できる社長と残念な社長の決定的な違い?
毎日欠かさず日経新聞や業界新聞に目を通していたり
経営者向けのセミナーにも頻繁に参加していたり
と、勉強熱心だが、自社の業績はいま一つの残念な社長に足りないものは何?
セミナーに参加しても何も身に付かない社長!
そんな社長の多くは、具体的な問題意識を持って臨んでいないようです
うまくいく方法は何かありませんか?と漠然としたことを聞いてくる社長!
セミナーも勉強会も、あるいは講演会も必ずテーマがあり、そのテーマに対して、いま自分の会社はこういう部分ができていないから、今日はそれについて学びに行こうと自分自身で課題を持って行くこと
自分はこう考えているけれども、はたしてそれでいいのだろうか?
そのヒントをもらえるかもしれないと、自身の仮説検証の目的で行くべきです
テーマに即して、より具体的な問題意識を持っているほど、得るものが大きい
具体的に問題意識を持つほど、成果を得やすくなり、目的の成果だけではなく、ほかにも得るものがあるかもしれません
探し求めているから気づけるものがある
具体的な問題意識を持たない社長は、部下の話を聞いてもアイデアなどをまねするだけ!
自分なりの考え方や問題意識を持たずに部下や他人の話を聞いても、それが正しかどうかもわからず、まねするだけになってしまいます
自身の問題意識や仮説が必要!
人と会って話を聞く、情報交換をする、新聞を読むときも同じで、仮説を持ってものを見ないと、大事なことは何も見えてこない
アイデアがひらめく!とは
アイデアも問題意識を持ち、仮説を立てているからひらめくのです
ひらめくとは、自分が考えていたことと、何か見聞きしたこととが結び付き、あっ、こうすればいいんじゃないか!と気づくのです
カン=一般的には何となく非科学的で、あいまいなもの
しかし、修練に修練をつみ重ねたところから生まれるカンは、科学でも及ばぬほどの正確性、適確性を持っています
経営者の経営勘も、修練を積み重ねていくことで磨かれ、正しい方向づけを生み、成果に結びついていくものです(それは常に問題意識を持っていないと磨かれない)
経営者が日経新聞を読んで考えるべきこと?
あったこと、起きたことだけではなく、これから起きそうなことを踏まえて、自社はどうしたらいいか判断する
見出しをパッと見て、自分の興味のある記事しか読まないのは、情報収集のための新聞活用術としてはダメ
新聞を読む意味は、自分の関心領域を広げ、自分の関心を世間の関心に合わせていくことですから、最初はあまり興味を持てなくても、丹念に読む努力を続けることが大切
自分の関心の幅を広げていくのに、新聞の記事くらいの情報量はちょうどいい
今週の市場の情報をもとに、今週の市場はどう動くかと仮説を、立ててみる
これを続けていると、自分の仮説がどの程度の確率で当たるか、どういう読みが正確にできるか、ということがわかり、自分なりの判断基準ができるようになります
統計データというのは数字の羅列ですが、
こういう数字の動きの背景には何があるのか?
これによってどういうことが起きそうなのか?
と統計だけではわからない社会の動きをいろいろ考えてみる
これについて、あの専門家がどう見ているのか、話を聞いてみたい
こういう方面の市場の展開はどうなのか、詳しく知りたい
会いたい人、行きたい勉強会など、自分の中に課題やテーマが湧いてきます
変化を見据え、社会の波の中でいま何をしていくべきか、何をやめるべきかを考える事
社長は情報感度を高めていくことが必須でしょう!
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