昔の日本人の道徳的なレベルは世界に誇れるものでした。
フランシスコ・ザビエルがキリスト教の布教のために日本に着いたときに
こう感じたそうです。
「聖書も何もない未開の国だとばかり思っていたのに
日本人は聖書で言うところの隣人愛を、普段の生活で実践している。
我々が教えるべきものはあるのだろうか?」
今の日本は「モンスター」と呼ばれる親や教師がまかり通っているのです。
戦後、アメリカの価値観を取り入れてしまったのともうひとつ、
まゆみさんが思うに、
1970年代以降に流行した「放任主義」が日本人の美徳を奪ってしまったのでは?と。
その頃に親にきちんと躾けられなかった子供たちが親になり、
子供に何をどう教えればいいのかわからない親が増えたせいではないかと。
幸いうちの親は放任しませんでした。
きちんと躾けてくれたことを、今感謝しています。
親も完全ではありませんから間違うこともたくさんあります。
まゆみさんにも親を憎んだ時期もありました。
それでも今は、この父と、この母の子に生まれたことを感謝しています。
放任主義の産物の結果を考えれば、
今の親たちも可哀想ですし、子供たちも可哀想だと思います。
これからの人たちに出来ることは、
良い本をたくさん読み、良い友を選ぶことです。
良くない友を選ぶべきではなく、
良くない友が自分を振り返り、反省の様子が覗えたときには
優しく諭してあげたいものです。
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