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ミスマッチな3分3ラウンドの一戦で、メイウェザーは自身の年齢の半分にも満たない那須川から1回に3度のダウンを奪い、那須川陣営が試合を止めに入った。
メイウェザーはソーシャルメディア上で、この試合のファイトマネーが900万ドル(約9億9000万円)とほのめかしており、1分間に450万ドル(約4億4500万円)を手にしたことになる。
序盤は真剣さも見せていない様子のメイウェザーは、歯を見せて笑いながら力の入っていないパンチを繰り出していた。しかしその後、頭にジャブの連打とフックを打ち込み自身のパワーを示すと、1分過ぎに左フックを繰り出して那須川をキャンバスに倒した。
相手の苦しんでいる様子を察知してメイウェザーは勝負を決めにかかると、立て続けにパンチを繰り出して那須川を再びふらつかせ、強烈な右フックを頭に打ち込んで2度目のダウンを奪った。
那須川が明らかに立つのにも四苦八苦していると、残り1分を切ったところで陣営が試合を止めた。
メイウェザーは試合後にリング上で「全てはエンターテイメント。楽しんだ。自分は引退したままだ。ボクシング界に復帰するつもりはない。だが、この試合は日本のファンを楽しませるためにしたことだ」とコメントした。
この一戦は、ボクシングルールのみという厳格な規則が適用され、報道によればキックボクサーの那須川がキックした場合、500万ドル(約5億5000万円)の罰金が科されることになっていたという。またジャッジはおらず、勝者はKOかTKOのみで決まり、純粋なエキシビションマッチとなっていた。
試合は公式戦績には残らないため、両者ともに無敗を維持することになっていた。
メイウェザーは「おれの戦績には残らない。天心の戦績にも残らない。天心はまだ無敗で、おれも無敗だ。この試合はみんなのためのエンターテインメントだ」と付け加えている。(c)AFP
AFP
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January 1, 2019 at 10:16AM
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