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2019年08月24日

香港の混乱が豪大学にも波及、追い詰められる中国人学生たち

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香港の混乱が豪大学にも波及、追い詰められる中国人学生たち

https://www.afpbb.com/articles/-/3241119

【8月23日 AFP】香港から飛行機で9時間離れた南半球のオーストラリア。だが、ここオーストラリアの大学のキャンパスでも、香港で続く抗議デモの問題を避けることは不可能だ。大学内にごまんといる中国人学生の一人に、香港の混乱をどう思うか尋ねてみるといい。不安そうな顔をされるか、礼儀正しく沈黙されるかのどちらかだろう。ある中国人学生は、香港について質問されるのが「怖い」と語った。

 豪大学のキャンパスでは、しばしば民主派支持の学生と親中派の学生が暴力的に衝突。侮辱的な言葉や殺すなどと脅しの文句をぶつけ合い、ソーシャルメディアも荒れまくっている。話を聞いた大半の中国人学生たちは申し訳なさそうに、香港のことを話すのは危険すぎると答えた。だが、中には匿名を条件に積極的に語ろうとする学生もいる。


 香港から2時間の距離にある中国本土の都市から来た「アンディ」さんは、仲間のほとんどは民主派、親中派のどちらにも巻き込まれたくないと思っているとAFPに語った。「僕たちは学ぶためにオーストラリアに来ているんです。抗議するためじゃない。どんな形でも勉強の妨げになることには関わりたくありません」

 一方、ニューサウスウェールズ大学(University of New South Wales)で学ぶ香港出身のジョンソンさんは、中国人学生コミュニティーが香港の抗議学生支持派と政府支持派に二極化していると危惧する。「口論の内容が過激化している」

■中国人学生たちは板挟み状態

 こうした状況について、シドニー工科大学(University of Technology Sydney)のジェームズ・ローレンスソン(James Laurenceson)教授は、中国人学生たちは板挟み状態に追い込まれていると指摘。香港の抗議デモに批判的なことを語れば中国共産党の回し者扱いされ、香港デモへの支持を表明すれば愛国主義的な中国人学生から非難されると恐れているのだ。

 ローレンスソン氏は、中国人学生たちが仲間の誰かや中国共産党関係者に監視されている可能性もあり、彼らの「懸念」もまっとうなものだと説明した。オーストラリアで中国共産党の見解と異なる意見を述べたために、中国本土にいる家族が当局者の訪問を受け「お茶」に誘われたという中国人留学生たちの話を、ローレンスソン氏も大学の知り合いから聞いたという。

 ローレンスソン氏によれば、一部の過激な愛国主義的学生たちは中国本土出身の学生にも嫌がらせや中傷を行っている。こうした愛国的なグループは民主派のポスターを破ったり、デモ参加者を脅迫したりしているが、そうした出来事の件数から判断して、過激な行動に走っているのはせいぜい20人から30人程度だという。(c)AFP/Joseph OLBRYCHT PALMER


AFP

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August 24, 2019 at 05:18PM
posted by blackcoffee11 at 17:20| Comment(0) | AFPBBNEWS

「ママ、死なないで」娘の目の前で元夫が女性殺害、トルコで激しい怒り

「ママ、死なないで」娘の目の前で元夫が女性殺害、トルコで激しい怒り

https://www.afpbb.com/articles/-/3241187

【8月24日 AFP】トルコで23日、女性が娘の目の前で元夫に殺害された事件の動画がインターネットで公開され、国民の間で激しい怒りを呼んでいる。

 動画の中で、血まみれのエミネ・ブルト(Emine Bulut)さん(38)は、「死にたくない」と10歳の娘に向かって叫び、娘は涙を浮かべて「ママ、お願いだから死なないで」と言っていた。


 日刊紙ヒュリエト(Hurriyet)によると、ブルトさんは今月18日、中部アナトリア(Anatolia)地方の都市クルッカレ(Kirikkale)のカフェで、4年前に離婚した元夫のフェダイ・バラン(Fedai Baran)容疑者に刺され、搬送先の病院で死亡が確認された。

 民放NTVの報道によると、バラン容疑者は警察に対し、いつも携帯していたナイフでブルトさんを殺害したと供述した。

 ブルトさんの名前はツイッター(Twitter)で世界のトレンドワートとなり、ハッシュタグ「#olmekistemiyorum(死にたくない)」はソーシャルメディアで広く引用された。

 首都アンカラでは23日、ブルトさん殺害事件に抗議するデモが行われ、数十人が参加した。

 動画が公開されるやいなや、アブドゥルハミット・ギュル(Abdulhamit Gul)法相をはじめとする当局者やセレブ、トルコ1部リーグのベシクタシュ(Besiktas)などのサッカークラブはブルトさん殺害事件を非難した。

 イブラヒム・カルン(Ibrahim Kalin)大統領報道官は、「この殺人犯は、最も厳しいやり方で罰を受けるだろう」とツイートした。

 政府によると、心理学者チームが娘のケアに当たっているという。

 トルコでは女性に対する暴力が急増しており、政府は必死で食い止めようとしている。

 女性権利団体「We Will Stop Femicide」によると、男性に殺害された女性の数は、2011年は1年間で121人だった、2017年は409人、2018年は440人、2019年は上半期だけで214人となっており、増加傾向にある。(c)AFP


AFP

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August 24, 2019 at 04:22PM
posted by blackcoffee11 at 16:25| Comment(0) | AFPBBNEWS

仏大統領の思考は 「植民地主義者」 ブラジル大統領が非難、アマゾン火災めぐり

仏大統領の思考は 「植民地主義者」 ブラジル大統領が非難、アマゾン火災めぐり

https://www.afpbb.com/articles/-/3241072

【8月23日 AFP】ブラジルのジャイル・ボルソナロ(Jair Bolsonaro)大統領は22日、同国北部アマゾン(Amazon)の熱帯雨林で森林火災が猛威を振るっている問題について、パリで開幕する主要7か国(G7)首脳会議(サミット)の参加国に対処を呼び掛けたフランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領に対し、「植民地主義者の思考」だと非難した。

 ボルソナロ氏はツイッター(Twitter)で、「当事者諸国の参加なしにG7がアマゾンの問題を議論するというフランス大統領の提案は、21世紀にはそぐわない植民地主義者の思考を想起させる」と非難。


 さらにボルソナロ氏は、マクロン氏がブラジルや他の中南米地域諸国の国内問題を個人的な政治的利益のために利用していると述べ、同氏の論調は「扇情主義的」だと批判した。

 マクロン氏は同日、ボルソナロ大統領の投稿に先立ち同じくツイッターで、アマゾンの火災は国際的な危機だと警告。今週末にフランスで開催されるG7首脳会議で最優先に議論すべき問題だと述べていた。

 マクロン氏は「まさに、私たちの家が燃えている。地球上の酸素の20%を放出する肺であるアマゾンの熱帯雨林が、燃えている。これは国際的な危機だ。G7サミットの参加国へ、2日後にまずはこの緊急事態について議論しよう」とつづっていた。

■「皇帝ネロ」ではない

 同日、大統領府前で報道陣の取材に応じたボルソナロ大統領は、ローマで火災が発生しても何もしなかった皇帝ネロ(Nero)になぞらえて自身が非難されていることについて、「無責任だ。そうした言い方は反ブラジル的だ」と反論した。

 ブラジルでは通常10月末か11月初頭まで続く乾期に、農作業や放牧をするために土地が焼き払われ、森林火災が拡大する傾向にある。(c)AFP/Giovanna FLEITAS / with Jorge SVARTZMAN in Rio de Janeiro


AFP

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August 24, 2019 at 01:25PM
posted by blackcoffee11 at 13:26| Comment(0) | AFPBBNEWS

少女ら虐待疑惑の米富豪、MIT機関と日本人所長に出資 研究者ら抗議の辞任

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少女ら虐待疑惑の米富豪、MIT機関と日本人所長に出資 研究者ら抗議の辞任

https://www.afpbb.com/articles/-/3241081

【8月22日 AFP】米名門マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究機関MITメディアラボ(MIT Media Lab)と所長の伊藤穣一(Joi Ito)教授が、多数の未成年の少女を性的目的で人身取引したとして米国で起訴され勾留中に自殺した米富豪ジェフリー・エプスタイン(Jeffrey Epstein)被告から、資金援助を受けていたことが発覚した。研究者らが抗議の辞任をする事態となっている。

 メディアラボ傘下のMITシビックメディアセンター(Center for Civic Media)所長のイーサン・ザッカーマン(Ethan Zuckerman)准教授は、2019〜20年度の学期終了と共に辞任すると表明した。


 ザッカーマン氏はブログプラットフォーム「ミディアム(Medium)」への投稿で、「私の論理はシンプルだ。私のチームの研究の主眼は、社会正義や、社会の主流から置き去りにされた人々や考え方を包摂することだ」と説明。「エプスタインと協力し、またその関係を隠蔽(いんぺい)したことは、こうした研究の価値観をあからさまに損なうものだ。そのような場所で、澄ました顔でこれらの研究に取り組むのは難しい」と述べた。

 さらにザッカーマン氏は、メディアラボが科学界におけるセクシュアルハラスメント撲滅に貢献した人に授与する「不服従賞(Disobedience Prize)」の2018年の受賞者3人に謝罪したことも明かした。

「メディアラボ設立時からエプスタインが深く関与していた事実によって、私が今後もそこで研究を続けることは不可能となった」とザッカーマン氏は述べている。

 メディアラボでは、女性や社会的弱者をインターネット上で虐待やハラスメントから保護する研究プロジェクトを主導してきたJ・ネイサン・マティアス(J. Nathan Matias)客員研究員も、伊藤氏とエプスタイン被告との関係が明るみに出たことを理由に辞意を表明している。

 伊藤所長は今月になって、公開書簡でエプスタイン被告との関係を謝罪。2013年にエプスタイン被告と知り合い、被告の自宅を訪れたことや、メディアラボと伊藤氏個人の投資ファンドに資金援助を受けたことを認めた一方、被告との交流の中で「起訴罪状にある恐ろしい行為に関わったことはおろか、本人が話しているのを聞いたことも、何らかの証拠を見たことも一切ない」と言明した。

 エプスタイン被告は伊藤氏と知り合う5年前の2008年、少女たちに金銭を支払って性的なマッサージをさせたとして米フロリダ州で有罪判決を受けている。

 学界では、ハーバード大学(Harvard University)のジョージ・チャーチ(George Church)教授(遺伝学)ら複数の科学者が、エプスタイン被告との関係を謝罪している。被告は生前、自身を「科学界のフィランソロピスト(篤志家)」と称し、著名な科学者らと交友があった。

 米メディアが報じた裁判所記録によると、性的搾取の被害者の一人とされるバージニア・ジュフリー(Virginia Giuffre)さん(36)は、10代の時にエプスタイン被告の自宅でメディアラボの共同創設者マービン・ミンスキー(Marvin Minsky)氏とのセックスを強要されたと証言している。人工知能 (AI)研究の一人者だった ミンスキー氏は、2016年に88歳で死去している。(c)AFP


AFP

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August 24, 2019 at 12:22PM
posted by blackcoffee11 at 12:26| Comment(0) | AFPBBNEWS

小惑星リュウグウ着陸機の最新画像、惑星形成解明への手掛かりに

小惑星リュウグウ着陸機の最新画像、惑星形成解明への手掛かりに

https://www.afpbb.com/articles/-/3241036

【8月23日 AFP】地球近傍小惑星「リュウグウ(Ryugu)」の組成に関する新たな手掛かりを得たとする研究論文が、23日の米科学誌サイエンス(Science)に掲載された。着陸探査機によって撮影された写真が手掛かりをもたらしたという。今回の研究で得られた知識は、太陽系の形成について理解するための助けとなる。

 リュウグウ表面の写真を撮影したのは、ドイツとフランスが開発した小型探査機「マスコット(MASCOT)」。靴箱ほどの大きさだというマスコットは2018年10月3日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2(Hayabusa2)」から分離され、地球と火星の間の軌道上にある直径約900メートルの小惑星リュウグウに着陸した。


 リュウグウの重力は地球の6万6500分の1と小さく、車輪で前進するとマスコットの機体が宇宙空間に浮き上がってしまう恐れがあった。そのため、重さ10キロのマスコットは車輪の代わりに、箱型の機体に取り付けられた金属製のスイングアーム(振り子)を動かすことで生じる微小な推進力を利用し、小惑星の表面を跳ねて移動した。

 マスコットは、リュウグウの表面で温度測定や写真撮影を行った。写真からは、小惑星の表面が2種類の岩や岩塊で覆われていることが見て取れた。カリフラワーに似たもろい表面を持つ黒っぽくて粗いものと、白っぽくて滑らかなものの2種類だ。

 研究論文の筆頭執筆者で、ドイツ航空宇宙センター(DLR)のラルフ・ジャウマン(Ralf Jaumann)氏は、AFPの取材に対し「興味深いのは、リュウグウが何らかのすさまじい過程を経た生成物であることが実際に示されていることだ」と語った。

 リュウグウについて研究チームは、衝突によって壊れてばらばらになった後に重力で再結合した2つの親天体の「子ども」であると考えられると指摘している。

 別の仮説もある。それは、天体の衝突が起き、内部に温度と圧力が異なる状態が形成された結果、2種類の物質が生成された可能性があるとするものだ。

 また今回、岩の多くに青や赤の小さな「包有物」が含まれていたことも分かった。岩の形成時に内部に閉じ込められた物質で、その特徴は地球上で発見される希少な始原的隕石(いんせき)の「炭素質コンドライト」に極めてよく似ているという。「この物質は原始的な物質だ。すなわち、原始太陽系星雲(太陽系の惑星を形成した星間塵(じん)や星間ガスの雲)に存在していた原初の物質だ」と、ジャウマン氏は説明している。

 はやぶさ2は採取した表面物質のサンプルを最終的に地球に持ち帰る予定だが、マスコットの観測はこの物質の原初の地質学的産状、すなわち物質が温度変化や風化にどの程度さらされているかに関する情報を提供する。

 これがなぜ重要なのか──。ジャウマン氏は次のように説明する。

「惑星が最初期にどのように形成されたかについては、まだ分かっていない」

「これを解明するには、このような小天体に行く(必要がある)。惑星形成の最初の1000万年〜1億年を理解するために、惑星の進化の歴史の最初から存在するこれらの原始的天体に行くわけだ」 (c)AFP


AFP

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August 24, 2019 at 07:25AM
posted by blackcoffee11 at 07:38| Comment(0) | AFPBBNEWS
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