定年後のバイトすら危うい
サラリーマン人生の終活は最悪のシナリオ
少子高齢化が進み、必然的に長く働き続けることになります
これからは、かつての働き方は通用しなくなる
60歳以降の人生を確実に乗り切るうえで必要なものは?
定年後は
再雇用?
転職?
アルバイト?
50歳以降は第二のサバイバル期です
60歳を超えても働くことが当たり前に!
定年の概念は、近年、大きな変化を遂げています
高齢者雇用安定法改正により次の3つから選択
?継続雇用制度を導入
?65歳以上への定年引き上げ
?定年制を廃止
のいずれかの措置を企業に義務化しました
働く期間が拡大し、会社員人生の終焉は、大きな転機を迎えています
8割の企業は60歳定年を導入しており
60歳以降に対しては1年ごとの更新制を取り、高齢者に遊軍的な扱いの企業が大半
高年齢者雇用安定法改正後の定年制の状況
60歳定年:77.7%
61〜64歳定年:2.7%
65歳定年:15.3%
66〜69歳定年:0.7%
70歳以上定年:1.1%
定年制廃止:2.6%
人材不足が叫ばれるなか、企業における高齢者活用は進んでいない
その理由はニーズがあるのは現場でバリバリと働ける一兵卒
給料が3〜6割下がっても文句を言わず、素直に現場仕事を回せる人材なら、仮に高齢者であっても大歓迎で再雇用される
50〜60代の人材は、管理職経験者率が高く、現場仕事を敬遠したり、周囲に口出しする(現役世代と同じ空間にいるだけで社内の空気が悪くなる)ので、会社としては雇いたくない
再雇用で働いても、会社で厄介者扱いされる可能性は非常に高くなります
転職は更に厳しく、大手企業に勤めていた人でも、50代以上の転職はかなり厳しい
同じ会社に長年勤めた人ほど、一生会社に面倒見てもらえると思い込みが強く、危機感が薄いのが現状
過去に活躍した人や、社内で要職を経た人でも、退職すれば、会社は助けてくれないと思ってほしい(社外での自分の価値を見誤ったまま転職に臨もうとするので、失敗する)肩書や過去の経歴は通用しないのです
50歳以降は、まさに人生における第二のサバイバル期!
アルバイトという選択肢もあるが、それも明るくない
サービス業を中心に人材不足で、海外からの労働力を補おうとしています、今はまだ日本人が有利ですが、10年もすれば、来日してくる外国人もキャリアアップしてくる
現状でも日本語が話せ、コンビニや飲食店の複雑なオペレーションにも対応し、若くてバイタリティもある
アルバイト先も日本に適応しつつある優秀な外国人との戦いになり、高齢者はかなり狭き門です
(1)再雇用枠は飽和状態
高齢者雇用安定法改正後も企業は60歳以上の労働力の有効活用法を見いだせていない
現役時代よりも大幅な給料減となり、重要な仕事を任されず、心が折れ、退職に至る事例も多い
(2)年金はより不透明に
継続雇用年齢の70歳までの引き上げが、検討される一方で、危ぶまれるのが年金支給開始年齢の引き上げ、現在の65歳から68歳へ、そしていずれは70歳へとなるかも?
(3)アルバイトすら競争激化
介護医療や飲食サービス業などを中心に発生する人手不足
対策として、外国人技能実習制度を開始
年月とともに外国人労働者の質が上がり、優秀な競争相手の登場で高齢者のアルバイト参入は困難に!
再雇用や転職だけでなく、アルバイトすらも危うい
40歳を過ぎたら定年後の準備をする、40代のうちに、社外に人間関係をつくる、仕事と関係ない人たちとの接触が生まれると、おのずと客観的に自分の市場価値を考える機会が増え、自分の強みを磨いていけば、転職や起業をする際にも役立つ
悠々自適な老後はもはや昔の話?
視点を変えれば、うだつの上がらなかった人も、巻き返しのための一手を打てれば、大きく挽回する事ができます
50代会社員のうちから会社員人生の終活への戦略を突き詰めることが大切!
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