【人との働き方が下手な人】
仕事・生き方に出てしまう親からの育てられ方。
うちの母親は、いま70歳にして介護の手伝いをやっています。
「ボランティア」で。
充分、金貰っていい仕事をボランティアで、です。
だまされているとかいう話ではなく自分からボランティアでその「仕事」をやっているんです。
理由は「世の中の役に立ちたいけど、お金貰うほどの私じゃない」
母親は僕が生まれる前から、世の中に対しての自分というものに自信がないんですね。
自分のやることには、お金をもらえるほどな価値はない、と思い込んでいる。
で、専業主婦だけを40年以上やってきた人です。
そして、その思いを子供は投影してしまうんですね。
そのコも、自分もそうなんだ・・と。
世の中に、堂々とお金を要求できるほどな事ができない程度の能力の人間だ。
と心の底から思い込んでしまっているんですね。
これは、親の「世の中と自分」という関係性が、子供にくっきり移ってしまった状態。
実際、若いときの僕もこの親からの投影に悩まされました。
社会に出るのが極端に怖くなりました。
今、思えばあまりにも極端な発想に取りつかれたように。
まぁ、実際取りつかれていたのですが。
でもなんとか勇気出して社会に飛び込んでみれば、
最初こそ緊張で、必要以上にうまくいかないこともありましたが
刻まれた「自分の能力への疑い」、これをきちんと作用させることで
確認を怠らずで、いつのまにか
他人よりも確実な仕事ができる、信頼される存在になってました。
この投影からの「自分への無価値感」。
これは本当に辛い物です。
こじらせて、社会に出るのをためらったままの人。
出ても派遣などの責任感の薄い仕事を選んでしまって生活苦な人。
悩んでいる人は多いんですね。
僕が「えい」っと乗り越えて社会に出れたときに考えていたことは
「 たかが親の作った壁くらいオレが乗り越えてやる」でした。
とはいったものの最初の頃は怖くて怖くてでしたが。
今、こじらせちゃっている人へ。
自分を諦めかけちゃっている人へ。
未来はどれも同じじゃなくて、選んだほうに進みます。
なーんて、えらそうに。
でも、ぼくは越えましたよ。たかが親が作った壁。
・・・日本は今日もちょっと平和です。
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