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FX手法研究会のApajiです。     そして写真はM君です。さんの画像
FX手法研究会のApajiです。     そして写真はM君です。
何でも食べるな!
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イエティはいるのか
このブログの内容です
「お通」を見送る顔
内容の補足です
モストアンラッキー
先に謝っておきます
孤独な英国人は減ったのか
但書きです



1. FXは上達するのか

小さなコツをいくつか覚えたって駄目です。勝てない原因をきちんと突き止めてからやり直しましょう。FXを楽しむためには「投資期間」が必要です。すぐに始めたって勝てないことは、FXに限らず、何事であれ同じなのです。だからこそ、その期間を短縮するための「方法論」が大切なのです。

1-1. FXを楽しむために
アマチュアらしく…
1-2. いつか負けないはずがない!
上手くなるまでは短期取引です
1-3. 難しさの正体って何だ
利確と損切の理解は大切です
1-4. FXは上達するのか
取引機会を絞り込むべきです
1-5. 数字で掴もう
その機会にどう臨むかです
2. 経済指標の楽しみ方

このブログで扱う取引の理想は、経済指標発表前後の反応を着実に刈り取り、ポジション保有時間を最短化してリスクを避けることです。でも、効率良く取引するにはそれなりに予備知識が必要です。大した話は紹介できませんが、基本だけは押さえておきましょう。

2-1. 大きなゾウの隠れ方
指標取引のための予備知識です
2-2. ウソは嫌いだ!
短期取引をやるときの指針です
2-3. イグアナを見分ける前に
このブログの指標取引での成績です
 2-4. 小ズルくいきましょう
いわばジンクスで勝つ方法です

3. 指標取引分析手法

このブログでは経済指標への調査・分析を定型書式で行っています。定型書式を用いることで、反省を踏まえてやり方を進歩させたり、相場環境が変わったことを見つけやすくするため、です。

3-1. 指標取引の予備知識
指標発表前後の他の時間と違い
3-2. ローソク足各部の名称
全幅・値幅・跳幅とは?
3-3. 4本足チャート
このブログで使うチャート表記
3-4. 反応方向の予備知識
指標分類と反応方向の基本
3-5. 取引通貨ペアの選択
通貨ペアによる有利不利
3-6. 指標分析の方法
定量指標分析とは?
3-7. 反応分析の方法
定量反応分析とは?
3-8. 分析の成績
事前分析的中率
3-9. ブレイク対応準備
ついでに…
4. 経済指標DB

経済指標発表前後の短時間に分析期間を絞ることによって、指標への反応に一定の再現性(傾向)があることはわかりました。各国「政策決定指標」・「経済実態指標」の項に、主要な指標についての分析結果と分析事例を纏めてあります。

4-0. 各国経済・通貨の特徴
4-1. 日本経済
4-1-1. 政策決定指標
(a) 日銀短観
(b1) 東京都区部CPI
(b2) 全国CPI
4-1-2. 経済実態指標
(c) GDP一次速報
(d) 機械受注
(e1) 通関貿易統計
(e2) 国際収支
4-2. 米国経済
4-2-1. 政策決定指標
(a) FOMC
(b1) UM消信指数速報
(b2) CB消信指数
(b3) ISM非製景指数
(c1) NY連銀製景指数
(c2) Phil連銀製景指数
(c3) ISM製景指数
(d1) 輸出・入物価指数
(d2) 生産者物価指数
(d3) 消費者物価指数
(d4) PCEコアデフレータ
(e1) ADP雇用統計
(e2) 雇用統計
4-2-2. 経済実態指標
(a1) GDP速報値
(a2) GDP改定値
(a3) GDP確定値
(b1) 小売売上高
(b2) 個人消費・所得
(c1) 鉱工業生産
(c2) 耐久財受注
(d1) 中古住宅販売件数
(d2) 新築住宅販売件数
4-2-3. 収支関連指標
(a) 貿易収支
4-3. 欧州経済
4-3-1. 政策決定指標
(a) ECB金融政策
(c1) ZEW企業景況感調査
(c2) 独国Ifo企業景況指数
(c3) 独国PMI速報値
(c4) 欧州PMI速報値
(d) 欧州HICP速報値
4-3-2. 経済実態指標
(a1) 独国GDP速報値
(b) 独国貿易統計
(c1) 独国製造業新規受注
(c2) 独国鉱工業生産
4-4. 英国経済
4-4-0. 英国経済指標反応要点
4-4-1. 政策決定指標
(a) BOE金融政策
(c1) PMI速報値
(c2) 製造業PMI改定値
(c3) サービス業PMI改定値
(d) 物価統計
(e) 雇用統計
4-4-2. 経済実態指標
(a1) 月次GDP
(a2) 四半期GDP速報値
(b) 小売売上高指数
(c) 鉱工業生産指数
(d) 貿易収支
4-5. 豪州・NZ経済
4-5-1. 政策決定指標
(a) RBA金融政策
(b) RBNZ金融政策
(c1) NAB企業景況感指数
(c2) WP消費者信頼感指数
(d1) 四半期住宅価格指数
(d2) 四半期生産者物価指数
(d3) 四半期消費者物価指数
(e1) 賃金指数
(e2) ANZ求人広告件数
(e3) 雇用統計
4-5-2. 経済実態指標
(a) 四半期GDP
(b) 貿易収支
(c) 小売売上高
(d1) 住宅ローン件数
(d2) 建設許可件数

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2020年01月31日

1月31日経済指標(結果検証済)

本日は
・22:30 12月集計分 米国個人消費支出・個人所得
の発表があります。

市場予想(前回結果)
・個人所得前月比+0.3%(+0.5%)
・個人支出前月比+0.3%(+0.4%)
・PCEコアデフレータ前月比+0.1%(+0.1%)
・PCEコアデフレータ前年比+1.6%(+1.6%)
事前差異判別式の解は△0.6です。

過去平均順跳幅/同値幅pips(2019年)
・直前10-1分足6/4(3/3)
・直前1分足 4/3(1/1)
・直後1分足 9/6(4/3)
・直後11分足 12/7(6/4)

過去傾向に基づく取引方針
・指標発表直前に事前差異判別式の解の符号と同方向にポジションを取得し、6pips以上の含益があるときか、指標発表後1分以内に解消します。
・指標発表直前に直前1分足と逆方向にポジションを取得し、9pips以上の含益があるときか、直後11分足終値がつくまでに解消します。
・直後1分足順跳幅が7pipsを超えたら直ちに追撃開始し、直後1分足順跳幅の2倍を超えるか、直後11分足終値がつくまでに解消します。
・直後1分足順跳幅が過去平均値の14pips超に達したら、直後1分足終値がついた時点で逆張りし、3pipsの利確か、直後1分足順跳幅の半値戻しを狙います。
以上




以下は2月2日に追記しています。
【事後検証】

結果は予想より改善、前回より悪化でした。
反応も初期は陽線、その後陰線に転じました。

個人所得の伸びは2015年以降平均値(+0.31%)より0.1%小さい+0.2%、PCEコアデフレータ前月比は同平均値(+0.13%)より0.1%大きい+0.2%、でした。
所得の伸びが小さくなって物価上昇が大きくなったことを理由に挙げて、今年の個人消費が緩やかな伸びに留まるとの見解を示した解説もありました( ロイター )。

反応が発表直後に陽線、その後に陰線に転じたことは、事後差異判別式の解の符号がプラスで、実態差異判別式の解がマイナスだったことから、過去の傾向に沿った動きだったと言えます。
現在の武漢肺炎拡大を理由に挙げる必要はありません。

1912米国PCE700.png

事前方針における「指標発表直前に直前1分足と逆方向にポジションを取得し、9pips以上の含益があるときか、直後11分足終値がつくまでに解消」は、「判定不可」を結論とします。
「指標発表直前に直前1分足と逆方向にポジションを取得」は過去傾向通りでした。
また、「9pips以上の含益があるときか、直後11分足終値がつくまでに解消」も、直後11分足順跳幅が直後1分足順跳幅を超えて反応を伸ばしているので間違っていません。
がしかし「直後11分足終値がつくまでに解消」という割には、指標発表から1分を過ぎて利確すべきタイミングが早すぎた気がします。
よって、これは本来ならば「〇」判定で構いません。

が、採点は厳しく、です。
厳しくしても、中長期的に的中率が高い分析を目指すことにしましょう。

1912米国耐久財800.png

以上

ーーー注記ーーー

本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は 「1. FXは上達するのか」 をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。

ーーー注記ーーー

本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上




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2020年01月30日

1月30日経済指標(結果検証済)

本日は、
・22:30 10-12月集計分 米国四半期GDP速報値
の発表があります。

市場予想(前回確定値)
・GDP前期比 +2.0%(+2.1%)
・GDPデフレータ+1.8%(+1.7%)
・PCEコアデフレータ+1.6%(+2.1%)
・PCE    +2.0%(+3.2%)
事前差異判別式の解は△2.5です。

過去平均順跳幅/同値幅pips(2019年)
・直前10-1分足5/3(2/1)
・直前1分足 4/2(2/1)
・直後1分足 21/15(14/10)
・直後11分足 23/17(13/11)

過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、事前差異判別式の解の符号と同方向にポジションを取得し、5pips以上利確できるときか、指標発表1分前までに解消します。
現時点の事前差異判別式の解は△2.5なので、今回はショートです。
・直前1分足は、直前10-1分足が陽線ならばショートし、3pips以上利確できるときか、指標発表直前までに解消します。
・直前10-1分足値幅が2pips超ならば、それと同方向に指標発表直前にポジションを取得し、20pips以上利確できるときか、直後1分足終値がつくまでに解消します。
・直後1分足順跳幅が31pipsに達したら、直ちに逆張りします。
以上




以下は2月1日に追記しています。
【事後検証】

結果は予想に対し悪化、前回に対し改善と見なせます。
反応は陰線で、その後陽線へと転じました。

分析対象外のGDP前年比は+2.3%でした。
+2.3%という数字は2016年以来の低い伸び率だったことに注目する解説が見られます( ロイター記事 )。
けれども、反応が発表直後に陰線、その後に陽線に転じたことは、事後差異判別式の解の符号がマイナスで、実態差異判別式の解がプラスだったことから、過去の傾向に沿った動きだったと言えます。
GDPは前年比より前月比が反応に寄与しています。

2001米国GDP速報値710.png

2001米国GDP速報値810.png

次回改定値の発表は2月27日、速報値は4月29日の予定です。
以上

ーーー注記ーーー

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初心者に優しくなっていますよね。
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2020年01月28日

1月28日経済指標(結果検証済)

本日は
・22:30 12月集計分 米国耐久財受注
・24:00 1月集計分 米国CB消費者信頼感指数
の発表があります。

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米国耐久財受注

市場予想(前回確定値結果)
・耐久財受注前月比 +0.4%(△2.1%)
・コア耐久財受注前月比+0.2%(△0.1%)
・非国防資本財受注+0.2%(+0.2%)
事前差異判別式の解は△4.7です。

過去平均順跳幅/同値幅pips(2019年)
・直前10-1分足6/4(3/3)
・直前1分足 4/3(1/1)
・直後1分足 9/6(4/3)
・直後11分足 12/7(6/4)

過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足値幅が6pips以上のとき、指標発表直前に同方向にポジションを取得し、10pips以上利確できるときか指標発表から11分以内に解消します。
・直後1分足順跳幅が9pips超に達したら、直後1分足終値がつくのを待って逆張りし、3pips以上利確できるときか直後11分終値がつくまでに解消します。

ーーー$€¥£A$ーーー

米国CB消費者信頼感指数

市場予想(前回結果)
・指数 128.0%(126.5%)
事前差異判別式の解は+1.5です。

過去平均順跳幅/同値幅pips(2019年)
・直前10-1分足5/3(3/2)
・直前1分足 3/2(2/1)
・直後1分足 6/4(5/4)
・直後11分足 10/7(9/7)

過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足は、事前差異判別式の解の絶対値が0.8超2.4以下のとき、その解の符号と同方向にポジションを取得し、指標発表1分前までに解消します。
現時点における事前差異判別式の解は+1.5なので、今回はロングです。
・直前1分足は、事前差異判別式の解の絶対値が2.4以下のとき、その解の符号と逆方向にポジションを取得し、指標発表前に解消します。
今回はショートです。
・事前差異判別式の解の絶対値が0.8超2.4以下のとき、その解の符号と同方向に指標発表直にポジションを取得し、直後1分足終値がつくまでに解消します。
今回はロングです。
・直後1分足順跳幅が3pips以下ならば、直後1分足終値がつくのを待って追撃を開始し、直後11分足終値がつくまでに解消します。
・直後1分足順跳幅が12pips超に達したら、直後1分足終値がつくのを待って追撃を開始し、直後11分足終値がつくまでに解消します。
以上




以下は1月29日に追記しています。
【事後検証】

武漢肺炎の拡大懸念により、リスクオフ環境です。

米国耐久財受注

結果は改善したものの、反応は陰線でした。

耐久財受注前月比が予想を上回ったものの、前月結果が大きく下方修正されており、コア耐久財受注とコア資本財が予想を下回りました。
事後差異判別式の解は+1.2だったものの、直後1分足は陰線でした。

この理由について、非国防コア資本財前月比が△0.9%と悪化したことを挙げる解説記事が見られます( ロイター記事
非国防資本財が大きく悪化したことは民間設備投資の悪化を意味しており、当期(2020年1-3月期)以降のGDP悪化を示唆する、という理由です。

がしかし、実態差異判別式の解の符号はプラスとなっており、直後11分足が陽線となったことは、過去傾向通りの動きでした。

1912米国耐久財700.png


米国CB消費者信頼感指数

結果は大きく改善、反応は陽線でした。
反応が伸びなかったのは、リスクオフ環境のためと思われます。

2001米国CB消費者700.png

2001米国CB消費者800.png

以上

ーーー注記ーーー

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2020年01月27日

1月27日経済指標(結果検証済)

本日は
・12月集計分 米国新築住宅販売件数

の発表があります。

市場予想(前回結果)
・件数 73.0万件(71.9万件)
・前月比+1.5%(+1.3%)
事前差異判別式の解は+0.2です。

過去平均順跳幅/同値幅pips(2019年)
・直前10-1分足6/4(5/3)
・直前1分足 3/2(2/2)
・直後1分足 6/4(4/3)
・直後11分足 10/5(7/5)

過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、直前10-1分足値幅が6pips超で陽線ならばショートで、2pips以上利確できるときか指標発表直前までにポジション解消します。
・直後1分足順跳幅が10pips超に達したら、直後1分足終値がついた時点でそれとは逆方向にポジションを取得し、3pips以上利確できるときか直後11分足終値がつくまでに解消します。
以上




以下は1月29日に追記しています。
【事後検証】

1912米国新築700.png

以上

ーーー注記ーーー

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2020年01月26日

米国GDP速報値の分析を更新しました

中国武漢発の新型肺炎は拡大の一途です。
中国保健当局の本日発表では「潜伏期間は1〜14日で、感染力が(初期の頃より)強くなった兆しがある」とのことでした。
外出するときは気を付け、帰宅したらすぐに手を洗いましょう。

米国GDP速報値 の分析を更新しました。
以上
タグ: 米国GDP速報

2020年01月22日

1月22日経済指標(結果検証済)

本日は
24:00 12月集計分 米国中古住宅販売件数
の発表があります。

市場予想(前回結果)
・件数 543万件(535万件)
・前月比+1.3%(△1.7%)
事前差異判別式の解は+3.0です。

過去平均順跳幅/同値幅pips(2019年)
・直前10-1分足6/4(6/4)
・直前1分足 3/2(2/2)
・直後1分足 4/3(3/2)
・直後11分足 8/4(5/3)

過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、直前10-1分足値幅が4pips超のときそれと同方向にオーダーします。
・直後1分足順跳幅が6pipsを超えたら、その逆方向に直後1分足終値がつくのを待ってポジションを取得し、直後1分足値幅の半値戻しか指標発表から11分以内に解消します。
以上




以下は1月29日に追記しています。
【事後検証】

結果は改善、反応は陰線でした。

BOC金融政策と同時発表でしたが、政策が現状維持だったためその影響は見受けられませんでした。

今回件数の554万件は、2018年3月集計分の560万件以来の大きな数字でした。
前月比+3.6%の改善は、2019年3月集計分の△4.9%以来の大きな変化でした。
それにも関わらず反応は小さく、しかも結果改善に対して陰線でした。

リスク回避時によく見られるように、JPY>USD>EUR、の順に強くなっていました。
この動きが武漢肺炎の影響と見なして良いか、この時点では判断に迷いました。

1912米国中古700.png

以上

ーーー注記ーーー

本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は 「1. FXは上達するのか」 をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
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2020年01月21日

米国貿易収支は市場予想で動かない

『米国収支指標「貿易収支」発表前後のUSDJPY反応分析』 を更新しました。

米国貿易収支は、発表時にほとんど反応がない指標です。また、他の指標との同時発表も多く、取引機会が限られます。そんな特徴から、これまでほとんど取引をしてませんでした。
がしかし、改めて過去データを見直してみると、いくつか特徴的な傾向がありました。
なかでも、貿易収支発表直後の反応方向には市場予想があまり関係ない、という点は、もっとも変わった特徴です。

興味があれば、 こちら を参照願います。
以上


タグ: 貿易収支

2020年01月19日

米国PCEコアデフレータ発表時取引の指針

PCEコアデフレータは、FRBが政策変更の参考にしている指標にも関わらず、反応が小さく取引が難しい指標です。けれども、指標発表前→指標発表直後→その後の追撃、の各期間毎に反応方向が事前示唆されることがあります。その内容を知らなければ、それだけで取引は不利になります。

米国実態指標「個人所得・個人支出」・物価指標「PCEコアデフレータ」発表前後のUSDJPY反応分析 を改訂しました。
詳しくは分析記事を参照願います。
以上

2020年01月17日

1月17日経済指標(結果検証済)

本日は
23:15 12月集計分 米国鉱工業生産・製造業生産・設備稼働率
24:00 1月集計分 米国UM消費者信頼感指数速報値
の発表があります。

ーーー$€¥£A$ーーー

米国鉱工業生産・製造業生産・設備稼働率

市場予想(前回結果)
・鉱工業生産前月比△0.2%(+1.1%)
・製造業生産前月比△0.2%(+1.1%)
・設備稼働率 77.1%(77.3%)
事前差異判別式の解は△6.5です。

過去平均順跳幅/同値幅pips(2019年)
・直前10-1分足5/4(4/3)
・直前1分足 2/2(1/1)
・直後1分足 5/3(5/3)
・直後11分足 8/5(7/4)

過去傾向に基づく取引方針
・直前10-1分足はショートで、含益が2pips以上になるか指標発表直前に解消します。
 但し、直前10-1分足が陰線で6pips超ならばロングです。
・指標発表直前にロングで、含益が5pips以上になるか直後1分足終値がつくまでに解消します。
・直前10-1分足が4pipsを超えたら、指標発表直前に直前10-1分足と同じ方向にポジションを取得し、含益が8pips以上になるか直後11分足終値がつくまでに解消します。
・直後1分足順跳幅が7pipsを超えたら、直後1分足終値がついた時点で追撃開始し、含益が3pips以上になるか直後11分足終値がつくまでに解消します。

ーーー$€¥£A$ーーー

米国UM消費者信頼感指数速報値

市場予想(前回確定値)
・信頼感指数99.2(99.3)
・期待指数 115.0(115.5)
・現況指数 89.0(88.9)
事前差異判別式の解は△0.1です。

過去平均順跳幅/同値幅pips(2019年)
・直前10-1分足6/3(3/2)
・直前1分足 2/1(2/1)
・直後1分足 8/5(5/4)
・直後11分足 11/8(6/4)

過去傾向に基づく取引方針
・事前差異判別式の解の絶対値が5.0以下のとき、その解の符号と同方向にポジションを取得し、指標発表1分前までに解消します。
今回の事前差異は△0.1なのでショートです。
以上




以下は1月18日に追記しています。
【事後検証】

米国鉱工業生産・製造業生産・設備稼働率

結果は予想を下回ったものの、反応は陽線でした。
前回結果が3項目とも修正され、実態差異は±0となりました。

鉱工業生産と設備稼働率が悪化したものの、製造業生産が対前月プラスでした。
中東リスクによって鉱工業生産や設備稼働率は今後の改善も期待できます。
こうした背景が陽線での反応に結び付いた、と捉えれば良いでしょう。

なお、事前方針で直前1分足での取引は棄権し、過去傾向にない直前10-1分足での取引を意図していました。
反応も小さく、予想通りの展開となったものの、寝てしまって取引はしていません。
週末相場で中国の春節が近いことや、直後11分足で陰線側のヒゲが大きいことから、事前方針こそ満点なものの、実際に取引していたら方針外取引で直後11分足で損切になっていたかも知れません。

1912米国鉱工業生産700.png


米国UM消費者信頼感指数速報値

指標結果は悪化、反応は陰線でした。
現況指数が改善したものの期待指数が悪化し、信頼感指数は悪化しました。
信頼感指数は前月まで4か月連続して改善していたので、そろそろ的な結果だと言えます(過去4年間で4か月で改善や悪化が続いたことは先月までの4か月しかありません)。

2001UM消信速700.png

以上

ーーー注記ーーー

本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は 「1. FXは上達するのか」 をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。

ーーー注記ーーー

本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上




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2020年01月16日

1月16日経済指標(結果検証済)

本日は
・22:30 12月集計分 米国小売売上高 ・1月集計分 Phil連銀製造業景気指数 ・12月集計分 輸入物価指数
の発表があります。

過去にこれら3指標の組み合わせで同時発表されたとき、指標発表直後のチャートへの影響力は、小売売上高>Phil連銀製造業景気指数>輸入物価指数、の順になります。
よって、以下は小売売上高への反応を念頭に記載します。

市場予想(前回結果)
・前月比 +0.3%(+0.2%)
・コア前月比+0.5%(+0.1%)
事前差異判別式の解は△0.5です。

過去平均順跳幅/同値幅pips(2019年)
・直前10-1分足5/3(4/2)
・直前1分足 3/2(2/2)
・直後1分足 17/12(13/9)
・直後11分足 20/14(15/9)

過去傾向に基づく取引方針
・直前1分足は、直前10-1分足が陽線ならショートで目安1・2pipsとします。
・初期反応方向を確認したら追撃開始し、指標発表後4分以内に解消します。
・直後1分足順跳幅が34pipsに達したら、直後1分足終値がついた時点で逆張りし、3pipsの利確か、直後1分足順跳幅の半値戻しを狙います。
以上




以下は1月17日に追記しています。
【事後検証】

指標結果は改善、反応は陽線でした。

1912米国小売700.png

1912米国小売800.png

以上

ーーー注記ーーー

本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は 「1. FXは上達するのか」 をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。

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本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上




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