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旧約聖書 伝道の書

 天が下のすべての事には季節があり すべてのわざには時がある
 生まれるに時があり 死ぬに時があり
 植えるに時があり 植えたものを抜くに時があり
 殺すに時があり いやすに時があり
 こわすに時があり 建てるに時があり
 泣くに時があり 笑うに時があり
 悲しむに時があり 踊るに時があり
 石を投げるに時があり 石を集めるに時があり
 抱くに時があり 抱くことをやめるに時があり
 捜すに時があり 失うに時があり
 保つに時があり 捨てるに時があり
 裂くに時があり 縫うに時があり
 黙るに時があり 語るに時があり
 愛するに時があり 憎むに時があり
 戦うに時があり 和らぐに時がある


 この一節に出会ったのは、もう何年も(もしかしたら何十年?)前、
 曽野綾子さんの「誰のために愛するか」という本からです。
 ベストセラーになったんですって。私が出会ったのは古本屋さんだけど。

 どの年代でもこの一節は読むたびに何か心に響くものが
 あると思います。
 そして今、また久しぶりにこの一節を読んで
 そうだよなぁ・・・と感じます。
 年代がいくほどに、そうだよなぁ・・・は深くなりますね。

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