予告
次回 ニキビ跡
シミの2回目です。シミに関する化粧品は様々あります。隠すだけの対処的な処置だけでしたら、それでいいでしょう。では根本的に治療するとなると、一体クリニックなのかエステなのか、どちらてしょうか。
日康生研が出した結論は、クリニックです。医療的な治療によって、効果的に治療・改善されます。それはお肌の構造と深く関係しているからです。シミの原因 は前回の記事です。
連載−2は シミの治療法です。
ごく一般的なクリニックでの治療法を述べます。各クリニックには、年々進化した最新の治療法を取り入れています。治療の詳細に関しては、クリニックで確認してください。
ピーリングによって、お肌のオーバーターンを促す治療法。
※ピーリング⇒ 角質を削り取る行為です。オーバーターン⇒新陳代謝のことです。
オーバーターンが乱れると、メラニン色素が排出されずに、皮膚内に止まってしまってシミになります。それで角質を落とす・ピーリングを行います。市販のピーリング剤もあって簡単そうですが「肌を削る」という作業ですから、慎重にしなければなりません。この段階からクリニックに通うことをお勧めします。クリニックでは、シミの種類によっては角質を削りません。
クリニックでピーリングを行う場合は、角質を柔らかくしてから行います。家庭ではできません。まだ加わります。クリニックではピーリングと共に美白効果のあるビタミンC等の内服薬を処方します。内服液の処方はご家庭では手が届きません。
レーザーや光治療で、メラニンを破壊するシミの治療方法。
老人性色素班があると、年寄なのに輪をかけてなお老けているように見られてしまいます。このシミにレーザーを当てると、シミの部分だけに反応して焼き切ってしまいます。破壊された細胞はかさぶたになって落ちて、新しいシミのない細胞に生まれ変わります。
これは、画期的な方法ですが、人によっては痛みがあって二度としたくないという方も居ます。
また、どの種類のシミに対しても有効ではなく、肝斑には全く効果がないことが分かっています。サロンに長く通うよりも早くシミの治療したい方や、老人性色素班で諦めていた方などは、クリニックを訪ねることをお勧めします。レーザー治療と併せて、その後のお肌ケアの外用薬を処方してくれるのが一般的です。
レーザーに代わる光治療で、医療用バスライトを用いるところもあります。レーザーと同じ効果があります。クリニックで経験豊富な医師に相談して、シミの種類に沿った適切な治療を受けることです。
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美白化粧品でシミは消えるのか厚労省が認めている成分です。
カモミラET(ハーブのカモミールから抽出。抗炎症作用もあります)。
トラネキサム酸(抗炎症剤として使われていたものを美白成分として開発)。
t.AMCHAシクロアミノ酸誘導体(美白と肌あれ防止の双方、医薬部外品の新規有効成分として承認)。
アルブチン(苔桃から抽出)。コウジ酸(醤油味噌などの麹菌由来)。
エラグ酸(イチゴ由来)。ルシノール(北欧産モミの木由来【輸入商標名】)。
ビタミンC誘導体(ビタミンCをお肌に吸収し易いように変えたもので、ニキビの炎症を抑える効果もあります)。
プラセンタ(胎盤【動物の胎盤で豚・牛・馬などの種類があります、植物性の胎盤はありません】)。
リノール酸(植物油由来)。4MSK(ターンオーバー促進)。
甘草。
などです。これ等は化粧品ですから「シミを防ぐ」という範囲から出ることができません。防ぐが目的でそれを超えることは出来ないのです。
クリニックで処方される外用剤であれば、お肌の漂白剤と呼ばれるような、シミを薄くすること、取ることを目的に作られています。
化粧品でなくクリニックで処方する、外用薬でシミを消す
美白化粧品を使ってはみたけれど、シミを消すには効果が現れないという方は。クリニックで化粧品ではなくて、外用薬としてハイドロキノン(チロシナーゼを強力に抑制)や、メラニン形成をブロック)やレチノイン酸(ターンオーバー促進、表皮を落として、メラニンを減少させ血流を上げて代謝促進します)を処方してもらって、化粧品より強制的に、美肌効果を期待することはできます。
これらは、表皮細胞に直接作用します。お肌のターンオーバーを高め、溜まっているメラニンを排出する治療法です。
強力な美白作用を備えているハイドロキノンを併用して漂白します。外用薬なので、医師とよく相談して使用することになります。
出来てしまったシミには対策があります。先回りして予防の対策方法もあります。諦めないで、適切な対応をすれば薄く目立たなくすることも可能です。
ビタミンCでシミ予防の対策と方法
ビタミンCには、メラニン色素を抑える効果があります。そして防ぐとともに色素を薄くしてくれます。またコラーゲンの合成を促してお肌を正常に保つ働きがあります。
更にビタミンCの中でもビタミンC誘導体(安定型ビタミンC)は、吸収力が数十倍もあり、活性酸素を消去して酸化を防ぎます。
ビタミンC誘導体が配合された保湿剤や化粧品を選びます。シミのできにくい肌の維持するために、ビタミンCをお口から摂取することも大切です。
ビタミンCの必要量を食事のみで摂取するのは難しいので、良質の栄養補助剤なども考慮します。
女性ホルモンとシミ予防の対策と方法
女性には生理があります。女性ホルモンとメラニン色素は関係が深くて、排卵後の二週間はメラニン色素が出来やすい体質になります。
また妊娠中にはシミやソバカスが出来易くなります。メラノサイト刺激ホルモンが増えて、メラニン色素が多くつくられる体質になります。
この影響で紫外線の影響を受けやすくなってしまいます。
妊娠中にシミやソバカスが出来易いのは事実です。普段以上に紫外線対策をします。栄養面からもお肌の栄養は、赤ちゃんにも必要ですからビタミンやミネラルは意識して摂ります。
お肌のケアでシミの予防と対策
シミに必要なお肌のケアは、お肌が生まれ変わる自然なサイクルに逆らわない、新陳代謝を促す成分や保湿成分。またお肌の栄養素や美容・美白成分が必要です。スキンケア製品は慎重に選びます。
お肌のケアにおいても、お口からの摂取も考えて食事するようにします。また、血行が好くないと摂取した栄養素が活きません。
お肌のケアに、血行を好くするマッサージが取り入れられているのにはそれなりの理由があります。普段から血行を好くするマッサージは有効です。
お肌は紫外線を浴びると色素形成細胞(メラノサイト)が刺激を受けて、紫外線の害から皮膚を守ろうとしてメラニン色素をつくります。元々皮膚を守っているのですが、色素が残ってしまうとシミになります。
注意しなければならないシミと紫外線の関係
紫外線は肝斑(紫外線に起因せず疾患の部類のシミ、医療機関で気にならない状態まで治ります)ができる直接の原因ではありませんが、多くのシミである日光性黒子、老人性色素班と呼ばれるシミは紫外線が原因でできるものです。
症状を悪化させたり、再発させる因子の一つとして広く知られています。
少量の紫外線を長時間浴びてしまった。短時間に大量の紫外線を浴びてしまった。ということになると重大な事態なるほど悪化します。
シミと紫外線の関係では普段から紫外線を浴びないこと
海水浴などで日焼けした場合に、赤くなるだけで黒くならない色白の方は、なるべく紫外線に当たらない注意が要ります。紫外線起因のシミが出来易い体質です。反対に黒っぽく日焼けをしてしまう方は肌を保護するメラニン量が多く出ています。
日焼けをして肌が黒くなるのは、メラニン色素が多く生成されるからです。このメラニン色素には、紫外線が皮膚の深部に侵入してくるのを防ぐ役割があります。生成されたメラニン色素は、皮膚のターンオーバーにより排出され、もとの皮膚の色に戻ります。
ですが慢性的に紫外線を浴び続けたり、加齢とともにターンオーバーが遅れたりすると、不均一に沈着してしまいます。
これがいわゆる「シミ」となって皮膚に残ってしまいます。ターンオーバーが早すぎると軟らかい皮膚となって、いわゆる弱い皮膚の状態になってしまいます。
逆にターンオーバーが遅れると、硬い皮膚(角質)となって剥がれない状態になっています。どちらも正常ではありません。なるべく紫外線に当たらないことに、普段から気を付けていないと紫外線に当たった量の蓄積で老人性色素班になると言われています。
薄茶色で輪郭がはっきりと現れた類円形ですかられそと分かります。外で仕事をしている方などは、年齢が若くても現れる場合があります。
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2016年09月24日
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