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2020年01月21日

エンジンの終わりはクルマの終わりなのか? エンジンの寿命はクルマの寿命でもある!



エンジンの終わりはクルマの終わりなのか?
エンジンの寿命はクルマの寿命でもある
物には寿命というものがあります
車のボディや足まわりなどさまざまなパートで寿命は異なるし、致命的となるのがエンジンの寿命ですよね
ボディはだんだんと剛性が落ちて来たりするが、走れなくなることはない
エンジンは新品や中古に積み替えたり、オーバーホールをすれば性能はある程度戻るが、費用などを考えると現実的ではない
最近のエンジンはオーバーホール用のピストンがないのが普通になってきている
エンジンの寿命=クルマの寿命





エンジンはどのような状態になったら、寿命で、使えない
1)異音がする
エンジンの回転に合わせて、カンカンといった音が大きくなると、内部の摩耗が激しくなり、クリアランスが大きくなっていることが多い(ガタが大きくなって、パーツが暴れている状態)
内部の動きに合わせて部品が踊っていて、滑らかな動きは不可能
音自体は我慢できても、破損する可能性はかなり高く、被害も大きくなるので、寿命です

2)白煙が出る
マフラーからの白い煙はオイルが燃えている状態
黒い煙は、燃料が濃い状態
オイルが燃えている=シリンダー内にオイルが入りん込んでいる
気密性が保てない状態なので、元に戻すにはオーバーホールが必要
しかし、大きくなってしまったシリンダーのクリアランスを元に戻すことは現在かなり難しい
圧縮圧力の定期的な測定も効果的!





3)オイルが減りやすい
厳密に言うと少しずつは減りますが、1000kmで1リッターぐらい、減るようならシリンダー内に入り込むなどしている可能性が高い
通常は白煙が出るが、出ないこともあります、

4)圧縮圧力が低い
圧縮比と圧縮圧力は別物
圧縮比はヘタろうが変わりない
圧縮圧力は混合気をつぶす時の力の度合
エンジンのピストンとシリンダーはまさに注射器のようなもの
つまり圧縮圧力とは、ピストンが上に上がってぎゅっとつぶしたときの力のこと

新品の頃は気密性が高いので圧力は高いし、逆に消耗してシリンダーの気密性が保てていないと圧力は下がってしまう
特殊な測定ツールを使って、ピストンを上下させて測ってみて、規定値を下まわるとそのエンジンは寿命です
測定自体はむずかしくないので、測ってもらうといいでしょう

エンジンの寿命を判断する4つのポイント
ピストンとシリンダーを中心として、どれだけ摩耗するかがカギ
摩耗を防ぐには定期的なオイル交換が大切なのは当然
日頃のメンテが結局はエンジンの寿命に大きく関係する





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