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バンド名は「シエルバス(Siervas)」。楽曲はロックンロールだが、セックスや薬物とは無縁だ。伝統的な修道衣に身を包み、持ち味のメロディックな旋律を奏でる。
メンバーはチリ、日本、エクアドル、中国、コスタリカ出身の若手修道女たちだ。
「これは、福音の教えを伝え、私たちの強さを示す新しい手段です」とメンバーの一人、シスター・イボンヌ(Sister Ivonne、37)は話す。「つまり、ロックは私たちが好きな音楽で、私たちがどういう人間かについて多くを表現してくれるのです」
シエルバスはキャッチーなキリスト教の歌を演奏する。メロディーだけを聞けば、音楽シーンの中心で活躍するロックバンドとほとんど変わらない。ペルーの首都リマで高層ビルのヘリパッドを舞台に演奏するミュージックビデオ「トラスト・イン・ゴッド(Trust in God)」は口コミで広がり、ユーチューブで約200万回再生された。
日本人のメンバーでバイオリン担当のシスター・アリサ(Sister Arisa、24)によれば、シエルバスは2014年にリマで、多国籍の音楽好きの修道女たちによって結成され、これまで米国を含む11か国で演奏してきた。シスター・アリサは「私たちが集まったのは、神様のおぼしめしでした」と語っている。(c)AFP/Roberto CORTIJO
AFP
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January 19, 2019 at 08:20PM
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