そのマツコロイドがいろんなことに挑戦する番組である。
今回の企画は、「マツコロイドが漫才をしたらどうなるのか?」というもの。
漫才界の実力者・ナイツの協力を得て、この検証がおこなわれた。
今回の漫才は、ネタの台本をナイツ塙さんが書き、マツコロイドがボケ、ナイツ土屋さんがツッコミでやることになった。
マツコロイドは「AI Talk」という技術により、かなり人間らしい声を発することができる。
とは言うものの、やはり人間よりは抑揚がなく、無機質になってしまうので、ぎこちなさが強く出てしまっていた。
その部分を技術的に改善し、ネタも練り直して、数日後に演芸場にて漫才を披露した。
結果、お客さんにはなかなかの高評価であったようだ。
マツコロイドの声を技術的に改善したことも成功の要因だと思うが、 ネタをアンドロイド用にうまく仕上げた というのが大きいと感じた。
近年のアンドロイド技術はものすごく進歩しているが、やはり人間とアンドロイドは違うものだ。
人間用のネタをそのままアンドロイドがやってもウケない。
逆に、アンドロイド用のネタを人間がやってもウケないと思う。
適材適所、ということか。
野球をラグビーボールでやったらおかしなことになるし、ラグビーの試合に野球のバットを持ち込んだら、いつもよりケガ人が多くなってしまうだろう。
・・・つまり、うまくいかないということである。
それにしても、アンドロイドの特性を捉えて、そこを活かすネタを短期間で仕上げたナイツ塙さんはすごいと思った。
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