【1. 今週成績及び所感】
2017年年初からの成績と、今週(4月第1週)の成績を一覧集計しておきます。
先週の取引時間は53分19秒、1指標当たり平均5分55秒です。損益は+15,031円、1指標当たり+1,670円です。
シナリオ単位では負けた指標もありましたが、指標単位では8勝1敗と運が良かった。大きく分析を外したことは、英サービス業PMIと米雇用統計です。ともに初期反応が大きかったので、外したのは私だけじゃなかったのでしょう。
今週は、最後に米軍のシリア攻撃があり、3分で60pips強のリスク回避円高がありました。中国主席訪米中にこうしたことが起きるとは、誰も思っていなかったでしょう。
仏大統領選が近づいているため、EURが荒れると予想していましたが、これは見込み違いでした。
4日に公表された豪州RBA議事録では、当面の政策変更なしが確認できました。
また、同日発表された米国2月貿易収支は、反応こそ小さかったものの、中国からの輸入が対前月27%減少というのには驚きました。さすが中国です。
5日に発表された英国3月サービス業PMIでは、直後11分足跳幅が70pipsもの反応となりました。市場予想は前回結果を僅かに上回っていたものの、大きく発表結果が改善したことが意外だったのです。
その後で、米国3月ADP雇用統計が発表され、市場予想をかなり大きく上回る内容となっていました。
6日未明に公表されたFOMC議事録では、FRBのバランスシート縮小に今年中に着手する可能性が高いことが示されました。この公表に先立ち、FOMCメンバーが何人か、利上げを急がない旨、発言を行いました。
7日に発表された米国3月雇用統計は、ロイターやWSJもさっそく言い訳記事を載せているぐらいですから、私なんか外しても仕方ありませんね。
【2. 次週主要指標の過去反応】
次週、4月第2週で注目すべき点は次の通りです。
- 英豪雇用統計があり、これらは結果次第で大きく反応します。
- 米英物価指標が発表されます。ともにインフレ過熱への警戒感が高まっており、週末に解説記事が多く出るでしょう。
- 仏大統領選1回目投票が4月23日に控えています。これまでは、1回目投票は極右候補が勝ち、5月の決戦投票で極右候補が落選するという解説一色です。
その他、関心を持っている指標を下表に纏めておきます。
この表の右3列の数字は、過去の直後1分足跳幅・値幅・直後11分足値幅の平均pipsです。データはまだ、前回記事で用いた値ですから、3月発表時の反応を踏まえた値にはなっていません。よって、3月発表時のpipsも含めると、誤差が1-3pips程度あるかも知れません。そのつもりでご覧ください。
以上
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