先日アルジェリアでテロ集団による人質殺害というたいへん痛ましい事件が起こりました。
この悲しい事件についてのニュースを見ているとき、NHKのアナウンサーが「昔の歌でカスバの女」という歌があったのを思い出した、と言っていました。
早速YouTubeで検索してその曲を聞いてみました。
いろんな歌手がその歌を歌っていますが、なかでも、ちあきなおみが歌っている「カスバの女」が素晴らしく、何度も何度も聞き返しました。
「ここは地の果てアルジェリア、どうせカスバの夜に咲く、酒場の女の薄情け......」このフレーズが頭から離れなくなってしまいました。こういう名曲を眠らせておくのは非常にもったいないと思います。
ついでにちあきなおみの他の歌もいろいろと聞いてみました。凄いです。彼女の歌唱力はもちろん、何よりもその表現力には圧倒されます。今までは「喝采」という曲はよく知っていて、カラオケでも時々歌ったことがあります。またコロッケのものまねはよくテレビでも見たことがありました。
今回改めて彼女の歌を聞いてみて、これぞプロ中のプロだと思いました。ちあきなおみ「カスバの女」、今となってはテロの犠牲になった方々に捧げる歌に思えてなりませんが、もしご興味があれば一度聞いてみることをお勧めします。
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