けれどもそのとき、見るからに「お前は違うだろう」という奴が名乗り出なかったか、それは報道されていません。
本日17:30に発表された英国7-9月期GDPは、前期比・前年比ともに予想を上回りました。と言っても、前期比・前年比ともにたった0.1%だけ予想を上回っただけです。それなのに、GBPJPYは指標発表前149.4円から151.3円まで反応を伸ばしました。約190pipsの上昇です。
18:28に「英利上げ観測上昇」との一報が流れ、これによって反応が加速した感があります。
どうも気に入りません。
お手元のツールで、英GDPの過去からの推移をご覧ください。今回の結果が市場予想よりも僅か0.1%上昇したからと言って、どこからどう見ても前年比は低下傾向です。物価(CPI前年比)が+3.0%に達したとは言え、この程度の成長率改善で利上げできるものでしょうか。
こういうニュースでは、誰が「利上げ観測上昇」だったのかを特定してほしいものです。ひょとして、これは途中から、ニュースに便乗した「ストップロス狩り」「そろそろ狩り」という動きだったのではないでしょうか。だって、英GDPは大して良くないのだから。
以上
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