マイクロソフトは、ビジネスツール「Microsoft 365」に対話AI「ChatGPT」を取り入れることを発表した。ChatGPTを利用することで、ワードやエクセルでの業務効率化や生産性向上が期待できる。例えば、ワードでの顧客提案書作成時には、AIが提案書のドラフトを作成する支援機能がある。グーグルも「Google Workspace」で文章の下書きや要約をする機能を追加しており、他社も対話AIを発表しているが、提供開始時期は未定。ChatGPTは、サービスを公開し、実力を示すことで2カ月で1億人もの利用者を獲得した。
Bing AIの説明
対話AIとは、人間と自然な会話を行うことができる人工知能のことで、チャットボットや音声アシスタントなどのサービスに応用されています。
対話AIの分野では、グーグル、アマゾン、マイクロソフトなどのクラウド大手がしのぎを削っています。
グーグルは、自然言語処理モデル「BERT」や音声合成モデル「Tacotron」などを開発し、検索エンジンや音声アシスタント「Google Assistant」などに活用しています。
アマゾンは、音声アシスタント「Alexa」やチャットボット開発プラットフォーム「Amazon Lex」などを提供し、対話AIのエコシステムを構築しています。
マイクロソフトは、オープンAIが開発した自然言語処理モデル「ChatGPT」を組み込み、ビジネスツール「Microsoft 365」に対話AIを取り入れると発表しました。
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00466/032300010/
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