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人口の4分の1近くが1日当たり2ドル(約220円)未満で暮らしているフィリピンでは、段ボールは住まいや寝床、家具にもなる安価で豊富に存在する素材だ。
インスタレーションはもともと、中国南西部四川(Sichuan)省成都(Chengdu)市で制作されたもので、同市の街並みを再現している。だが、アキリザン夫婦は、段ボールを使っていることがマニラではより深い意味を持つと話す。
イザベルさんは、「他の場所では捨てられごみになってしまうが、フィリピンでは段ボールはとても重要だ」「ここではいろいろなものに利用されている。ベッドや家など何にでもなる」と話した。
インスタレーション「Here, There, Everywhere: Project Another Country」はマニラのデラサール大学(De La Salle University)内の美術館で展示が行われた。オーストラリアを拠点とするアキリザン夫婦はこの最新作で、移住についての問題を探求したという。
フィリピンでは、数百万人が海外で働いており、これら出稼ぎ労働者からの送金が国の経済の柱となっている。(c)AFP
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May 14, 2019 at 03:25PM
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