独立は夢のようなもの。
自分でスケジュール、運命をコントロール、プロジェクトを選べるので、個人起業家を夢見る人が多いのですが、不幸の裏には幸いが、幸いの裏には不幸があるもの。
独立後に直面する、代表的な困難を8つあげると
1. 認められるまでに時間がかかる
定期的に仕事をくれる複数のクライアントと強固な関係を確立できていたとしても、そこからの拡大は一筋縄ではいかないことの覚悟が必要です。成功している同業者がたくさんのクライアントとの関係を築くのに何カ月、何年もかかっているはずです。
フリーになって最初の数カ月は、ほとんど仕事がないとの覚悟が必要です。
2. 破産もありうる
事業を軌道に乗せるには、想像よりも多くの時間が必要。
お金も想像以上に早くなくなっていきます。
自分のやりたいことで持続可能なビジネスを構築するには、時間がかかります。
初めてのクライアントや初めてのプロジェクトは、理想と異なる場合があります。
金銭的な滑走路を長く取っておく事。
3. 好きなことに割ける時間は意外と少ない
独立するからには、好きなこと(執筆、デザイン、プログラミング、コーチングなど)があると思いますが、売りが何であれ、そのために使える時間はわずかでしかありません。
好きなことに費やせる時間は15%程度です。
残りの85%は、マーケティング、管理、営業、戦略立案、大量のメールへの返信に取られてしまいます。
生き残れるかどうかは、第1にビジネスオーナー、第2に好きなことのクリエイターという事実をどれだけ早く受け入れられるかです。
4. 会社員時代よりも働かなければならない
会社員時代のように決まったスケジュールで働くことがなくなるので、勤務時間が短くなったと感じる人が多いでしょう。
でも、仕事に関係するタスクに年がら年中取り組んでいることになり、会社員時代より実際の労働時間は長くなることがほとんど。
起業したとき、それまで50時間だった労働時間を100時間以上の労働時間とトレードすることになる、成功するまではすべての時間を投じるつもりで、長期的に見れば、それだけの価値がある。
5. 交渉スキルを磨かなければならない
会社員時代は、タフな交渉はほとんどなかったかもしれませんが、フリーランサーはいつでも交渉する覚悟が必要です。
怖がっている場合ではないのです。
成功するには、妥当なフリーランス料金を自ら交渉できなければなりません。
単価交渉を失敗すると、いつまでも低い単価のまま身動きが取れなくなります。
誰もあなたの単価を上げてはくれません。
6. 健康が損なわれる
わずかに歩けば冷蔵庫があり、家で1人で働くのが健康と胴まわりに悪いのは言うまでもありません。
起業には、精神的な健康への悪影響も指摘されています。
抑うつ、不安、燃え尽きなどのリスクが高まります。
7. 自分のことがよくわかる
独立すると、自分で地図とコンパスの役割を果たさなければならない、そのプロセスで、どんどん自分のことに詳しくなっていきます。
ゼロからルールを決めなければならない状況では、方向感覚を見失いかねません。
自分のエネルギーレベルと生産性を最大にできる働き方、時間帯、場所を慎重に考える必要がある。
今日は何をしようという疑問から毎日がはじまり、自分がその日に何をしたいのか、翌日に何がしたいのかを発見できることもあります。
8. 税金に腹が立つ
大半のフリーランサーは請負で仕事をしています。
都度税金を払うのではなく、4半期または1年ごとに納税しています。
そのためのお金を貯めておくことが非常に重要です。
稼ぎが十分でないときはそれが何よりも苦しいのです。
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