でも娘は歴史が大好きで、大学に入って日本史の先生になりたいと思うほど歴史好きでした。
結局まゆみさんに甲斐性がなくて大学は諦めさせましたが。
で、娘が就職するとテレビもなかなか見れないので、
大河ドラマを毎週録画してくれと言われて録画してました。
娘は休みの日に家に帰って来て、撮り溜めした大河ドラマを見ていたものです。
数年前、新撰組を録画しながら毎週見ていました。
まゆみさんはそれを見ていて、境雅人扮する山南総長の切腹の回には涙がボロボロこぼれて
録画したものを巻き戻して、見ては泣き、巻き戻して、見ては泣きを繰り返しました。
何度見ても泣けて泣けて仕方がありませんでした。
そしてNHK放送局に感謝の手紙を書きました。
その手紙の中には近藤勇とお幸が会うときに
「お幸さんの船の時間が・・」という場面が時折出てくるが、
京都と大阪は陸続きなのになぜ船で移動するのかわからない。
太平洋周りでも日本海周りでも理解できない。
なぜ近藤勇とお幸が会うのに船なのかがわかりません。
という質問も投げかけました。
しばらく過ぎてからNHK放送局から電話が来ました。
「NHKの番組に感謝の手紙をいただいてありがとうございます。
お手紙の件に関しまして、京都のNHK放送局と連絡を取りまして調べさせていただきました。
当時は京都と大阪は淀川を使った船の移動手段が用いられていたとの回答でした」
ああ、淀川! 淀川を船で行き来していたんだ。納得!
それにしてもNHKはすごいなぁと思いました。
視聴者の声に対して、マンツーマンで対応してくれるんだなぁ。
まゆみさんは電話番号も伝えていませんでしたし、
電話帳にも載せていません。
おそらくは受信料の登録の控えを調べてわざわざ電話を下さったのだと思います。
まさかこうやってマンツーマンで疑問に対する回答を下さるとは夢にも思っていませんでした。
感謝、感謝でした。
受信料はきちんと払いましょう。
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