A Fake Nationhttp://fanblogs.jp/afakenation/enemy nation, article 53, 107 and 77jahttp://fanblogs.jp/afakenation/archive/41/0epilogue 〜 mini and tight with shades金髪にミニの彼女が先頭。そして、議員、ワタシと後に続く。彼女が黒いSUVの運転席に乗り込む。後部席に、議員、そしてワタシが乗り込む。議場に黒いSUVが乗りつける。後部席からワタシが降りても誰も気にしない。続いて議員が降りて一歩踏み出すと、砂糖に群がる蟻のごとく、待ち構えている記者たちが詰め寄ってくる。ワタシが一歩、議員の前に出る。一瞬、記者たちが固まる。その隙に議員を先導する、が、すぐにまた取り囲まれる。ワタシが前に出て制しても、一瞬離れるだけで、直ぐに詰め寄ってくる。なかな..11.epilogueafakenation2021-09-28T22:00:00+09:00http://fanblogs.jp/afakenation/archive/40/0stiletto heels彼女がワタシの瞳をとらえる。無意識にアイコンタクトする。カウントなしに呼吸が合う。SUVの少し高い後部席に、二人で議員を持ち上げる。彼女がSUVの後部席に乗り込んで、シートベルトで議員の身体を固定する。ワタシはその様子を見ながら、乗ってきた車の後部ドアを、身体を凭せかけるようにして閉める。彼女がSUVの後部ドアを閉める。ワタシに向きなおって言う。「あなたも乗って」「…」応える気力もないワタシ。促されるままに、少し高い助手席に苦労して乗り込む。彼女が、対照的にキビキビと運転席に..10.treatmentafakenation2021-09-26T22:00:00+09:00http://fanblogs.jp/afakenation/archive/39/0co-operation彼女の言葉に反応できずにいるワタシ。そんな様子を見て、青い瞳を丸くするブロンドの彼女。彼女が、運転席を降りて車をまわってくる。助手席の前で、前屈みのまま、なんとか議員をおんぶしているワタシ。彼女が、ワタシの背中にまわる。不意に背中が軽くなり、身体が浮くように感じる。彼女が、背中から議員を持ち上げて、後部席に乗せている。その様子を目で追うワタシ。車の屋根に両手をついて身体を支えている。なんとか、助手席に身体を沈める。彼女が、後部席のドアを閉める気配。カツカツと近づく音を聞いて、..10.treatmentafakenation2021-09-25T22:00:00+09:00http://fanblogs.jp/afakenation/archive/38/0driving miss blonde玄関ロビーに佇むワタシ。差し込んでくる街灯の明かりが、埃塗れの姿を映し出す。ふと気づいて、捲れたタイトスカートの裾を直す。埃に塗れた身体は、あちこちに血も滲んでいる。よく見ると、上着には、何箇所か裂け目ができている。徐に、深く呼吸する。一つだけ残った、上着のボタンを留める。思った以上に、奴のナイフに掠められている。ボタンが跳んで開けた、シャツブラウスの前をあわせる。胸元に紅いbraが覗くが、剥き出しになるわけではない。外は暗いし構わない、自分に言いきかせる。それから、フラフラ..10.treatmentafakenation2021-09-24T22:00:00+09:00http://fanblogs.jp/afakenation/archive/37/0stiletto heel toe男が、三度ニヤリとする。壁に張り付くワタシ。男が、続けざまにナイフを突き出してくる。右、左、また右、交互に絶え間なく煌く刃。ブロックする両手を超えて、上着を掠め続ける。何度目かに、上着の上から左腕に突き立つ。「ツっ」瞬間、ナイフがとまる。すかさず、右手でブラックジャックを居合抜き。ナイフを持つ男の左肘に、下から思い切り打つ。男がナイフを落として、後退る。右手で、左の肘を庇うようにする男。左の上腕に、ナイフが突き立つワタシ。上着のおかげで恐らく浅手。ブラックジャックを持つ右手で..9.rescueafakenation2021-09-16T22:00:00+09:00http://fanblogs.jp/afakenation/archive/36/0palm heel - shoutei男がニヤリと笑う。堪えるように言う。「いい眺めだが、そろそろ終わりにしよう」男が、左手を懐に入れる。上着から出した左手に、光る刃。次の瞬間、お腹めがけて飛んでくる。左脚を掴まれたまま、腹筋を硬くする。Y字バランスのまま上体を反らす。いっぱいに反らした胸元、光が掠める。シャツブラウスのボタンが飛ぶ。同時に胸元が開ける。紅いbraの胸が露わになる。男が口笛を吹くような声を出す。「ほぅ」男が、またニヤリとする。開けたシャツと捲れ上がったスカート、益々頭に血が上るワタシ。気づいたとき..9.rescueafakenation2021-09-15T22:00:00+09:00http://fanblogs.jp/afakenation/archive/35/0standing splitsワタシの方が有利な位置。それなのに、奴の大した自信。見せてもらうわっ、そう思った時には跳んでいるワタシ。階段の数段上の位置から、思い切り、男にめがける。そのまま左のまわし蹴り。予測通り、躱される。これはどう?そのまま身体を捻って、右の後ろまわし蹴り。鮮やかに極まる。はずが、転がっているのは、ワタシ。埃っぽいコンクリート床に放り出されている。なに?一瞬、何が起こったのか分からない。キスさせられた床の埃に咽る。男が半身の構えで、古い映画のように手招きする。床に突っ伏したまま睨みつ..9.rescueafakenation2021-09-14T22:00:00+09:00http://fanblogs.jp/afakenation/archive/34/0bottom on landing両手を挙げたまま、右のピンヒールを持ち上げる。椅子の陰で男からは死角。漸く呼吸を整えた男が、余裕を見せて笑う。その瞬間、彼女の椅子を、ピンヒールで部屋の中へ蹴飛ばす。同時に、腰のブラックジャックを、左手で男の右手めがけて投げつける。鈍い音の後、黒い塊が落ちる音。すかさず、スリット限界まで左股関節を屈曲し、右股関節を伸展する。これ以上ない大股で、銃を飛越す。ひと跳びで、男の間合いに入る。勢いのまま男の胸に左の正拳、弾みで突き出す顎に右の掌底。ひるんで下がったところに、左の後ろま..9.rescueafakenation2021-09-13T22:00:00+09:00http://fanblogs.jp/afakenation/archive/33/0can of steal奴等のヒソヒソ話が聞こえる距離。部屋から、微かな灯を背に、中肉中背の男が出てくる。片手に何か持って、用心するように階段を下りていく。男が、下の階段に見えなくなる。ワタシは静かに、しかし素早く、灯のもれる部屋にとりつく。通路の壁に背中を押し付けたまま、部屋の中を覗き込む。部屋の奥、床に置かれた防災用らしきライト。その灯の奥に、椅子に座らされた彼女。表情は分からないが、動く気配はない。睡眠薬でも飲まされているのか。彼女の脇で、床にすわっている男。大きな背中に、ピンヒールのワタシで..9.rescueafakenation2021-09-12T22:00:00+09:00http://fanblogs.jp/afakenation/archive/32/0sounds of a bottleもうすぐ陽が落ちる。それからが勝負。三々五々、ライトを点ける車が、行きかう車列に滑り込む。例のビルに辿りつく。そのまま通り過ぎて、道路の同じ側にあるコンビニへ、駐車場の端に車をとめる。エンジンをきる。運転席で、タイトスカートの両膝を揃えて、車を降りる。履き替えたピンヒールを響かせて、コンビニに入る。ペットボトルの飲料とスチール缶のコーヒー、一つずつ買う。袋に入れてさげると、コンビニを出て、何食わぬ顔でビルに向かう。あたりに怪しげな車はない。二人と踏んで、躊躇うことなくビルに入..9.rescueafakenation2021-09-11T22:00:00+09:00http://fanblogs.jp/afakenation/archive/31/0double bottomリアヴューに別の人影。中肉中背の男が、ビルから出て、細身の男と反対の方に歩いていく。リアヴューから見切れると、窓から通りを覗く。男が、少し離れたコンビニに入っていく。ほどなく、男が買い物袋をさげて、コンビニから出てくる。そのままビルに戻る方向に歩く。倒したシートに、背中を押し付けて待つ。男がリアヴューに入ってくる。リアビューの中で、袋をさげたまま、ビルに入っていく。最低でも二人、細身の男が加わると三人。できれば、細身の男がいない隙を狙いたい。シートを起こして、エンジンをかける..8.assaultafakenation2021-09-08T22:00:00+09:00http://fanblogs.jp/afakenation/archive/30/0man in the rear view応接セットのソファに腰をおろす。秘書に言う。「順を追って説明してください」「はい」こたえて、男性秘書が説明しはじめる。状況は、いつもの昼の打ち合わせの後、彼女が食事に向かう。指示内容をいくつか確認して、いつも食事の後にもう一度打ち合わせて、彼女を見送る。ところが、彼女がいつまで経っても、食事から戻ってこない。訝しく思って、いつものレストランに尋ねたところ、今日は見えてないと言われる。慌てて、ホテルのあちこちを探し回ったが、見当たらないし、見かけた話もない。やむなく、ロビーに伝..8.assaultafakenation2021-09-07T22:00:00+09:00http://fanblogs.jp/afakenation/archive/29/0timing on call上着の前のボタンを留める。鏡の中の女に気合が入る。バスルームを出て部屋に戻る。クローゼットからバックを取り出し、肩にかける。姿見に踵を返して、玄関に向かう。佇む紅いピンヒールに、足を滑り込ませる。脹脛からお尻までの筋肉が目覚め、身体の芯から力が漲る気がする。部屋を出て、エレヴェータに乗る。地下の駐車場までおりる。来客スペースのレンタカー。乗り込んでエンジンをかける、二度ふかす。勢いのまま、地上に飛びだす。気持ちと裏腹に、物憂げな午後の車列に滑り込む。ノラリクラリと走る車列、縫..8.assaultafakenation2021-09-06T22:00:00+09:00http://fanblogs.jp/afakenation/archive/28/0layering with thongベッドの上の紅い塊を二つに割る。小さい方を手に取る。指先で広げて、無意識にレース生地の前後を確認している。小さな生地を膝の前に下ろして、指先で広げる。片足ずつ通す。膝から腰まで一気に引き上げ、鼠頚部の小さな布を整える。ベッドの上のもう一つの紅い塊、手にとって両腕を通す。前屈みになって、カップを胸の位置に合わせる。前屈みのまま、後ろ手に背中のフックを留める。サイドとアンダーを微調整して、上体を起こす。紅い上下だけで胸を張るワタシ。ベッドの上のスーツケースに手を伸ばす。荷物を探っ..8.assaultafakenation2021-09-05T22:00:00+09:00http://fanblogs.jp/afakenation/archive/27/0vibration in bathrobe太腿に伝わる振動。やむ気配がない。微睡みの中で、ハッとする。内腿は、まだ振動している。心地よさを感じて、漸く、瞼が持ち上がる。気付くと、バスローブ姿で、ソファに横になっている。シャワーの後、髪を乾かして、そのままリヴィングのソファで寝てしまったらしい。バスローブのポケットから、振動する携帯を取り出す。画面を確認すると、彼女の事務所の番号。携帯の番号は、彼女と秘書たちしか知らない。彼女は、まだ議会中のはず、こんな時間になに?レンタカーを取りにいって、買い物をしたことを思い出しな..8.assaultafakenation2021-09-04T22:00:00+09:00