・23:00 7月集計分 米国CB消費者信頼感指数 ・7月集計分米国RM連銀製造業指数
の発表があります。
CB消費者信頼感指数とRM連銀製造業指数は、2015年以降の同時発表時を調べると、ややCB消費者信頼感指数の方がチャートへの影響力が強いようです。
市場予想(前回結果)
・信頼感指数 94.5(98.1)
事前差異判別式の解は△3.6です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年)
・直前10-1分足 6.0/3.8(7.9/5.4)
・直前1分足 3.2/2.2(3.1/2.9)
・直後1分足 6.2/3.8(3.7/2.7)
・直後11分足 10.8/7.0(7.8/3.7)
取引方針
・直前1分足は、事前差異判別式の解の絶対値が1.6以下のとき、その解の符号と逆方向です。現時点において事前差異は△3.6のため、今回は取引を見送る可能性があります。(期待的中率67〜68%)
・前月実態差異判別式の解の絶対値が9.2超ならば、指標発表直前にその解の符号と同方向にポジションを取得し、5pips以上利確できるときか、発表後1分以内に解消です。前月実態差異判別式の解は+12.2なので、今回はロングです。(期待的中率70〜73%)
・直前10-1分足値幅が5.7pips超の陰線なら指標発表直前にショートで、10pips以上利確できるときか、発表後11分以内に解消します。(期待的中率67%)
・直後1分足順跳幅が8.9pips超に達したら直ちに逆張りし、直後11分足終値がつくまでに解消します。(期待的中率75%)
以上
以下は30日に追記しています。
【事後検証】
指標結果は予想・前回を下回り、反応は素直に陰線でした。
現況指数は94.2で、前月86.7から改善したものの、期待指数が91.5と、前月106.1から大きく低下しました。消費者はこの先の所得や雇用に不安を感じている様子が窺える内容です。
反応は、発表直後に数10秒ぐらい陽線側に留まったものの、発表1分後には指標結果に素直に陰線側に戻されました。その後も陽線側に戻ろうとするものの、これは105円がサポートとして働いていたため、と思われます。
逆に、ここ最近のUSDの弱さを踏まえると、105円のサポートを下抜けた場合は、すーっと落ちる可能性もありました。結果的には104円台に入っても下げ渋っていました。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は 「1. FXは上達するのか」 をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
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注記以上
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