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2020年04月13日

休日の連絡を拒否する部下! つながらない権利は認めるべき?



休日の連絡を拒否する部下!
つながらない権利は認めるべき?

携帯電話、メール、SNSなど、連絡方法が多様化し
難しいのが仕事とプライベートのけじめ!
休日に上司から業務連絡を受け取ってガックリした経験がある人も多いことでしょう?
休日などに連絡が取れない!
つながらない権利を認めよという動きもある?
上司はこれを認めるべきなのか?

<管理職>
若手社員の仕事の取り組み方に納得ができない
許せないのは
・つながらない権利を主張する
・休日や有給休暇の際
・会社からの連絡に応じない
取引先にアクシデントが発生した場合
その権利を堂々と主張されても困る
会社は受け入れるべき?

休日や休暇中の部下に連絡を取るのは
相談したり、業務の準備をさせたり、業務を行なうよう指示するためです
いずれも時間外労働を要求することになるのです
連絡を取って業務をさせれば、時間外労働になります
時間外労働に関する労使間の三六協定に反しない限り
時間外手当等を払い、終業後や休日の業務命令もできます
しかし、有給休暇中はできません
こうした連絡を受けることを義務付けて拒否を認めない事は、
待機を命じることになり
休日でも業務命令に即応するような態勢で会社の連絡を待っているのであれば
労働者は会社の指揮命令下にあると解される
その場合、休日という不活動時間でありながら労働時間性が認められ、時間外労働として時間外手当が必要になります
*その場合でも三六協定が必要で、その制限を受けます

・他方、連絡を取って業務を要請しても、労働者が自由に拒否できる場合
そもそも労働者側も待機して連絡を待っている義務はないので
会社の指揮命令下にはなく労働時間ではありません
断わりづらい環境になっており、実際に頻繁の連絡を取って呼び出したりしていると、労働時間性が問題になる
・もともと有給休暇中の部下を働かせることはできませんし
休日や就業時間外であっても、部下に自発性を期待できない限り、業務に関して常時連絡可能にすることを求めても、やはり無意味です
・就労時間外は労働から解放され、自分のために使いたいという風潮は抗いようのない事実です
*人事体制を再構築、部下が自分の業務に責任感を持ち、自発的に対応するよう育てていくしかないのでは?














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