部下が会議で発言しない!
上司はどうすればいいのか?
・要するに?
・目標達成したら何ができる?
と聞いてみる
会議やミーティングで何か意見や質問がありますか?・・・・
沈黙か、特にありませんの反応しか返ってこない
そこで、会議などでメンバーが
積極的に発言しやすい環境をつくる方法について、考えてみましょう
メンバーの発言が出ない会議の特徴は?
・テンションが低い(上意下達的なコミュニケーションが普段からある)
・いきなり本題に入る(枕詞や遊びがなく、心の準備が整わないまま効率重視)
・緊張をほぐし切れていない(利害関係が複雑で、安易な発言を控える)
・各論ばかりで目的が明確でない(部分最適に終始し、全体最適に至らない)
・上司のリーダーシップが足りない(メンバーに気を使いすぎ)
つまり、メンバーの心の準備が出来ていないし、また、何を発言していいのかもわからないのです
発言しやすい会議の特徴は?
・安心
・安全
・ポジティブな場というムードがあります
そのための場づくりとしてチェックインを活用します
<チェックインとは>
会議モードにメンバーの心の状態を導き、会議におけるルールを確認しあったり、雑談をまじえた近況紹介を一人ひとりがしていったりします
次に必須なのが、
<会議のゴールの存在です>
スムースに会議を進行するために
会議の目的・進め方・最終イメージを会議に入る前に、作り上げておくのです
(チェックインの後に、全体の流れとゴールを伝えます)
発言を促すための具体的な手法としては
ツールの活用と管理職による質問があります
<ツールとしてのポストイット(付箋紙)>
個人ワークで、メンバーそれぞれに自分の意見を一枚のポストイット(付箋紙)に
必ず一つの意見として記入してもらいます
・その後に、発言を促します
・いったん書いてしまえば、意見がないといった状況を避けることができ、あとは出てきた意見をまとめます
<発言を促す管理職の質問スキル>
1、抽象の梯子を上がり下がりする質問
(メンバーの思考を全体像に押し上げたり、具体的な詳細に落とし込んだりするスキル)
質問の文句としてはいかの2つ
※抽象度を上げる文句
・要するに?
・一言で表すと?といったものがあります
※抽象度を下げる文句
・具体的に言うと?
・3つのポイントをあげるとすると?などです
2、メンバーの思考を広げるas if質問
固定観念から、いったん出来ないと思ってしまうと、その思考からなかなか抜けきれないので!(効果的な聞き方がこのas if質問です)
・目標が達成されるとしたら、どんなことが出来る?
・目標が達成された未来から見ると、どんなことがポイントだったと思う?
こうした質問によりメンバーの思考が広がっていき、発言に繋がっていきます
組織成果を最大化する事が管理職には求められています
メンバーの意見を抽出し、まとめ上げ、成果獲得のためにこれらの手法を活用してみましょう
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