『 甘酒 』も『 ヨーグルト 』も、どちらも美容や健康に良いということは、皆さんご存知だと思います。
その2つを合わせると、さらにパワーがアップ!
相乗効果で「 ダイエット 」にも「 美容 」にもさらに良くなるのだとか。
2つの食品が合わさることでどのように栄養価が高まるのか…。
今回は「 甘酒ヨーグルトの食べ方などについて 」紹介します
甘酒ヨーグルトの効果・効能!!
甘酒の麹菌とヨーグルトの乳酸菌が合わさると、どんな素晴らしい効果があるのでしょうか。
ちょっと想像しただけでも楽しみですよね。
腸の善玉菌を増やす!
ヨーグルト、甘酒はともに『 発酵食品 』です。
たくさんの微生物が入っていて、これらが腸に入ることによって善玉菌の働きを活発にし、腸内環境を整えていきます。
甘酒は、
オリゴ糖
食物繊維
も含まれているので、善玉菌の餌になって活発に働くように働きかけます。
だから甘酒とヨーグルトを一緒に摂るというのは理にかなったことなんですね。
便秘を解消してダイエット!
腸内環境が良くなれば、『 便秘の解消 』にも役立ちます。
老廃物など不要なものがたくさん溜まっていると悪玉菌がどんどん増殖し、更に腸の働きが悪くなります。
甘酒ヨーグルトで腸の働きが良くなればお腹の中からスッキリ!
溜まっていたものが排出されるだけでも体重が減ることもありますし、栄養の吸収が良くなって巡りの良い身体になるので、ダイエットにはとても役立ちます。
また、甘酒もヨーグルトも「 底カロリー食品 」なので、食べても罪悪感がありません。
甘酒⇒81kcal
ヨーグルト⇒100kcal
朝食代わりに食べると低カロリーなのに栄養満点で、しかもお腹の中からキレイになる、素晴らしい組み合わせです。
免疫力のアップに!
お腹の中がキレイになると、『 免疫力もアップ 』して風邪を引きにくくなるなどのメリットがあります。
というのも、腸には全身の免疫細胞の7割が集まっていると言われていて、腸の状態と免疫力は深い関わりがあるからなんです。
2つの発酵食品の効果で腸内環境が良くなれば、「 免疫細胞の働きも活発化する 」でしょう。
アレルギー体質の改善にも!
アレルギーと腸内環境の関係も指摘されています。
甘酒ヨーグルトは2つの食べ物の相乗効果でお腹の中をキレイにしてくれるので、時間はかかるかもしれませんが、徐々に『 アレルギー体質を改善 』していくことが出来るかもしれません。
鼻水、鼻づまりなどの辛い症状は薬で抑えつつも、体質改善のために甘酒ヨーグルトを取り入れて欲しいと思います。
胃腸を元気にする!
ヨーグルトはタンパク質やカルシウムなども摂れるのに消化の良い食べ物なので、胃に負担をかけません。
風邪気味で食欲のない時にも食べやすいですよ。
その中にある、
アミラーゼ
プロテアーゼ
などの消化酵素が食べたものの消化を助けます。
だから甘酒ヨーグルトは、「 胃腸に負担をかけずに、消化もサポートする 」ので、『 胃腸を元気にしてくれる 』のです。
肌や髪をキレイにする!
甘酒ヨーグルトに含まれるビタミンB群が、新陳代謝を促進して『 肌 』や『 髪 』をキレイにするのに役立ちます。
年齢とともに新陳代謝が低下してくると、肌がガサガサになったり、髪が抜けやすくなるなどのトラブルが増えてきます。
それを防ぐには、「 新陳代謝を良くすること 」。
そのためには、ビタミンB群をたっぷり摂るのが大事です。
甘酒にもヨーグルトにも1番大事なビタミンB2が豊富に含まれているので、美容の面からもこの2つの食材はとてもおすすめです。
シミを防ぐ美白効果!
甘酒に含まれる麹菌はシミの原因となるメラニンの生成を抑える働きがあります。
また、甘酒にもヨーグルトにもビタミンB群が豊富なので、肌の代謝を促すことによって『 シミが出来にくくする働き 』も期待できます。
メラニン色素は出来たばかりではまだシミにはなりません。
若いうちは新陳代謝が活発なので、メラニン色素が作られてもすぐに排出されるのでシミとして残らないのです。
しかし、年齢とともに肌のターンオーバーが乱れてくると、出来たメラニン色素が排出されずに残ってしまうため、シミになるのです。
甘酒ヨーグルトの麹菌とビタミンB群の働きによって、メラニン色素を作りにくくし、新陳代謝を促すことで、シミの予防に役立つのです。
疲労回復!
甘酒は江戸時代、夏バテの特効薬として庶民に親しまれいました。
吸収に良い糖分が疲労を回復するのに役立ったのでしょう。
今では冬のイメージがある甘酒も、その昔は夏の飲み物だったのです。
ヨーグルトにも、
タンパク質
ビタミンB群
カルシウム
などの栄養素がたっぷりで、代謝を促進するので『 疲労回復 』に役立ちます。
甘酒ヨーグルトの作り方!!
甘酒ヨーグルトの作り方はとても簡単で、混ぜるだけ!
スーパーで売っているもので十分なので、早速作ってみましょう。
基本の材料
ヨーグルトと甘酒は、お好みのものを用意してください。
だだ、ヨーグルトは砂糖の入っていない『 無糖 』のものを選んでくださいね。
甘酒は、
酒粕で作る甘酒
米麹で作る甘酒
がありますが、米麹で作られたものならアルコールも入っていないので、お酒が飲めない人も安心です。
また、酒粕で作られたものは砂糖がたっぷり入っていることがあるので、自然な甘味の「 米麹の甘酒の方がおすすめ 」です。
米麹で作るは炊飯器を使って麹から作るレシピもありますし、ヨーグルトを毎日食べている人はヨーグルトメーカーを使って手作りしている人もいますね。
ただ、時間も手間もかかるので、まずは市販のもので試してみてください。
慣れてきたら自分好みの味にするために、色々と手作りに挑戦してみるのもいいでしょう。
混ぜるだけ!
作り方はとっても簡単!
『 甘酒とヨーグルトを混ぜるだけ 』です。
ヨーグルトが多めならデザート感覚で食べれますし、甘酒が多めならドリンクのような感じになるでしょう。
割合に決まりはないので、お好きな割合で混ぜてみてください。
いつ・どうやって?甘酒ヨーグルトの食べ方!!
甘酒ヨーグルトはいつ食べてもいいですが、温度などはちょっと気をつけたほうがいいかもしれません。
間食代わりに!
お腹がすいた時についクッキーやおせんべいを食べてしまう人は、代わりに甘酒ヨーグルトにしてはどうでしょうか。
これだけでもかなりカロリーオフになりますし、しかも栄養価は高いので、ダイエット中でも安心して食べられると思います。
特に夕方の小腹がすいた時に食べると、いいエネルギー補給になって仕事ももうひと頑張りできるでしょう。
朝食代わりに食べるのがおススメ!
栄養価が高いので、お腹が空になっている時、つまり朝食代わりに食べるのもおススメです。
バナナや無糖のグラノーラなどを加えてもいいですね。
腹持ちが良い、立派な食事になります。
常温で食べる!
冷たい甘酒とヨーグルトを朝から食べると胃腸を冷やしてしまいます。
できれば少し温めて(40度くらい)食べるといいでしょう。
混ぜてから電子レンジでチンしてもいいですし、先に甘酒を50〜60度くらいに温めてヨーグルトと混ぜるという方法でもOK。
温めるのが面倒であれば、白湯を飲んで胃腸を温めてから食べることをおすすめします。
あまり温度が高すぎると、せっかくの菌達が死んでしまうので、体温よりちょっと高いくらいがいいでしょう。
お好みでトッピングアレンジ!
甘酒ヨーグルトはそのままでも十分甘味があって美味しいのですが、トッピングを工夫すると更に美味しくなります。
はちみつ
黒糖
きなこ
ゴマ
などをかけて食べてみてください。
おすすめはきなこと黒糖。
高級なデザートを食べているようで、お腹だけでなく気持ちも満足します。
お腹も肌もキレイになる甘酒ヨーグルト!!
『 甘酒 』と『 ヨーグルト 』。
和と洋の代表的な健康食品で、以前からずっとあったのに、組み合わせることはなかなか思いつかなかったですよね。
この2つを組み合わせることでこんなに素晴らしい効果が得られるなら、混ぜて食べた方が絶対お得!
甘酒の自然な甘味がヨーグルトの酸味を抑えるので、とても食べやすくなります。
まだ試したことない人は、この機会に試してみてください