2010年05月06日
バカにならない読書術
なんかちょっとひっかかるタイトルかな。
でも著者が養老孟司さんだからね。なんたって「バカの壁」ですもんね。
この本は第一部、第二部に分かれているのですが
小さいお子様をお持ちのお母様、お父様は是非とも
第一部をお読みいただきたい!
4章あるのですが、特に最初の2章ね。
養老先生がお子ちゃんの脳の発達で何が大切かを述べられて
おります。それはね・・・ふふふ・・・ここでは書かない〜
読んでくださいな〜〜!(ケチ!の声、多数)
そうか、なるほどな、と思いますよ。
昆虫好きの民族は日本と、チェコと台湾くらいだそうで
「ファーブル昆虫記」で有名なフランスのジャン=アンリ・
ファーブルの甥は日本に来て初めて叔父の偉大さを知ったそう。
文武両道の本当の意味、知行合一も誤解されてるとか
その誤解が大塩平八郎になり、三島由紀夫になったとか・・・
子供は親の背中を見て育つ、も、子供は親の行動を何でも手本にする、
だから親はいい手本を示さなきゃいけない、って思ってましたよね、
でもこれも違うんだって!
第一部はこのように、なかなか興味深いことがいっぱいです。
(だから付箋がイッパイさ!)
第二部は、養老先生と、池田清彦さん、吉岡忍さん、三者の
対談形式でいろいろなテーマでお勧めの本を3冊づつ紹介して
くれています。そのチョイスがなかなかです。
最近の小説に飽きたらない方は参考にされてはいかがでしょう。
マンガのお勧めもありますよ。