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2020年02月27日

再雇用制度に耐えられない? かつての部下が上司に!



再雇用制度に耐えられない?
かつての部下が上司に!
60歳定年退職と同時に、65歳までの再雇用制度を活用して働き続ける先輩社員を見て!
自分には耐えられそうにないと感じる?
かつての部下が上司になって、あまりやりがいを持てない仕事に従事している!
1年ごと契約社員という非正規雇用の立場も納得がいかない!
定年退職までの2年という短期間で、どんな準備をすればよい?

新卒で今の銀行系リース会社に入社して36年間
これまで転職することもなく、ずっと今の会社に勤め続け、60歳定制で、あと2年で定年退職

定年後は、1年ごとの契約更新
満65歳になるまで再雇用される制度がある
65歳までは会社で働き続けることができるのです
定年再雇用制度を活用して働き続けている先輩を見ていると!
徐々に元気がなくなり、ただ会社に来て時間をつぶしているように感じる
かつての部下が上司になって使われる立場にもなかなかなじめない
やりがいのある仕事ができない
先輩方は仕方ないという感じで諦めのスタンスですが、私は我慢できそうにありません

定年退職を機に
会社の外に出て活躍できる場を見つけたいのですが、定年までの2年間で、どんな準備をすればよい?

65歳になった方のハローワークにある、中高年男性向け求人は
・マンション管理人
・警備員(駐車場、工事現場、店舗など)
・物流関係または介護関係職員
など、の3つの求人ばかりに驚く
・中高年女性は清掃員が加わります

50代の過ごし方で!
定年後のキャリアがきまる
大企業に勤める会社員は、ズバリ50代の過ごし方が、その後の人生を決めるといっても過言ではないようです
特に定年後のキャリアは、この時期の時間の使い方で大きく差がでてきます
55歳役職定年で部下がいないスタッフ職の仕事になったり
60歳での定年再雇用を前提にして漫然と変化のない仕事を続けたりしていると
65歳で再雇用の期限を迎えたときに
納得のいく仕事を見つけて再就職をするのがとてもハードルの高い壁に?

60歳の定年退職時に定年再雇用という選択は
65歳からの仕事のことを考えると、実は最もリスクの高い選択になってしまう
50代の時に、周囲の社員とは違う問題意識を持って行動してきた人は
60代になってからさまざまなキャリアの選択肢がでてくる
例として
Aさんは40代でしたが、まったく違った道で勝負してみたいということで、週末に飲食店の運営見習いをすることから始めて準備を重ねてきた
手応えを感じたタイミングで、スパッと会社を退職し、小さな焼き鳥店を開業しました
とてもスッキリした表情で焼き鳥を焼いていました(表情は笑顔いっぱい)
いずれは違う道でずっと働き続ける仕事を見つけたいという問題意識を持って、情報を集めていたそうです

Bさんは、信託銀行を定年前に退職、フリーランスのファイナンシャル・プランナーとして活躍する70歳代の方
信託銀行勤務中の最後の時期に、確定拠出年金が導入されるタイミングで、導入のための勉強会講師をする担当になりましたが銀行の立場ではアドバイスできる範囲も限られてるので、フリーの立場でさまざまなお客さまの財産相談やライフプランのアドバイスをする仕事に憧れ、人脈づくりや資料などのコンテンツ作りを現職のうちから意識的に行ってきた
独立当初は仕事を安定的に確保するのが難しかったが、しっかりした準備と行動力で、次々に仕事の依頼が舞い込み、現在も、セミナーや研修の講師として全国を飛び回っています
彼のモットーは終身現役です

定年後に稼ぐ力を持っている人の共通点?
・定年退職を控えたかなり前の時点で、会社に依存しない働き方を考え、準備の行動をしてきた
・学び直しをする、昔取った杵柄では飯は食えない
常に時代の変化に合わせたお客さまの需要やニーズをつかむインプット、それを満たすためのスキル磨きが必要!
スキル磨きの中に、フリーランスには、情報発信力が重要!
インプットだけでなくアウトプットも大切なのです
アウトプットを前提としたインプットを日々行うことで、時代の変化に負けないキャリアを作ることができて来るのです

将来の人生設計において選択肢がなくなってしまうリスクとは?
・会社任せのキャリア形成になりがち
定年再雇用の終了時に働き続ける場所を見つけるのが極めて困難です
・55歳の役職定年、60歳の定年退職のタイミングで、仕事のやりがいと年収が大幅にダウン
・年金支給開始が70歳になる可能性が高く、年金支給額も減額される見通しのため、定年後に稼ぐ力が重要!
定年後に稼ぐ力については、大企業の場合、普通にキャリアを積み重ねていくだけではなかなか身につきにくい(弱点)
・大組織の歯車という性格の仕事をすることがどうしても避けられず
自分の仕事に集中して専門性を磨ける面はありますが、周辺の仕事を経験する機会に乏しく、自立したキャリアになりにくい
・55歳の役職定年以降の10年間、担当する仕事が、将来のキャリアにつながりにくい補助的な業務になってしまう

定年後に稼ぐ力は地方の中小企業では身につきやすい?
中小企業の場合
慢性的な人手不足の状況にあり、1人で何役もこなし、忙しい割に給料も安いので不平不満が出やすいが、
大企業の社員に比べると、本来の担当業務の専門性に加え、周辺業務も含めた幅広い業務を覚えることになり、将来、自律的なキャリアになりやすい
中小企業は人材確保が難しいことから、役職定年の55歳になっても後任が育ってなくて、管理職を続け、定年退職の60歳になっても、仕事はそのまま責任ある仕事を続ける方も多い(給料は安くなるが)
地方に本社のある中小企業は60歳になっても役員になって現役のまま稼ぎ続ける人も多い

大企業は
企業年金などもあるし
グループ会社で65歳までは定年再雇用制度で雇用が確保されている
実は65歳の定年再雇用が終了した時に、大企業に勤め続けていた会社員ほど、その後に満足できる職場を見つけることが難しい!













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