物販コーナーで ミニポスターやポップで告知

もしも 物販スタッフがいるなら 
終演後などに物販コーナーで 宣伝スタッフに
声でも呼びかけアピールしてもらいましょう

スタッフが「買って下さい〜!」と告知するのは
当たり前ですし、あなたの憧れを無くす事ではありません

なぜなら 彼等は友人とはいえ スタッフですから
それが役目です

逆に 自分達だけでやってるとしても
宣伝をするスタッフがいること自体を
素敵なプロジェクトに魅せることでしょう

対してあなたは ステージ上ではアーティストです
表現者です

いくら あなたが本人で スタッフもなく
自分達だけでやっていたとしても 

 ステージ上では アーティストとして存在しましょう
 ファンや ファン候補に人から 憧れられる存在になることに
 必死になりましょう


その意味で言えば 
ライブ前に フロアをうろちょろ出歩くのも止めましょう

また終演後に 物販コーナーで本人が売るのも
ぼくは奨めません
本人が 物販コーナーでアルバムやグッズを売った方が
売れるのは とっっっっっっても経験上分かります

っがしかし
あなたへの憧れの分量で考えるならば
それすら やめるべきです

洋楽アーティストが
なぜあんなにチケット代が高く グッズ、、、
例えば なんてことのない 本人チェックしてるのか!という
簡易デザインのTシャツが、1枚4,000円でも飛ぶ様に
売れてくのか 考えたことありますか?

まさしく あれこそ「憧れ作用」です

洋楽のアーティストなど
次回 いつ会えるか分かりません

今回のグッズも いつ買えるかも分かりません
その 高いグッズは、自分への
「ライブを見た」というお土産でありつつ
回りの音楽好きの友人への 鼻の高いスペシャルなグッズになります

そういった「憧れ」が 高いチケット買ってみたライブ後に
またグッズを買わせます

そして 洋楽アーティストは
ほとんどの人は、ライブ会場のステージ上でしか
生で見れません

下手したら 会場が大きくて
本人なんか 豆粒の大きさで ほぼ左右にあるビジョンで
ライブ見てる人なんて ザラでしょう

そう
あなたも そういうことこそ モデリングしましょう

あなたのライブ前後で フロアに出るのは出来れば止めましょう
あなたが会場に入る1400~1600前後には
入り待ちのファンがいないなら ほぼファンに見られることはないでしょうが
楽器の搬出など、会場を出る時には 間違いなく見られます

ステージ衣装だけでなく
会場に出入りする洋服も 実は衣裳以上に気を使いましょう

出待ちのファンがいる頃には、
とっっっても そんな私服ですら 
イメージプロモーションとして 大切になってきます

 ずべてブランディンですよ すべてです


ステージングは こうすべきだ!という正解はありません

そこはアーティストの表現の場です
あなたのオリジナリティーを発揮して
思い存分に 表現しましょう

その視点で言っても
冒頭に指摘したような 売れてないアーティストの慣用句のような
告知ばかりのMCなど やめるべきです

あなたは あなたです
あなたのコトバで いつもは会えないファンや
このライブで出会ったファン候補の人達に
あなたを語って下さい

みながみな こうする必要はありませんが
MCでのアドバイスがあるならば
「あなたが どんな人間なのか?」語るべきです

MCについては また別記で書く事しましょう

今日は1つだけ 覚えて下さい
ずっっと長く書いて来て 実は このことしか書いていません

 音楽活動はファンビジネス。憧れを作って下さい。


それではまた次回に!

あなたの音楽的成功を祈ってます!



mi_ta


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