決して売れる営業マンが、売れる営業マンを育てられるとは限らない?
無意識で行っていることは教えようがない
成績優秀だった営業マンが、部下を教えるリーダーの立場に、過去の栄光をそのままに、指導者としても優秀な人も大勢います
一方で、部下指導では思っていたような成果が出ずに悩んでいる人もいます(多くの人が、過去にトップ営業の称号を持っていた)
売るのが上手な人ほど教えるのが下手!?
売れている先輩たちに、どうしたらそんなに売れるんですか?
と質問すると、簡単に教えられると思っていたのに、こんなはずではなかったのに?
はっきりいって自信はあった!
現役時代は売れていてトップ営業に、その実績を買われて課長にまで、売り方はわかっているつもりなのに、なぜか部下が育たないのである
自分が知っているノウハウは100%伝えてきたし、売れずに悩んでいるメンバーには親身になって相談に乗ってきた
同行営業もし、手取り足取り教えても、結果が出ない?
自分の教え方が悪いのか?
部下が営業に向いてないのか?
いずれにしてもこれ以上どうやって教えたらいいのか?行き止まり感がある
スポーツの世界では名選手は名監督にあらずというが、ビジネスの世界でも同じなのか?
現役時代は天才と呼ばれた人
指導者の立場になると期待外れの結果しか出せない
無意識の行動が原因の一つです
どんなに優秀な人でも、自分が無意識に(本人は当たり前と思って)やっていることは人に伝えることができない、それがどれほど大切なことだとしても
自覚していない(本人は当たり前すぎて意識せずともできてしまうから気づかない)ものは教えようがないのです
天才というのは、自分の感覚で自然に正しい行動ができる人
新人からバンバン売ってくる営業マンは、人に教わらずとも、正しい売り方ができてしまっているのです
まわりからも、当人でさえもなぜ売れるのか説明ができず、なぜみんなは売れないんだろう?などと首をかしげています(天才度が高い人ほど、無意識エリアが広い)
結果みんなが、あいつは天才だからと納得している
無意識を見える化すれば売れる理由が明確になる
売れている先輩たちにどうしたらそんなに売れるんですか?
・そんなのは、お客さまと仲よくなればいいんだよ!
・雑談だけで売れるよ
・お客さまの話をよく聞くことだね
こんな感じの答えしか返ってこず、納得出来なかった
それだけじゃないでしょうと心のなかで思ってた
先輩たちは、やさしく教えようとしてくれていたのですが、本当のキモの部分を彼らは無意識にやっていたので、言葉にできず、教える側ももどかしかったと思います
もっと説得力のある話をして部下の私に大いに納得させたかったでしょう
伝え方が下手だったのではないのです
自覚していない部分を教えようとしても、そもそも無理!
無意識の部分を思うように教えられないからもどかしく感じるのです
・自分がなぜ売れていたのか?
・営業するにあたってのポイントはどこか?
・その答えを見つけるには、無意識領域を見える化すること
・売れている営業マンに共通する売れる理由を明らかにすることで、わかりやすい言葉で説明することが可能ですし、実は売れていない営業マンとの差を客観的に比べることで、売れている理由の説明が尽きます。
営業マンの能力はみんな一緒ではないのです、できる人、出来ない人それぞれの持ち前、癖、度量が違って当然なのです。
売れている人と同じことができる人ばかりではないのです。
営業マンの能力、性格、素質を持って営業マンに疑問を持たせ、自分で克服する意欲を育てる事が近道なのではないでしょうか?
誰しもが自分と同じ事が出来ると決めつける事が間違いの元です。
中日の監督時代の落合氏が、選手は自分と同じレベルまでの事は出来ない前提で指導して個々の能力を伸ばしたそうです。自分を超えなくてのいい、その選手のモテる最高のパフォーマンスを出せる様に指導してゆき結果自分を超える選手がでてくば、最高でしょう。
自分のやり方は自分に合っていて他人に合っているとは限らないと思います。
もちろん基本の部分は最低限できての話ですがね。
それも出来ないのであれば、営業マンに向いていないとはやめに、当人に会った他部署へ移動するべきです
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