怒ってメリットある?
イラッときたら思い出したい
スプーンの思考!
いつも自分を人と比べてしまう
自分は損ばかりしている
そんな想いで日々モヤモヤしている方?2500年も前の中国の思想家・老子の言葉
善(よ)く戦う者は怒(おこ)らず
善(よ)敵に勝つ者は与(あらそ)わず
仕事にせよ、プライベートにせよ、自分が思う通りに事が運ばなければ、イライラしたり、怒りを覚えたりする
人間なのでつい、怒ってしまう!
そこで、怒るって、どれほどのメリットがあるのだろう?
怒ることで、ほんとうにいろいろうまくいくのかな?
と客観的に考えてみましょう
過去を振り返ってみて!
怒りを相手にぶつけたところで本質的な問題が解決したことはあまり、ないのではないでしょうか?
怒鳴り声を上げれば、一時的にまわりの人が言うことをきいてくれるかもしれません
職場の上司やリーダーなら、役職により、みんなが言うことをきくでしょう
長い目で見れば、信頼を失いますし、みんなとの距離は(物理的にも、精神的にも)だんだん遠ざかってしまう
上司やリーダーが、怒って言うことをきかせるマネジメントをしていると、部下が本気で力を尽くしてくれるわけがありません
友人同士の(フラットな)関係でも、相手に怒りをぶちまけて、うまくいくわけがありません
自分もスッキリせず、ああ、なんだか言いすぎちゃったとか、なんだか気分が悪いと後悔することのほうが多い
そんな怒りが湧き上がってきたときに考えればいいのが、スプーンの思考です
・ナイフは、グサッと刺したり、切り刻んだりする道具で、相手のダメージとなることをストレートにやり返すという反応
・フォークは、尖とがった先端を使って、チクチク相手を刺していくという方法
・スプーンは相手を優しくすくい上げるというイメージ
腹の立っている相手に、優しくするなんてありえない!
ただ単に優しくするわけではなく、相手よりも大きな存在になって、相手を自分のスプーンの上にのせる(手のひらの上で踊らせる、といったイメージ)
ナイフで相手を直接グサッと刺すよりも、ずっと大人な対応
勝ち負けで考えると、こっちのほうがよっぽど勝ちな振る舞いです
冷静に、客観的に考えると怒りをぶつけるのは、あまりいい方法ではないとあなた自身もわかっていること!
優れた戦略家ほど、無闇に怒りをぶつけたりはしない(理由はいいことはあまりないと知っている)
【このカテゴリーの最新記事】
- no image
- no image
- no image
- no image
- no image
- no image
- no image
- no image
- no image
- no image