http://www.afpbb.com/articles/-/3164070
後藤さんは1969年に岐阜県岐阜市に生まれ、大学卒業後はアナウンサーを経て、祖父の代から続く節句人形作りの世界に飛び込んだ。「伝統は今を生きている」との考えから、大胆な色や現代的なファッションを取り入れた作風が特徴だ。
会場に展示された36点の人形も、伝統的な金びょうぶ前に並べて座らせるのではなく、一つ一つに森や浜辺などの異なる背景を設定。立ち姿や手を差し伸ばした生き生きとしたポーズからは、人形同士の語らいが聞こえてきそうだ。
「形にはまらなくていい。自分は自分でいいんだよと言われているような気がする」と館長の土橋佳子(Keiko Dobashi)さん(42)。卵巣がんを患い死去した後藤さんが、昨年6月に自ら制作途中の作品を運び込み見せてくれた遺作2点も公開中だ。「人の思いが伝わり平安から1000年も続いてきたひな人形のことを世界にもっと広めたい」と土橋さん。展示は4月8日まで。(c)AFPBB News
AFP
via AFPBB News アクセスランキング http://www.afpbb.com/
February 27, 2018 at 10:18AM
【このカテゴリーの最新記事】
- no image
- no image