2015年1月から2016年4月までにFOMCは11回ありました。この間にUSDJPY・EURUSD・GBPUSD・AUDUSDの反応を比較したことがあります。
直後1分足の長跳幅の平均は、それぞれ35pips・46pips・54pips・39pipsでした。直後瞬間の跳幅ではGBPUSDが最も大きく反応し、USDJPYの反応が最も小さかった訳です。
次に、直後11分足値幅の平均は、それぞれ41pips・58pips・43pips・43pipsでした。少し落ち着くと、EURUSDが最も大きく、やはりUSDJPYが最も小さかった訳です。
同じように、2015年1月から2016年2月までにECB月報公表は14回ありました。EURJPYとEURSUDの反応の大きさを比較すると、直後1分足の長跳幅平均は各10pips・11pipsで、直後11分足値幅平均は各21pips・15pipsでした。
また、英国GDP速報値は、2014年7月から2016年4月までに8回発表されています。この8回の平均をGBPJPYとGBPUSDで見てみると、直後1分足の長跳幅の平均は各30pips・25pipsで、直後11分足値幅の平均は各26pips・23pipsでした。
豪州雇用統計では、2015年1月から2016年4月までに16回の発表がありました。AUDJPYとAUDUSDでの反応を同じように求めてみると、直後1分足の長跳幅の平均は各49pips・43pipsで、直後11分足値幅の平均は各46pips・39pipsでした。
クロス円の方が大きく反応していた訳です。
結局、クロス円が有利かドルストレートが有利かはわかりません。わからないのなら、円クロスの方が慣れていて瞬間的な判断がしやすい分だけ有利だと考えています。
以上
もしこの記事が何か参考になったなら、どれか広告バナーをクリックして提携先に興味をお持ち頂けると幸いです。提携先はいずれも良心的なところを選んだつもりです。安心してください。 ーーー以下は広告ですーーー
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
以上
【このカテゴリーの最新記事】
- no image
- no image
- no image