損益pipsは+3063pips(月平均255pips)でした。
年初資金は、本ブログでの取引通貨ペアで最も高いGBPJPYの1枚分の投資資金の10倍(¥579,680)でした。年末残高は¥889,999なので、年間損益比は1.54です。
正直言って、2017年はちょっと出来過ぎでした。
以前に書いたように、このブログの取引方法では例年20%強のプラス収益で安定していました。たぶん今年は、ブログを始めたことで、分析結果を図示したり記したことが良かったのでしょう。来年もこのぐらいの成績をあげることが出来たら、ブログの宣伝文句も「年間30%ぐらいの投資収益が目指せます」と改訂することにしましょう。
なお、年間取引時間は32時間28分(月平均2時間42秒)でした。
月平均で3時間以下に取引時間を抑えるという本ブログのルールは守れました。ポジション長持ちを避けることで逸した利益もあったでしょうが、アテが外れたのに熱くなって損失を増やすことも避けられたことでしょう。
負けるときの自制の方が、調子が良いときに稼ぐよりもずっと難しいものです。特に、FXのような個人投資では、会社の仕事のように上司のチェックがないだけに、自分で守るべきルールを決めておくことは本当に大切です。
ルールを守った上で自分の裁量で判断すべきことを見つけることが、仕事でも個人投資でも大事です。
これらの関係を下図に示します。
青線は各月の損益pipsです。幸い赤字になった月は一度もありませんでした。
赤線は各月のポジションを保有した時間を分単位で表したものです。2月・7月・9月・10月は、ポジション保有時間が3時間を超えたものの、他の月で平均を下げています。
全体的には、指標に動きがあるときを取引が増えるので、毎月一律3時間という訳にはいきません。
次に、毎月の損益pipsを毎月の取引時間で割ってみます。
1分足1本当たりで稼げるpipsというのは、経済指標発表前後だけの取引に徹した場合でも、この程度です(もし負けても、この程度しか損が出来ません)。
中途半端なスキャルやデイトレをしている方は、このことをご存じなのでしょうか。
経済指標発表前後ですらこの程度ですから、何もないときに取引していると、この何倍も取引時間が長くなってしまいます。それではチャートから目を離している時間が増えてしまうので、いずれ大きな損失を被ることに繋がってしまいます。
このブログで最も重視しているルールは、ポジション長持ちを避けるということです。その上で損益をプラスにしたり効率良く稼ぐために、経済指標発表前後に取引を限定し、その勝ちパターンを分析している訳です。
では、良いお年を!
来年も宜しくお願いします。
以上
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