米グーグルの親会社アルファベットは30日、エリック・シュミット氏が取締役を6月に退任すると発表した。技術顧問は続ける。シュミット氏は元グーグル最高経営責任者(CEO)。
Googleがここまでの巨大企業(企業としてはアルファベット社に変わったが)になったのはシュッミット氏の手腕によるところは疑いようがない。
特に政治と関わりを持ち、政府を後ろ盾にし、アメリカの中で台頭していったのは見事。
でもそれで良かったのかとなるとやはり疑問が残る。
ブリンとペイジという二人の創業者はネットの民主主義を掲げた。そして「悪くならない」というのを社是にした。私たちはGoogleを民衆の側にいると思っていた。YouTubeを買収したがその時もGoogleならネットの自由を守ってくれると信じた。
最初に疑問に感じたのは中国政府の検索規制に応じたことだったかもしれない。今考えれば同じことが世界のネット全体で行われている。検索が正しく行われていないと感じる。それが広告のせいかなと思っていたが、検索アルゴリズムの大幅改正の度にどんどん「個人」の情報はでなくなった。
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