前週USDJPY(終値110.08円)は、週足一目均衡表で雲下限(109.59円:一時下抜けたときは109.02円が安値)で反発し、今週は日足雲下限(110.32円)が上がっていきます。
但し、4月24日高値(112.40円)と5月3日高値(111.68円)を結んだ線(下降トレンドの上側にあるレジスタンス)と日足雲下限は110.43円付近で交わることになるので、上に値を伸ばす余地は限られています。下は週足雲下限109.59円が、年明け以降続く強いサポートとなっています。
レジスタンスやサポートに10pips以内に近づいたら、上抜け・下抜けが起きるぐらい大きな材料の有無をニュースアプリで確認し、無ければ逆張りで20pipsぐらい狙ってみます。
EURは、独国PMI速報値・Ifo企業景況感指数の発表前後の取引に絞ります。それぞれ市場予想はまだ出揃っていませんが、現時点でそれほど悪い数字になっていません。
指標発表の数時間前の市場予想が良い場合より悪い場合の方が、発表前に大きく動きそうな気がします。指標発表後は、良い結果であれ悪い結果であれ、指標による影響持続時間は短いと見なせます。発表後しばらくすると、前日のECB総裁発言と当日20:30公表のECB理事会議事要旨の照会予想に、EURの動きは縛られます。
経済指標発表前後はEURJPYで、それ以外はEURUSDで取引します。
EURUSDでの取引は、5分足のチャートで5pipsか、15分足のチャートで10pips以上が狙えそうなときに行います。そういうタイミングは、レジスタンスやサポート付近での突破・突破試行・反発で狙うことがほとんどです。
GBPは、10分足チャートでの10pips狙いです。
前週のGBPJPYの5分足・10分足・15分足のチャートを見比べて、10分足の10pips狙いぐらいを目安にしておくと、同じ方向に複数本のローソク足が続くことが多い感じがします。もちろん、今週もそうだとは限らないので、その感覚で取引して3連敗もしたら、そんな取引は止めるか目安を変更します
AUDは月曜の総選挙結果への反応が陰線方向なら、ショートを少し長持ちすることになっても50pipsを狙います。
もしAUDJPYが75円を下抜けると、74円台・73円台にサポートがなく、71円台・72円台まで下げる可能性があります。75円付近になったら、ショートで150pips狙い(損切100pips)というのも試してみます。
このところ、米中貿易摩擦激化でAUDは売られていたので、選挙後の一旦戻しで76〜78円付近まで戻したら、76円・77円・78円のそれぞれで、やはりショート150pips狙い(損切100pips)です。
まぁ、今週はしばらくチャートにもニュースにも触れてなかったので、感覚回復の週にします。
5月20日(月)
08:50 1-3月期日本GDP速報値
5月21日(火)
08:00 FRB議長発言
10:30 RBA金融政策会合議事要旨公表
17:30 BOE総裁発言
23:00 4月集計分中古住宅販売件数
5月22日(水)
16:30 ECB総裁発言
17:30 4月集計分英国物価統計
27:00 FOMC議事要旨公表
5月23日(木)
16:30 5月集計分独国PMI速報値
17:00 5月集計分独国Ifo企業景況感指数
20:30 ECB理事会議事要旨公表
23:00 4月集計分米国新築住宅販売件数
5月24日(金)
17:30 4月集計分英国小売売上高
21:30 4月集計分米国耐久財受注
以上