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日曜阪神〜第47回エリザベス女王杯(G?T)

【優れたyoutuberが解説】日本の、世界のほんとうの姿

注目のマジカルラグーン(父ガリレオ)は5番枠に入った。この馬の取捨をどうするか、というところからアプローチするファンが多いと思われる今年の女王杯。

女性トレーナーが「阪神は直線が長くて走りやすい」というようなことを言っていたようだが、おそらくマジカルラグーンが過去に走った競馬で最も直線が短いと思われる、阪神「内回り」の芝2200mが今年のコースである。

今週で7週連続Aコース使用となるが、土曜の段階では相変わらず馬場は速く、内がよく伸びる。ただ、前週にくらべると少しずつ外も伸びるようにはなってきている。来週には一変もありそう・・・そんな馬場状態である。

ただしこれは「良なら」の話で、明日は午前中から雨の予報だけに、そうなると馬場の判断が非常に難しくなる。

で、マジカルラグーン。ガリレオの子で牝系もとにかく重厚な血統だけに、「速い馬場が良い」というコメントとは裏腹に、道悪も十分こなす下地はありそう。稍重で大敗した以外すべて良だが、この血統、あの走りから見る限り、道悪というよりはマイル戦でスピード負けしたのではないかの印象が強い。

多くの外国馬同様、時計勝負になってしまうと厳しい。特にこの馬はスピード不足の感が強く、時計勝負にならなかったときは、54kgの大恵量が活きそうではある。この馬の取捨は最後まで悩まなければならなそうだなぁ結局。

展開。
京都外回りだとスローになることが圧倒的に多い女王杯だが、内回りコースだった昨年はタフな流れだった。今年はローザノワール(父マンハッタンカフェ)が出ムチをくれてでも行くが、マジカルラグーンがどの程度の位置を取ってくるかによって展開が変わってきそう。いずれにしてもそう速くはならない。

ただ、休み明け以降大事に大事に乗られてきたデアリングタクト(父エピファネイア)は、今回ばかりは休む前のような積極的な競馬をしてくるはず。呼応するように昨年の勝ち馬アカイイト(父キズナ)が早めにまくって出ると、レースは一気に厳しくなる。雨次第では消耗戦になる可能性は十分だし、そうなりやすいコース形態でもある。

スピードタイプよりも多少持久力タイプが優勢になるとみる。

◎ ウインマイティー(復活→充実一途。牝系のスピード不足を父系が補う)
○ アカイイト(ここ狙い。昨年の流れ、馬場ならこれが強い)
▲ デアリングタクト(勝てていないが強い競馬してる。三冠馬に敬意)
△ イズジョーノキセキ(本格化。道悪も大丈夫と思われ)
△ スタニングローズ(ステイヤーに近い体型で底力ある)
△ ライラック(こういう中途半端な距離だと怖い)
△ ローザノワール(単騎で怖い)
△ クリノプレミアム(乗り替わりイヤだがこういう距離で意外性ある)
重注 ホウオウエミーズ

ただ、馬場次第で評価、というか買う馬券は大きく入れ替わることになると思う。人気ジェラルディーナ(父ディープインパクト)は、天気が味方してくれない気がする。
それ以外の人気どころは当然押さえることにするが、天気、馬場によらず本線にはしない予定。
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