?T.事前投稿
ブログの日時は事前投稿日となっています。指標発表後に事後投稿し、その日時は「?U.事後検証」のタイトル行付近に記載しています。
本指標の反応分析は こちら に詳述しています。
せっかくFXで取引するなら、?@ 取引する指標や他の指標との関係性、?A その指標発表時の反応の特徴や傾向、を知っておいた方が楽しめます。言わば、観光地に行く前に「うんちく」を仕入れておくのと同じです。
今回発表は2018年1月分集計結果です。下表に指標要点を纏めておきます。
前掲の詳細分析結果に基づくシナリオは以下の通りです。
- 同月集計分のNY連銀製造業景気指数(以下、NY連銀指数と略記)とPhil連銀製造業景気指数(以下、Phil連銀指数と略記)の実態差異の符号が一致するとき(前月より当月が、両指標でともに改善したか悪化したとき)、ISM製造業景況指数発表直後1分足の反応と方向一致率が72%となっています。
同じ1月集計分のNY連銀指数の実態差異符号はマイナスでした。Phil連銀指数の実態差異符号もマイナスでした。よって、当月本指標の直後1分足は陰線となる期待的中率が72%です。
指標発表直前にショートをオーダーし、発表直後の跳ねで利確/損切します。 - 指標発表後は、反応方向を確認次第、追撃開始です。本指標は発表から暫く反応が伸びやすいので、取引しやすい指標だと言えます。
論拠は、直後1分足と直後11分足との方向一致率が79%あり、この79%の方向一致時だけに注目したときの直後1分足跳幅を直後11分足跳幅が超えて反応を伸ばしたことが81%に達しているためです。指標発表時点から見たその後の方向一致率が高く、且つ、反応を伸ばしているのだから、指標発表後に反応方向を確認したら、追撃は早期開始です。
そして、そのポジションは指標発表から1分を過ぎたら、早めに利確の機会を窺うべきです。直後1分足跳幅と直後11分足値幅とは、過去平均値が一致しています(利確できません)。 - いわゆる「抜けたら追う」べきポイントは、直後1分足値幅が陰線で8pips以上・陽線で20pips以上です。
直後1分足終値を見て値幅がこの閾値を超えていたら、追撃は徹底です。
直後11分足のヒゲの長さは、過去平均で全幅の30%です。これを目安に上下動を見ながら、反復徹底しても良いでしょう。
以上
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