Customer and Partner Welcome from IDERA
またですよ! Delphi、C++ Builderって不運というか...なんだかな〜
今回は IDERA に買収されたようです。
IDERA をよく知らないので、なんともいえませんが、
ボーランドからコードギア、コードギアからエンバカデロと、
移るたびにバージョンアップが繰り替えされ、
エンバカデロになってからというもの、毎年のようにバージョンアップしてたので、
今度はどうなることやら。
今回届いたメール、【IDERAよりエンバカデロのお客様へ】
このたび、エンバカデロ・テクノロジーズは、独立系ツールベンダーのIDERA(アイデラ)により買収、合併する方向で合意に至りました。このレターは、IDERAのCEO Randy Jacopsから、エンバカデロのお客様へのメッセージです。
お客様各位
IDERAのCEO Randy Jacopsです。すでに、IDERAによるエンバカデロ・テクノロジーズ買収に関する発表をご覧になられているかもしれません。
私たちは、エンバカデロがこれまでデータベース技術者と開発者向けの製品によって市場をリードしてきた歴史を受け継ぎ、皆さんをIDERAのお客様としてお迎えできることを大変光栄に思っております。このレターでは、私たちIDERAを紹介させていただくとともに、エンバカデロを獲得した意義について説明させていただきます。
IDERAは、データベース、アプリケーション、ITインフラ向けのパフォーマンスモニタリングソリューションを、世界各国の1万人以上のお客様に提供しています。私たちは、データベース技術者がIT全般のパフォーマンスに大きな影響力を持つと考え、データベースを中心とした製品戦略を展開しています。弊社の製品は、テクノロジースタック全体のパフォーマンス問題の迅速な特定と解決を可能にするほか、ユニークなセキュリティ/コンプライアンス機能も提供しています。
私は、2013年にCEOに就任し、これまで、イノベーション、品質、使いやすい製品の提供を通して、お客様との長期的な関係作りに尽力してきました。私は、次のような活動によってお客様を成功に導くことこそが、ソフトウェア企業が成功する道であるという信念を持っています。
高品質なソフトウェア – 自動化されたコードカバレッジによる完全なテスト
使いやすさ – UXの単純化、特にインストール/アップグレードのプロセス
アプリケーションのスピード – 最小の待ち時間、堅牢性とスケーラビリティ、リアルタイム分析
お客様の満足は、ソフトウェア企業がこれらの指標に基づき製品を提供することによって得られます。優先順位をつけてイノベーションと機能を計画的に提供していくことにより、お客様とはより深い関係を構築できます。IDERAは、これらの目標を反映するための投資を優先し、エンバカデロの製品にも同じ哲学を適用してまいります。
ご存じのように、エンバカデロには、1)多様なデータベースに対応したモデリング、管理、パフォーマンスツール、2)マルチプラットフォーム向けアプリケーション開発ソリューションといった2つのユニークな製品ファミリーがあります。
エンバカデロは、Global 2000のほぼすべての企業、1万社以上の数百万のユーザーに製品を提供してきた実績があります。また、世界各国で支社やパートナー企業が活動しています。
エンバカデロのデータベースモデリング、管理、パフォーマンスツールは、IDERAの製品と重複する機能は少なく、お互いを補完する関係にあります。2つのビジネスを組み合わせることで、データベース技術者に、企業全体でデータの管理、配布、保護が可能になる完全なソリューションを提供できるようになります。使いやすさ、品質、スケーラビリティといった面で、私たちの製品価値を遵守できるよう、これらの統合について皆さんのフィードバックを求めることになるでしょう。
エンバカデロの開発ツールについては、私たちIDERAにとって新たな取り組みであることを認識しています。すでに、コミュニティフォーラムで、IDERAの意図に関して直接質問をお受けしております。私は、IDERAが開発ツールに大きな価値を感じているということを強調したいと思います。アプリケーションが、多様なプラットフォーム上で増加するにつれ、次世代アプリケーションを構築するためのツールの必要性も増しています。IoTや近接検知などの概念は、数年前には存在しませんでした。現在では、これらの機器を利用するアプリケーションを構築し、社会に利便性を提供できる可能性があることを、だれもが認識しています。
私たちは、アプリケーション開発市場における勝者は、開発者にフォーカスし、市場投入のスピード、使いやすさ、変化への機敏な対応によって差別化できると信じています。こうしたことは、すべてIDERAの製品やお客様の成功に対する考え方と一致します。
そのため、エンバカデロの開発ツール専任のリーダーシップチームを新たに結成し、今後も技術革新や適切な買収などの活動を通じてビジネスを成長させていく体制を作りました。私の長年の同僚であるAtanas Popovが、エンバカデロに加わり、このチームを率いることになりました。Atanasは、このビジネスの成長にフォーカスし、私たちのソリューションにより多くのお客様が関心を持っていただくための投資を行っていきます。私たちは、エンバカデロの開発ツールに大きな可能性があると信じており、私たちの投資の優先順位を決定するために、皆さんと仕事ができることを楽しみにしています。
最後に、エンバカデロは、長年にわたり、信頼性の高い販売代理店やパートナーのネットワークの構築に尽力してきました。多くの企業は、このようなネットワークの構築に苦労していますが、健全なリセラーおよびパートナーのビジネスがあれば、その可能性は大きなものがあります。エンバカデロは、活発かつ重要なグローバルパートナーを数10社有しています。健全なリセラー/パートナーネットワークの維持には、よりよい製品の提供や潜在的な顧客の獲得が不可欠です。私たちは、エンバカデロのパートナーにIDERAのより広範な製品群を扱っていただけることを期待しており、IDERAの有能なマーケティングチームを活用して、メッセージや顧客開拓の改善を行ってまいります。こうした変更や投資によって、パートナーの皆様の機会も拡大するものと信じています。
皆さまとのコミュニケーションを進めるためにも、私たちは、アクティブなお客様に製品ロードマップを公開し、関心のあるお客様との対話を維持することが必要であると考えています。私たちは、ユーザーコミュニティが重要な顧客価値を提供するものと考えており、今後も適切な投資を継続していく計画です。また、そのための場を改善していくことにより、お客様の価値も高めてまいりたいと思います。私たちは、これらの原則にコミットし、皆さんのために日々の改善を積み重ねてまいります。
本件に関するご質問がございましたら、直接私 (randy.jacops@idera.com) にコンタクトしてください。2万人以上のお客様とすべて直接対話させていただくのは現実的ではありませんが、ご質問には誠意をもって対応させていただく所存です。また、将来のロードマップレビュー、Webセミナー、関連するコンテンツなどの機会も提供してまいりますので、興味をお持ちになったことがらに関するこれらのセッションにぜひご参加ください。
新しいIDERAを宜しくお願い申し上げます。
敬具
Randy Jacops
CEO, IDERA, Inc.
先月から噂があり、ちょっと話題になっていました。
以下Twitterから引用
エンバカデロがIderaという企業に買収されようとしてる(?)らしいけど、色んなとこ見てると「IderaはDB屋としてのエンバカが欲しいからDelphiは捨てられる可能性がある」と書いてる人もいて、久々にDelphiの明日はどっちだ感ある
正直CodeGear買収後のシナジー効果は限定的な気がするので(社内体制の整備にはお互いに効果はあったという気はしてます)、またCodeGearで分かれてMBOでもすればいいんじゃ?とか思ったり
ユーザーも結構多くいますから、Delphiが無くなることはないと思います。でも、将来的にはどうかあ。価格を下げるとかラインナップをもっと細分化して求めやすくするとかしないとね。オープンソースの開発環境も結構頑張っているしね。
とりあえず登録ユーザにはIderaの偉い人からのメールも来てますが、*当面は*現状維持と考えてよさそうです。というかIderaは彼ら自身でまだ開発ツール屋という商売を理解していないと考えていそうです。
そして本日は、
エンバカデロ買収されたのか。もう何がなんだかよくわからんw / Microsoft tool-crafter Idera buys database, app firm Embarcadero • The Register https://t.co/ …
EmbarcaderoがIDERAに買収されたらしい。せっかくエンバカデロの名前も日本にも根付いてきたのに、また馴染みのない名前になっちゃう。 idera.com/about/news/pre…
エンバカデロがIDERAに買収されたかぁ Delphiが残ってくれればいいんだが
エンバカデロがIDERAってとこに買収されたらしい、、、delphi&builderはどうなるのだろう、、、
とまぁ、Delphi信者は沢山いてるので、やはり今後が気になりますね。
YoutubeやTwitter、Microsoftがスリム化する一方、
ここ数年のデータベースの巨大化に伴い、
関連するサービスの技術を保有する会社は凄い勢いで成長しています。
結局、LineやAWS、Twitter、Facebookなど、どんなサービスであってもデータベースはつきものですし、
パフォーマンスやチューニング、セキュリティとなると、
まったく別次元の技術なので、
今後もデータベース関連の買収は続きそうです。
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