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新税導入は予算案の一部として12月29日に市議会で可決された。
税額は2.5〜10(約315〜1260円)ユーロで、季節に応じて調整する。
新税は市内での宿泊の有無を問わず、全ての旅行者が対象となる。これまでクルーズ船のツアーでベネチアに立ち寄り、ホテルや貸しアパート代金の一部として徴収される宿泊税を免れてきた多数の日帰り旅行者にも課されることになる。
ベネチアには毎年、約600隻のクルーズ船が寄港しており、年間で数百万人訪れる観光客に対する地元住民の苦情の一因となっている。
航空会社やツアーバス会社は、料金に新税分を上乗せする可能性がある。
中道右派のルイージ・ブルニャーロ(Luigi Brugnaro)市長は日刊紙レプブリカ(La Repubblica)に、市の清潔さや安全の維持費はこれまで市民たちが負担してきたと指摘。その上で「今後、私たちがベネチアをきれいに保ち、市民がより快適に住めるようにするのを助けてくれる全ての人に感謝したい」と語っている。(c)AFP
AFP
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January 1, 2019 at 08:25PM
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