タイトルは「富士登山」じゃあなくて「富士 下山 」です。

あの富士山でなくても、山はフツウ登山じゃあないの?
と思いますよね。

ところが、「下山」なんです。


もう、3年くらい前から、この富士下山を企画している
旅行会社もあったようです。
もちろん、ニーズがあるから、こういう企画ができるのであります。

富士下山2.png



日本も4人に一人の割合で65歳以上の人が占めるご時世です。
年金制度、高齢者福祉、介護などの言葉を聞かない日はないですね。



そんな中でも、元気な高齢者もたくさんおられて、
山登りを趣味にしておられる方も多いはず。



ところが、いくら元気と言っても、5年、10年前なら
スイスイと登れてた2千メートルを超える日本アルプスも
だんだん「ゼイゼイ〜」「ヒ〜ヒ〜」に変わってまいります。

いわゆる、高山病なんかも初心者はよく罹りやすいらしいですが、
高齢者がこれにかかるとアブナイです。



で、高齢者で山好きの方は
富士山だと5合目あたりまで車で行って
降りてくりゃあいいじゃん・・・と相成ったという訳です。

富士下山1.png



でも、登山でなくて下山とはすごい発想です。
ふつう下山するには、さきに登らないといけないです(-_-;)
登山用車道があったら、車であがってしまおうということです。

山を楽しみたい・・・と真から思う人は自然に身を置いて
みるということの意味をご存知なのでしょうね。

それは登山でも下山でも一緒のことと理解されているのでしょう。
ここにビジネスチャンスを見た人はエライ!するどい!
富士下山で多くの下山観光希望者を集客したのです。


笠戸島.png
   笠戸島です

ところで、
私が住む町に「笠戸島」という風光明媚なところがあり
ここの山歩きを楽しみながら、戦時の砲台跡などの遺構が
あるところも訪ねてみようという企画がありました。
私は夫婦でこの企画に参加しました。
山歩きや山登りなど20年以上前のこと。

たかだか200メートルくらいの山を白目剥いてヒ〜ヒ〜言いながら、
あがった記憶があります。(低山病・・・?)
このくらいの体力レベルのジジイですから、富士下山のコースにあるという
行程の約2割の上り道もギブアップかもです(-_-;)





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