20/3/1 栗田厩舎
1日の中山競馬ではスタート後に押していくも中団からになる。
何とか流れに乗っていきたかったがポジションを下げてしまい、
直線でも目立つ伸びはなく14着。
「馬体重はプラス20キロと前走から増えていましたが、
見た目的にも動き的にも太すぎると思うことはなく、
いい格好で送り出せたのではないかと捉えていました。
競馬へ臨む雰囲気も良かったんです。
しかし、レースでは思うような走りが見られませんでしたね…。
調教では時計を詰められるようになっていて、
しかも結構いい時計で走れるようになっていたのですが、
その良さが出せず悩ましいです。
前走はある程度のポジションから進められたけれど
最後にバテるような感じで、今回は進みきれないというもの。
比較がしづらいのですが、ジョッキーに聞くと
『返し馬から雰囲気がよく、走りからもダートは良さそうと思いました』
ということだったんです。
ただ、内目の枠からのスタートで砂を被ったことを気にして
進んでいかなかったところもあったようでした。
気難しいところがある馬なので苦しくなって
嫌気が差してしまったのかもしれません。
今後をどうすべきか悩みますが、いずれにせよ、
トモが辛くなって前走からここまで時間を要した馬なので、
ただ単に嫌気が差しただけと決めつけず、
肉体面のダメージが出ていないかもよく確認し、
もちろん、精神状態もよく見て、
この後の調整過程をどうすべきかを判断していきます」
(栗田師)
プラス20キロの数字が示すように以前とは体つき、
調教の動きともに変化が見られるようになり、
巻き返しに期待がかかりました。
しかし、思うように進んでいかず、稽古のときのような
いい走りがまったく見られずに終わってしまいました。
今後についてどうすべきかかなり迷うところですが、
力を出せるようになれば変わってもいいはずなので、
気持ちを切らさずに前を向いていきたいです。
この後についてはレース後の心身のダメージ具合を見つつ
検討していきます。
20/3/4 栗田厩舎
4日は軽めの調整を行いました。
「先週のレースでは初戦から変わっていいはずと考えていたのですが、
思うようにいかず申し訳ありません。
ダートの走り自体は良いものの、精神的なもろさが目立ちますね…。
普段の調教でも所々で見せますが、
競馬の日は装鞍のときに馬っ気を出すなど、
気持ちが違う方に行っていたので、
より集中できるように持っていければ変わってもいいはずです。
メンバーレベル等を考えても勝つなら
芝よりダートかな…という気がしますが、改めて検討していきます。
レース後、脚元の様子は問題なさそうですが、
この間の競馬を見ていると本場なら中山より
広い東京のほうがベターなのではないかという気もしましたので、
いったん出してその時期の出走に備えようと思います」
(栗田師)
20/3/5 NF天栄
5日にNF天栄へ放牧に出ました。
レースは14着でした。
内枠で砂を被って嫌気をさしたような感じでしたね。
外枠ならもう少しやれそうですが、
未勝利脱出するにはのんびりできないですね。
次走は東京開催で出走になりそうですが
ダートだと距離は1300mになります。
距離が持つかも心配ですが、ダート2戦目で変わって欲しいですね。
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