準決勝で中国との死闘を制した日本は、初優勝をかけた大一番に臨んだ。
グループリーグで対戦した時は、2-2のドローだった。
この試合の先発は、 FWは高瀬、 MFは川澄、宮間、中島、阪口、澤。
DFは宇津木、川村、岩清水、有吉。そして GKは福元。
前半の立ち上がり、オーストラリアが縦の長いパスや、カウンター攻撃で日本のゴールにせまる場面があり何度かヒヤッとさせられた。
28分、日本のコーナーキックのチャンス。
キッカーの宮間はゴール前に上げるのではなく、宇津木にパス。
宇津木がクロスを上げて、そのボールを 岩清水 が頭で合わせて先制した。
宮間 は高さのある相手に対して単純にゴール前に上げるのではなく、ショートコーナーを使ったり、一度味方にパスを出すなどの工夫をしていた。
それが功を奏した。他のコーナーキックの場面では一度左足で蹴るふりをして右足で蹴るなど、多彩なキックを見せた宮間。
右でも左でも正確に蹴ることができるのはスゴイ。
その後は日本がボールを回し、試合は日本のペースになった。前半は1-0。
後半も日本がボールを回していたが、徐々にオーストラリアがボールを持って日本陣内に攻め込むようになった。
危ない場面もあったが前半にとった1点を守り切り、日本がアジアカップ初優勝を決めた。
開催地は高温多湿、グループリーグは中一日の超過密日程、海外組のは多くは招集できないなどの厳しい条件の中で見事に戦い抜いた。
本当に立派な選手たちだと思った。
次は男子がブラジルで活躍してくれることを願う。
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