・12:30 豪中銀金融政策
・19:00 欧州四半期GDP(10-12月集計分)
の発表があります。
欧州GDPは詳細分析記事がなく、指標取引は行いません。
なお、参考までに、ECB総裁は先に10-12月のGDP縮小の見通しを示しています。もちろん、前年比がかなり悪いことは何を今更で、問題は前期比です。先週発表された独国前期比速報値こそ+0.1%でしたが、仏国は△1.3%でした。
前期比市場予想は△1%ぐらいですが、どんどん感染者や死者が増えていた状態にしては予想が高い気がします。
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豪中銀金融政策
※ いくつか誤りがあり
前回 の政策変更が行われた
現状、豪州は急速な経済回復・雇用回復の一方、低所得者に限っては雇用の回復が鈍いようです。経済回復中の低所得者雇用対策は、資産購入規模の拡大と直結しない気がします。
但し、10年債利回りが1%を超えることもあり、AUDUSDは上昇が続いています。1月下旬になってやっと25日線を下回ったものの、現在のAUDUSDはまだ0.8に近い水準にあります。為替が経済・雇用の回復に悪影響があるとの言及はあるかも知れませんが、介入を示唆するほどではありません。
市場予想(前回結果)
・現状維持(OCRを3年間据置、3年債金利の誘導目標を0.1%に引下げ)
2014年12月以降、結果が現状維持だった場合の平均順跳幅/値幅pips(2020年発表分)
・直前10-1分足:::5.0/ 3.3( 5.6/ 4.9)
・直前1分足::::::::7.8/ 4.6( 3.4/ 2.3)
・直後1分足::::::15.0/11.5( 8.1/ 6.3)
・直後11分足::::23.9/16.3(14.9/ 8.0)
過去傾向に基づく取引方針
・指標発表から数秒待って追撃ポジションを取得し、発表1分後に解消します。
・発表から1分後ぐらいに直後1分足値幅方向に追撃ポジションを取得し、3分以内に解消します。
・発表から3分後ぐらいに直後3分足値幅方向に追撃ポジションを取得し、10分以内に解消します。
但し、発表後の反応程度が小さいにも関わらず、上下動が激しい場合は、発表後の追撃をポジション取得を止めることにします。
以上
以下は16時頃に追記しています。
【事後検証】
RBA金融政策
結果は債券購入期間の延長(実質購入規模拡大)で、反応は陰線でした。
昨年11月以降の声明文の要点を下表に纏めます。
反応は、発表後20秒ぐらいはやや陽線優位での上下動が続き、その後、陰線側に向かいました。
発表から1時間を過ぎる頃に80円のサポートを下回ったものの、その後の1時間が戻し、そしてまた1時間後に再び80円のサポートを下回りました。
最初の5分に急激に反応した後は、かなり穏やか(スローモー)な展開でした。
取引は、発表直後に陽線側への勢いに騙されたものの、その後は問題ありません。
下表最後の逆張りは、80円台への戻しに期待したポジションです。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は 「1. FXは上達するのか」 をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
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