米国:13日、SL地区連銀総裁は、経済の過熱がすでに起きているか間もなく発生することを指摘し、全ての事象からインフレ率上昇が示唆されているとの見解を示した。しかしながら、労働市場回復には道のりが長く、FRBが先手を打って金融引締に着手することはない、とも述べた。
なお、上記発言の約5時間前に発表された12月集計分コアCPI前年比は+1.6%。FRB目標の2%を未だ下回っていた。
独国:14日発表独国年間GDP(2020年)は△5.0%。内訳は、民間消費△6.0%、政府支出+3.4%。独国は、輸出額+輸入額を名目GDPで割った貿易依存度が先進国で最も高いが、輸出減と輸入減を合わせると18%もの減となっていた。
中国:14日、税関当局が12月集計分貿易統計は、ドル建て輸出前年比+18.1%、同輸入+6.5%、と発表。
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明日は、
・09:30 豪州住宅ローン件数 (11月集計分)
・16:00 英国月次GDP (11月集計分)・ 生産指数 (11月集計分)・ 貿易収支 (11月集計分)
・22:30 米国小売売上高 (12月集計分)・ 生産者物価指数 (12月集計分)・ NY連銀景気指数 (1月集計分)
・23:15 米国鉱工業生産 (12月集計分)
・24:00 米国UM消費者信頼感指数速報値 (1月集計分)・企業在庫(11月集計分)
の発表があります。
16:00の英国指標の発表直後のチャートへの影響力順序は、月次GDP>生産指標>貿易収支の順です。これら3指標は2018年8月以降同時発表されており、月次GDPの良し悪しに直後1分足の方向は73%が素直に反応していた実績があります。
なお、今回の発表は11月集計分なので、まだ英仏トンネルの物流混乱は反映されていません。
同様に、22;30は小売売上高>生産者物価指数>NY連銀景気指数、の順にチャートへの影響力が強いことがわかっています。小売売上高の良し悪しは、これら指標との同時発表時も含め、直後1分足方向が79%素直に反応していた実績があります(2015年以降)。
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豪州住宅ローン件数
市場予想(前月結果)
・自宅用 △5.6%(+0.8%)
・投資用 予想なし(+0.3%)
事前差異判別式の解は△12.8です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年発表分)
・直前10-1分足 :4.9/ 2.6( 6.0/ 2.3)
・直前1分足:::::::1.5/ 0.9( 2.1/ 1.3)
・直後1分足:::::::3.6/ 2.8( 1.4/ 0.7)
・直後11分足:::::7.3/ 4.3( 4.9/ 2.6)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、事前差異判別式の解の絶対値が1.8超のとき、その解の符号と同方向にポジションを取得し、指標発表1分前までに解消します。今回の事前差異判別式の解は△12.8なのでショートです。
・指標発表直前に直前1分足値幅方向と逆ポジションを取得し、発表後1分以内に解消します。
・指標発表直前に直前10-1分足値幅方向と逆ポジションを取得し、発表後11分以内に解消します。
・直後1分足順跳幅が5.4pips超のとき直ちに追撃開始し、発表後11分以内に解消します。このとき、ポジション方向が実態差異判別式の解の符号と同じなら強気、逆なら弱気で攻めます。
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英国月次GDP
市場予想(前月結果)
・月次 △ 1.8%(+0.4%)
・3か月予想なし(+10.2%)
事前差異判別式の解はです。
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年発表分)
・直前10-1分足:11.7/ 9.0(17.9/13.6)
・直前1分足::::::::4.3/ 2.8( 3.5/ 2.5)
・直後1分足::::::10.8/ 8.9( 7.3/ 5.1)
・直後11分足::::15.1/ 9.4(11.1/ 7.3)
過去傾向に基づく取引方針
取引は中止します。
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米国小売売上高
市場予想(前月結果)
・前月比 △0.2%(△1.1%)
・コア前月比△0.1%(△0.9%)
事前差異判別式の解は+3.9です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年発表分)
・直前10-1分足::5.0/ 2.9( 6.0/ 3.3)
・直前1分足:::::::2.9/ 1.8( 1.8/ 1.1)
・直後1分足::::::13.8/ 9.9( 5.1/ 4.1)
・直後11分足:::::18.1/12.7(11.4/ 8.8)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、事前差異判別式の解の絶対値が1.3超のとき、その解の符号と同方向にポジションを取得し、指標発表1分前までに解消します。今回の事前差異は+3.9なのでロングです。
・直前1分足は、直前10-1分足値幅が1.6pips以下の陰線のときロング、その他はショートです。
・事前差異判別式の解の絶対値が2.6超のとき、指標発表直前にその解の符号と同方向にポジションを取得し、発表後1分以内に解消します。
・初期反応方向を確認したら追撃開始し、指標発表後5分以内に解消します。発表定時にときどき発生する一瞬のヒゲは無視します。
・直後1分足順跳幅が8pips超に達したら直後1分足終値がついた時点で追撃開始し、直後11分足終値がつくまでに解消します。
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米国鉱工業生産
市場予想(前月結果)
・鉱工業前月比+0.4%(+0.4%)
・製造業前月比+0.6%(+0.8%)
・設備稼働率 73.5%( 73.3%)
事前差異判別式の解は△0.2です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年発表分)
・直前10-1分足:5.1/ 3.6( 3.9/ 1.7)
・直前1分足::::::2.3/ 1.6( 1.6/ 1.0)
・直後1分足::::::4.3/ 3.1( 2.4/ 1.9)
・直後11分足::::7.6/ 4.6( 4.8/ 2.2)
過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足値幅が5.8pips超のとき、指標発表直前にそれと同方向にポジションを取得し、発表後11分以内に解消します。
・直後1分足順跳幅が7pips超に達したら、直後1分足終値がつくのを待って追撃を開始し、直後11分足終値がつくまでに解消します。
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米国UM消費者信頼感指数速報値
市場予想(前月確定値)
・信頼感指数 84.2%(80.7%)
・信頼感予備(現況)90.9%(90.0%)
・信頼感見通(期待)78.8%(74.6%)
事前差異判別式の解は+22.1です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年発表分)
・直前10-1分足:5.6/ 3.3( 5.0/ 2.8)
・直前1分足::::::2.2/ 1.3( 1.7/ 1.5)
・直後1分足::::::6.8/ 4.5( 3.3/ 2.1)
・直後11分足:::10.4/ 7.0( 6.1/ 3.6)
過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、直前10-1分足値幅が6.8pips超の陽線のときロング、その他の場合はショートです。
・事前差異判別式の解の絶対値が5超のとき、その解の符号と同方向に指標発表直前にポジションを取得し、発表から1分以内に解消します。
・直前10-1分足値幅が5.1pips超の陰線ならば、指標発表直前にショートし、発表後11分以内に解消します。その他の場合はロングです。
以上
以下は17日に追記しています。
【事後検証】
豪州住宅ローン件数
米国小売売上高
米国鉱工業生産
米国UM消費者信頼感指数速報値
以上
ーーー注記ーーー
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注記以上
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