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イタリア・セリエA第20節 本田圭佑リーグ戦初先発。
セリエA第20節、 ACミランvsベローナ の試合は、ミランのホーム、ジュゼッペ・ミアッツァで行われた。
19節終了時点でミランは 11位 。成績不振でアッレーグリ監督は解任され、新監督として セードルフ 監督が就任した。
セードルフといえば、ミランで背番号10を背負って長年活躍した元オランダ代表の中盤の選手。
ブラジルでプレーしていたが、急遽引退してミランの危機を救うために監督に就任した。
セードルフ監督と本田圭佑が加わり、強いミランが戻ってくるのか、これからがたのしみだ。
この試合、 本田 はトップ下に入った。1トップには バロテッリ 、2列目の右に カカ 、左に ロビーニョ 、後ろには モントリーヴォ 。
なんとも贅沢な布陣ではないか。
一方の ベローナ は今シーズンセリエBから昇格したばかりだが、 5位タイ につける健闘を見せている。
この両者は、開幕戦で戦っているが、その時は2−1でベローナが勝っている。
前半は立ち上がりからミランがボールを保持、本田もよくボールに絡んでいいパスも出していた。
13分には本田がフリーキックを蹴ったが、これは大きく枠を外れた。
17分には本田にビッグチャンスが訪れたが、トラップが大きくなりシュートは打てなかった。
29分、本田とカカの2人で細かいワンタッチパスの交換で相手ゴール前に迫った。これは見事だった。
前半はミランの流れだったが、両チーム得点なく 0−0 で終了。
本田もボールによく絡み、チームになじんでいるという印象だった。
後半は一進一退の攻防が続いた。本田は2本のシュートを打ったが、決めることはできなかった。
本田は18分にベンチに下がった。この日の本田は攻撃のリズムを作り、存在感を示した。
周りの選手とのコンビネーションも悪くなかった。
その後試合は、カカがファウルを受けてミランが PKを獲得 。
そのPKを バロッテッリ が落ち着いて決めてミランが先制。37分だった。
この1点を守ったミランが勝利を飾った。
ミランは、18節と19節の試合と比べると明らかにゲーム内容は良かったと思う。
本田が加わったことで中盤を支配できるようになった。
セードルフ新監督と新背番号10が低迷ミランを救う。
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