Windows上の特定フォルダを仮想ドライブとしてマウントする方法
substコマンドによるドライブマウント
(例)
例えば、C:\HOGEHOGE フォルダを Z:でアクセスしたい場合
管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、
C:\>subst Z: C:\HOGEHOGE
とすることで、Z:で C:\HOGEHOGEにアクセスできるようになります。
あとは、これをBATファイル化し、スタートアップで起動することで、起動時に自動的にマウントしてくれます。
レジストリに指定することも可能です。「レジストリによるドライブマウント」で説明します。
subst構文
subst
レジストリによるドライブマウント
Windows8まではsubstで大丈夫でしたが、
Windows10の場合はレジストリを利用する方が便利です。
レジストリによるドライブマウント
方法は2種類です。
ひとつめは 「HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run」 キーに文字列値を作成しsubstコマンドを実行する方法。
Runキーは、Windows10にサインインした後に実行する動作を指定できるもので、
ここにsubstコマンドを実行ことで、特定フォルダをドライブとしてマウントすることができます。
もうひとつの方法は、 「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\DOS Devices」 キーに文字列値としてパスを書き込むというもの。
例えば、「X:」ドライブに「C:\HOGEHOGE」を割り当てる場合、
名前:「X:」
データ:「\??\C:\HOGEHOGE」
となります。
「??」はそのまま入力してください。
まとめ
今回は、Windowsで特定のフォルダを仮想ドライブとしてマウントする方法として
「substコマンド」を使う方法と、「レジストリ」を編集する方法を紹介しました。
かなり便利なのでメモしておくといいかもです。
以下のサイトを参考にさせていただきました。
Windowsで特定のフォルダを仮想ドライブとしてマウントする方法
Windowsでフォルダをドライブに見せる&ドライブをフォルダに見せる。
Windows 10ミニTips 第167回 Windows 10で「subst」コマンドは使えない?
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