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2020年04月24日

10年以上リモートワークに取り組んできた経営者の話! リモートワークの落とし穴! と大事なこと? いつでもどこでも働ける! と喜ぶ人は要注意?



10年以上リモートワークに取り組んできた経営者の話!
リモートワークの落とし穴!
と大事なこと?
いつでもどこでも働ける!
と喜ぶ人は要注意?

・信用されてない」と思った瞬間熱意は冷める
・リモートワークを魅力的だと思う人は要注意
・さぼる誘惑
・働きすぎる落とし穴

緊急事態宣言による外出自粛
オフィスからリモートワークに切り替えるビジネスマンが増えています
通勤ラッシュも職場の嫌な人間関係も無い
ストレスフリーな仕事環境と楽しんでいる
次第に孤独を感じたり
気が滅入ったり
あらたなストレスを感じる人が、実は多い
リモートワークの、あるあると大事なことは?
禊のための出勤に意味は無い!
海外のビジネスにおいて、電話会議やビデオ会議などの時差出勤が多く
家でやろうと思えば家でやれたり
むしろそのほうが効率の良い仕事なのに
苦痛でしかない満員電車に毎日乗っていくことが無意味に思えて
子どもが生まれてからは
自分の出勤時間に合わせて子どもの通園を急かしたり
体調不良の時でも出勤するという禊のための出勤をしていた
ので、益々意味を見いだせなくなり、こうした経験から
創業したときには、本気で仕事(志事)をしたいという母集団であるなら
一人一人がパフォーマンスをコミットしさえすれば
通勤なんていう訳の分からない禊の為に時間やお金や労力を使ってほしくない
と、通勤を必ずしも必要としない勤務体制を選んだ

社員の反応はどうでしたか?
自分たちで自分たちの未来を、地域を変えたいと思う創業メンバーを全国から募集し、集めたので、通勤をイメージしていた人はいなかった
最初だけは、会いたいとリクエストして
いま働いているすべての社員は、最初は対面面談をしています
いま提供している子育てシェアでも同じことが言えて、子どもを預かる人と預けたい人が必ず最初は会うことにしています

同僚がいつ席にいるのかわからない?
のはストレス!
最初はリアルで会う理由は?
コミュニケーション手段としてはオンラインで全く問題ありません
しかし、人となりを知る、言葉にならない第六感的なものは、やはりリアルで対面で会ってこそわかるということが多いのです
オンラインだけで結婚相手を選ぶ人はいない?
自分の命よりも大事な子どもを預けたり
大商談やお詫びに伺う時は、やはり対面でなければいけないということもあります
面識のある人になれば、その後のコミュニケーションのほとんどはオンラインで全く困らないし、かえって効率が良いことの方が圧倒的に多い
リモートワークを10年以上した中で難しいなと思ったのは
どんな時?
一般的に職場でストレスが高くなるのは
他の社員がいつ席にいるのかわからない
仕事をしているのかわからないときです
ひとりで完結するような仕事ではなく、チームで仕事をするときなどは特にそう思います
オフィスで仕事をしていれば、そこにいること
今なら声をかけてよさそうだということは見ればわかります
リモートワークだと相手の様子がわからない
だから、些細なことを質問したり、声を掛け合う機会が減ってしまい、結局仕事を抱え込んでしまったり、効率が落ちることもあります

信用されてないと思った瞬間!
熱意は冷める!
今、いますか?
とオンラインで何度連絡しても反応が無く、待機状態が続くということにストレスを抱える社員が相当数いることがわかりました
相互に在籍時間を確認できるように席にいるときだけはビデオをオンにしてみたり、でも、それは監視されているようで気分がいいものではない事がわかりました
リモートワークの最悪のケース
相手がちゃんと働いているのかどうかと不信感を抱きはじめ、信頼関係が崩壊していくこと
真面目に働いている人でいればいるほど、信用されていないと思った瞬間
相手や会社に対する信頼や熱意は一気に冷めます
勿論、信用に値しない働き方をしている人は
本人はばれていないと思うかもしれませんが、リモートワークの場合
アウトプットこそが重要で、オフィスワークよりもすぐにばれます

用はなくてもコミュニケーションの時間を取る
用はなくてもコミュニケーションの時間を意図的に入れてチームビルディング
普段からそばにいない分だけ、確かに信頼関係を保つのが難しいのかもしれませんね

リモートワークの失敗ともいえる部分
ある日突然お話があるのですがーと退職の申し出をされること
普段のコミュニケーションが不足していて、社員の状態を管理出来ていなかったことの最たる結末なのです
話をよく聞くと社員間や上司との些細なコミュニケーション不足の積み重ねで
仕事を抱え込んでいたり、相手や会社に不信感を抱いていることが多い
こうしたことを解決するために、どのような対策が?
当社では午前10時から午後3時はコアタイムとして
この時間だけは必ず集中して仕事をしているということを共通ルールにしました
雑談も質問も、この時間であれば問題無いとした
お互いのコミュニケーションストレスが格段に減り、チームごとに朝礼をしたり、アジェンダのないミーティングを入れて、用はなくてもコミュニケーションをとる時間を意図的に入れることで、チームビルディングをしています
あとは、全員が予定を共通カレンダーに書き込んでいく
朝は今日の予定(アウトプット)、終業時には今日の実績を、日報で必ず共有する
残ったタスクはいつやるのか、誰にパスするのか、まで書く、ルールにしました

リモートワークになった途端に変わる人も
リモートワークをすることのメリット?
優秀な人材を全国各地から採用でき、さらには交通費計算や経費負担もなく、広い社屋を持って高い家賃を払うという必要が無い
家族の都合で転勤を受け入れられず、離職するという心配も無い
通勤という無駄なストレスが無いので、ストレスフリーな状態で仕事に専念してもらえる

デメリットは?
向き不向きがものすごくある
管理しなければいけない人を採用したり育成したりすることは、中小企業では難しい
採用面談や入社後しばらく出社し
上司に同行してもらっていた時はものすごく優秀だと思った人が、リモートワークになった途端、全く本領を発揮出来なくなったというケースも多い
そういう人の育成期間は、オフィスワークの何倍もかかります

リモートワークを魅力的だと思う人は
要注意?
リモートワークのメリットは
ライフステージの変化にあわせて働きやすいこと
社員から見たリモートワークのメリットとデメリット
メリット
ライフステージの変化や、自分と家族の体調にあわせて働きやすいこと
例えば子どもの成長や、同居家族の都合に合わせた時間で仕事をすることが出来ます
居住場所を転々とする、転勤家族などがわかりやすい例
自分や家族の体調がいまひとつ良くないときに、出勤するという禊が無いことで体調回復を早められたり、花粉症などの季節性体調不良のストレスから解放されたり、
デメリット
困り事に気づいてもらいにくいこと
だから、真面目な人ほど働き過ぎてしまったり、人に聞けない、頼りにくいということが起きやすい

リモートワークは、やはり人によって向き不向きがある!
リモートワークは、
かなりの自立した人、自己コントロール力のある人でなければ難しい
いつでも、どこでも働ける!
と楽だとか魅力だと思って入社を希望する人は要注意!
誰にも管理されず自分で自分を律して、しかもパフォーマンスをコミットして働くというのは、決して誰にでも出来ることではないことです
どんなに真面目に働いていても、誰かにおつかれさまと声をかけられることも無ければ
自分の顔色を見て疲れてる?と声をかけられることもありません

さぼる誘惑!
働きすぎる落とし穴!
自分で自分を管理し、かつ気にされることも無いというのは、精神的にキツイ時もあるのです
リモートワークには誘惑もいっぱい
家にいれば家事やテレビが気になり
子どもに気を取られたり
街に出れば魅力的なコンテンツであふれています
それらの誘惑に負けてしまうような人は、リモートワークに向きません
さぼるという誘惑だけでなく
働きすぎてしまうという落とし穴もあります
ついつい長時間働いてしまい、それでも仕事が終わらないと
生活そのものが杜撰になって疲弊してしまう
リモートワークは、能力的にもメンタル的にも非常に優秀な人たちで構成されていなければ、会社負担か個人負担のどちらかが大きくなり、バランスの悪い状態が生まれやすいのです













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